『シャニダールの花』メリハリある演出が非常に印象的な一本【TSUTAYAプレミアムで映画漬け】

『シャニダールの花』

『シャニダールの花』

本企画は、TSUTAYAプレミアムを利用して1日1本映画を鑑賞し、その記録を予想と感想を交えてお伝えしていくものである。

2019年4月2日の鑑賞タイトル『シャニダールの花』

鑑賞前の期待値「石井岳龍監督×綾野剛+黒木華」

明日、監督・石井岳龍×主演・綾野剛で贈る『パンク侍、斬られて候』がリリースされることを記念してこの2人が組んでいる作品をチョイス。綾野の相手役は黒木華という安心感もあるので、石井岳龍ワールドに入り込んだ二人を楽しみたいと思う。

鑑賞後の感想「セリフ重視のため、無駄な音を極力省いた演出での強弱が非常に印象的」

製薬会社の研究所。ここでは、一部の女性の体に咲く花=シャニダールの花を使い、新薬開発の研究が進められている。研究所に務める大瀧賢治(綾野剛)はある日、本社から来た美月響子(黒木華)を案内する。そして大瀧は「ここに来るのはもう一度考え直したほうがいい」とも助言し…。

研究所を主舞台に、シャニダールの花の謎について描かれる本作。同僚になる大瀧と美月の関係の変化も並行しながら描かれるが、恋愛要素はそこまで広がらないのでここはあまり期待しないように。

そして、これが石井監督節か、と思える演出はかなり明確に。通常の映画だと、音楽でより場面や心情の煽りを入れる事が多いと思うが、本作では煽り演出は極力なくし「基本セリフ以外無音」くらいの作りになっている。そのため、いざというときの煽り効果は絶大となり、通常時は人物に集中できる相乗効果を生んでいるのだ。

ストーリーは、観始めて早々に「この研究が大変危険なものである」と視聴者は認識するため、結末まで期待を引っ張る持続力もちゃんと持ち合わせている。それでもなかなか文学的と言える終わり方のため、映画の面白さを語るのは非常に難しくも感じる作品だった。

『シャニダールの花』で一番グッときたポイントは「綾野剛の魅力」

先に恋愛要素は少ない、と書いたが、その少ない中で見せる綾野剛の魅力がこれまた凄まじいものなのである。この独特のしっとりした感じは綾野出ないと出せない唯一無二とも言える魅力。

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『シャニダールの花』について

【製作年】2012年
【監督】石井岳龍
【出演者】綾野剛、黒木華、刈谷友衣子、山下リオ、古舘寛治、伊藤歩 ほか
【あらすじ】一握りの女性の胸にだけ咲く美しくて不思議な花“シャニダールの花”。完全に咲ききった状態で摘んだ花の成分は、画期的な新薬の開発に繋がるとされ、億単位で取引されていた。そんな謎多き花を研究しているシャニダール研究所。植物学者の大瀧とセラピストの響子の役目は、提供者である女性たちの健康を管理しつつ、花を育ててきれいに咲かせること。いつしか、2人は互いに恋に落ちるのだが…。
【Filmarks★評価】2.8(5点満点中)

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アーティスト情報

綾野剛

生年月日1982年1月26日(37歳)
星座みずがめ座
出生地岐阜県

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刈谷友衣子

生年月日1996年11月30日(22歳)
星座いて座
出生地愛知県

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