『弾丸ランナー』迷える男たちへ贈られるメッセージがアツい、SABU監督のデビュー作【TSUTAYAプレミアムで映画漬け】

『弾丸ランナー』

『弾丸ランナー』

本企画は、TSUTAYAプレミアムを利用して1日1本映画を鑑賞し、その記録を予想と感想を交えてお伝えしていくものである。

2019年3月26日の鑑賞タイトル『弾丸ランナー』

鑑賞前の期待値「続・SABUワールド」

先日の『MONDAY』でSABUワールドが少し見たくなったのでデビュー作をチョイス。ダイアモンド☆ユカイが異色といえば異色だが、『MONDAY』でも出演の(こちらが後だが)堤真一&田口トモロヲとの絡みも面白そうである。

鑑賞後の感想「文字通り駆け抜けて終わる映画だが、謎演出もあった」

職場のストレスと失恋が重なり、「男ならなにか大きいことやって見せて」と焚き付けられた安田新吉(田口トモロヲ)は、銀行強盗を計画する。しかし当日にマスクを忘れ、コンビニに向かうも、店員の相沢健二(ダイアモンド☆ユカイ)と一悶着あり、走って逃げるハメに。2人が追いかけっこを繰り広げていると、相澤と関係のあったヤクザの武田一男(堤真一)が偶然鉢合わせて…。

この映画は例えるなら「ワケあり男子3人の青春物語」とも言えるような内容。モヤモヤを抱えながら走り続けているうち、自分が今まで感じたことのなかった感情にたどり着くという、映画のスタートから見ると全く想像のつかなかったまとめ方であった。主役の3人はとにかく走りまくるので、撮影はさぞ大変だっただろうなと感じずにはいられない。

走りと回想(モヤモヤの理由)・および妄想を交互に交えながら話は進むのだが、妄想の部分ではセクシー女優が登場する謎演出(SABU流の笑い演出?)も。ちなみに、ストーリーに絡んでくるヤクザの組員や組長まで妄想が入るのは流石に笑ってしまった。この演出もやはり謎ではあるが(笑)。

ストーリーは難しくないので見やすいし、田口トモロヲ、ダイアモンド☆ユカイ、堤真一はそれぞれいい配役なのでベースはよくできていたのではと思う。

『弾丸ランナー』で一番グッときたポイントは「1番いいメッセージをくれる男、大杉漣」

堤真一演じる武田の兄貴分として登場する大杉漣は、この映画においてもっとも大切なメッセージを放つ重要なキャラクター。人生の生き方を走りに例えて武田の肩を押すくだりにはぐっとくるものがあったし、最も共感できる場面だった。

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『弾丸ランナー』について

【製作年】1996年
【監督】SABU
【出演者】田口トモロヲ、ダイアモンド☆ユカイ、堤真一、麿赤児、大杉漣、菊池隆則、堀部圭亮 ほか
【あらすじ】安田新吉は職場のストレスと失恋が重なり、ヤケを起こして銀行強盗を計画。ところが、立ち寄ったコンビニでふとしたはずみから発砲してしまうと、逆にシャブ中の店員・相沢健二に銃を奪われ追いかけられるハメに。と、そこに組長の命を守れず腐っていたヤクザ・武田一男が現われる。武田は相沢の姿を見ると突然逆上、武田もまた相沢を追って走り出す…。
【Filmarks★評価】3.4(5点満点中)

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アーティスト情報

ダイアモンド☆ユカイ

生年月日1962年3月12日(57歳)
星座うお座
出生地東京都西東京市

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堤真一

生年月日1964年7月7日(55歳)
星座かに座
出生地兵庫県

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