『HERO SHOW』桐生市らしさをもっと全面に出して欲しかったゆるコメ【TSUTAYAプレミアムで映画漬け】
本企画は、TSUTAYAプレミアムを利用して1日1本映画を鑑賞し、その記録を予想と感想を交えてお伝えしていくものである。
2019年3月15日の鑑賞タイトル『HERO SHOW』
鑑賞前の期待値「インディーズならではの面白さ」
本日公開の映画『キャプテン・マーベル』にかけて、ヒーロー映画(本当は女性主人公が良かったが)をTSUTAYA TVで検索中に引っかかったこちらを。この映画は『TSUTAYA TV INDEPENDENT FILM PROGRAM(TIP)』で配信されているオリジナルのインディーズ作品。メジャーではできない面白さに期待したいところだ。
鑑賞後の感想「桐生市らしさをもっと全面に!」
夏。群馬県の桐生が岡遊園地。桐生戦士ジュバン(白洲迅)のヒーローショーも客はガラガラ。集客をどうにかしないと遊園地が潰れると危惧する園員たちの前にある日、秘密結社を名乗る黒ずくめの軍団が現れて…。
実在の遊園地と架空のご当地ヒーローをかけ合わせたローカルムービー。時間も30分以下なので見やすく、展開内容も王道と言えるだろう。オチを除いては(笑)。主人公の英雄を演じる白洲と、園の同僚で英雄の彼女(だと思う)のユミ(まなこ)など、出演メンバーは作品のゆるいコメディにしっくり馴染む配役。
劇中、集客に備えてジュバンをパワーアップさせるために市民を巻き込んであれこれ議論する場面があるのだが、桐生市らしさについて話しているので、ここはもっと振り切って目立たせたほうが面白かったと感じた。
『HERO SHOW』で一番グッときたポイントは「内容に見合ったオチ」
兎にも角にも一番の見所は秘密結社とジュバンの戦いとなるオチの部分。身の丈にあった、とはまさにこのことだろう。
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『HERO SHOW』について
【製作年】2015年
【監督】近藤巧
【出演者】白洲迅、まなこ、マギー司郎 ほか
【あらすじ】倒産しそうな遊園地。お客さんが全く入らないのに低予算のヒーローショーを続ける主人公英雄。夏のある日、そんな遊園地に悪の秘密結社が世界征服のために攻め込んでくることを知る。しかし、遊園地の集客アップができるかもしれないと英雄と遊園地の従業員たちは悪の秘密結社との決戦当日をイベントとして利用しようと計画する。世界が滅ぶかもしれないという現実から目を逸らし、英雄と従業員たちは地元の人達を巻き込みながらご当地ヒーロー「ジュバン」をパワーアップしていく。集客アップの為にイベントを成功させたい遊園地の従業員たちと両者の思惑はすれ違ったまま決戦当日を迎える…。
【Filmarks★評価】―(5点満点中)
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