『舟を編む』辞書を見る目を改めたくなる事間違いなしの一本【TSUTAYAプレミアムで映画漬け】

『舟を編む』

『舟を編む』

本企画は、TSUTAYAプレミアムを利用して1日1本映画を鑑賞し、その記録を予想と感想を交えてお伝えしていくものである。

2019年4月10日の鑑賞タイトル『舟を編む』

鑑賞前の期待値「若い才能が手がける本屋大賞受賞作」

先日、2019年の本屋大賞が発表され、瀬尾まいこさんの『そして、バトンは渡された』が受賞したことを受け、過去の本屋大賞受賞作の実写作品からチョイス。本作の監督を務める石井裕也は83年生まれの若手監督で、この映画を撮っていたときはまだ20代である。

また、石井監督は6月にコミック原作の新作『町田くんの世界』が控えており、豪華俳優陣を差し置いて“演技経験ほぼゼロ”の超新人を主演コンビに起用していることも話題に。

鑑賞後の感想「辞書を見る目を改めたくなる事間違いなし」

1995年・東京。玄武書房の辞書編集室で話す編集者の荒木公平(小林薫)と辞書監修者の松本朋佑教授(加藤剛)。38年の経験を持つ荒木が定年となるため、新しい人材を探しに。そんな中、編集者の西岡正志(オダギリジョー)と交際中の三好麗美(池脇千鶴)から言語学部院卒の馬締光也(松田龍平)を「営業に向いてないから連れてって」と紹介され…。

新しい辞書『大渡海』企画から完成まで、なんと15年もの歳月が描かれる本作。三浦しをんの原作がベースであるが、どこまで詰め込んでいるのかは気になるところ。映画版では、この『大渡海』編集部チームのキャラバランスが絶妙なことで全体の進行を卒なく、気持ちよくしている一番の要因だろう。個人的には、メインどころの配役については何も言うことはない。

そして肝心の“辞書を作るということ”を垣間見ることができるのであるが、「これは大変な作業だ…」というのがまず容易にわかる。そして同時に何気なく使っている言葉の意味についてふと考えを巡らせてしまうような力も持っている。少なくとも辞書に対する考えを少しは改めるきっかけにはなりそう。簡単に言えば、ありがたみが増す、といったところか。

脚本が別とはいえ、これをまとめ上げた当時20代の石井監督、自分の中で今後も期待しながら追いかけていきたいと思わせるような監督の一人に加わった。

『舟を編む』で一番グッときたポイントは「猫のトラさん」

昨日のポメラニアンに引き続き、今度は猫のトラさんが可愛すぎたので。主人公・馬締の下宿先である早雲荘に住みついているのであるが、丸々としている上にとにかく大人しく、ずっと見ていたくなるような愛らしさを発揮している。

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『舟を編む』について

【製作年】2013年
【監督】石井裕也
【出演者】松田龍平、宮崎あおい、オダギリジョー、黒木華、渡辺美佐子、池脇千鶴、鶴見辰吾 ほか
【あらすじ】1995年。玄武書房に勤める真面目で不器用な青年・馬締光也は、浮いた存在だった営業部から辞書編集部に異動となる。迎えたのは、定年間近のベテラン編集者・荒木やお調子者の西岡ら個性あふれる面々。新しい辞書『大渡海』の編纂という難事業に取り組む彼らに辞書の世界の奥深さを教えられ、辞書作りに没頭していく馬締だったが…。
【Filmarks★評価】3.8(5点満点中)

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アーティスト情報

松田龍平

生年月日1983年5月9日(36歳)
星座おうし座
出生地東京都

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宮崎あおい

生年月日1985年11月30日(33歳)
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