『ボヘミアン・ラプソディ』リリース記念、パターン別音楽映画・洋楽15選

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『ボヘミアン・ラプソディ』(C) 2018 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

先日、全世界で1,000億円に迫る興行成績を記録したと報じられた、映画『ボヘミアン・ラプソディ』。伝説のバンド<クイーン>のフレディ・マーキュリーの華やかな成功と波乱万丈の人生を描いた本作は、ファンのみならず多くの人を虜にし日本でも社会現象を巻き起こした。普段この手の映画を観ないような人も、『ボヘミアン・ラプソディ』で初めて“音楽映画”というものを体感した、という人も多いはず。

今回は、パッケージ及び配信リリースを記念して、実はたくさんある音楽映画をパターン別にいくつかご紹介しよう。

再現ドラマとしてのエンタメ作

映画『ボヘミアン・ラプソディ』はまさにこのタイプ。音楽よりも人物像を話の中心に置き、さらに世の中の動きなどを入れることで、よりドラマティックに映画的な演出で仕上げられている。基本、俳優による再現のため、映画が好きな人なら見やすいタイプの作品だが、エミネムやプリンスのように「自分が自分で」のパターンも。

ジェームス・ブラウン~最高の魂(ソウル)を持つ男~

『ブラック・パンサー』のチャドウィック・ボーズマンが主演、音楽の歴史を変えた天才ソウル・シンガー、ジェームス・ブラウンの波瀾万丈の人生を描く。

8 Mile

8 Mile

エミネム

ラッパーのエミネムが自身の自伝的作品に主演した作品。映画主題歌「ルーズ・ユアセルフ(Lose Yourself)」は2002年度アカデミー歌曲賞を受賞している。

ストレイト・アウタ・コンプトン

伝説的ヒップホップ・グループ、N.W.Aの結成から脱退、再結成までを描いた伝記的音楽映画。メンバーのドクタ・ドレーとアイス・キューブが制作に加わり、劇中のキューブ役は彼の実の息子が演じているもの見どころの一つ。

ランナウェイズ

ランナウェイズ

ランナウェイズ

クリステン・スチュワートとダコタ・ファニングを主演に迎え、ロックが男たちだけのものだった1970年代に彗星のごとく現われ一世を風靡したガールズ・ロック・バンド“ランナウェイズ”の栄光と挫折を描く音楽青春ドラマ。

パープル・レイン

アクの強さではダントツの天才ロック・ミュージシャン、プリンス。彼の下積み時代のサクセス・ストーリーに関係者自らが出演した自伝的青春映画。1985年の第57回アカデミー賞にて、歌曲・編曲賞を受賞。

音楽映画の王道=ありのままを写すドキュメンタリー

“音楽映画”として1番スタンダートなのがこのタイプ。ありのままを写すので基本はファン向け。しかし映像が多く残っていない故人の場合は証言VTRも多いため、全般に渡って本人たちだけの映像を楽しみづらいところもある。そんな中でも、アーティストを支えるメンバーに目を向けた『バックコーラスの歌姫たち』は面白い存在。また、アーティスト単体でなくレーベルそのものの歴史について描く『A FAT WRECK:ア・ファット・レック』も異色と言えるだろう。

COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック

衝撃の死を遂げたニルヴァーナのフロントマン、カート・コバーンの真実の姿に迫ったオフィシャル・ドキュメンタリー。幼少期のホームビデオや彼が残した音源、関係者の貴重なインタビューを交え、謎多きロックスターの半生を追う。

AMY エイミー

AMY エイミー

エイミー・ワインハウス

2003年にデビューするや、そのパワフルな歌声が絶賛され、瞬く間にスターの階段を駆け上っていったエイミー。しかし、曲作りのプレッシャーや執拗に追い回すパパラッチの存在、あるいは恋人の影響などから急速にドラッグと酒に溺れていく。アカデミー長編ドキュメンタリー賞受賞作品。

デヴィッド・ボウイ~ジギー・スターダストの伝説~

デヴィッド・ボウイの70年代の活動を紐解く音楽ドキュメンタリー。当時のバック・バンド、The Spiders From Marsのメンバーや音楽評論家たちが、ボウイの活動について語っている。

バックコーラスの歌姫たち

バックコーラスの歌姫たち

バックコーラスの皆さん

音楽界のトップスターを陰で支えてきたバックシンガーたちにスポットを当て、その偉大な功績と知られざる葛藤を見つめた作品。インタビューや彼女たちをリスペクトするスーパー・スターたちの証言を通して、挫折を乗り越え歌い続ける彼女たちのドラマティックな人生を浮き彫りにしていく。

ノー・フューチャー

ノー・フューチャー

セックス・ピストルズ

1970年代後半に活躍したパンク・バンド『セックス・ピストルズ』。かつて『グレート・ロックンロール・スウィンドル』という彼らのドキュメンタリーを撮ったジュリアン・テンプル監督が、再度彼らの真の姿を捉えようと挑んだ作品。

A FAT WRECK:ア・ファット・レック

A FAT WRECK:ア・ファット・レック

ファット・レック・コーズ(レーベル)

インディペンデント・レコード・レーベル、FAT WRECK CHORDSのドキュメンタリー映画。NOFXやラグワゴンらも所属するパンク・ロックを代表するレーベルの、ドラマティックな25年間に迫る。

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ

アメリカのギタリスト、ライ・クーダーがキューバの老ミュージシャンらと結成したバンド『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』の同名アルバムがベースに。ハバナの情緒豊かな街並み、アムステルダムでのコンサート、ニューヨーク・カーネギーホールの歴史的ステージ、そして人生の哀歓がセクシーな音楽とともにフィルムに収められている。2000年のアカデミー賞にノミネート。18年後のその後を描いた『~アディオス』も。

ドキュメンタリーでもさらに細分化されたツアー特化型

近年特に日本のアーティストで増えていると感じているのが、この「バンドや歌手のいちツアーに密着する」というもの。つまりは「今まではライヴDVDだったものが、映画館でかかるようになった」のであるが、洋画でも「結成何周年」「没後何周年」など節目節目で確実に増えていくだろうと思われるパターン。

イン・ベッド・ウィズ・マドンナ

1990年、梅雨の日本を皮切りにスタートした『ブロンド・アンビション・ツアー』の舞台裏での出来事にステージの映像を織り混ぜ、アーティストとしてのマドンナの姿を追ったドキュメント映画。

U2/魂の叫び

アイルランドを代表するロック・バンド、U2が87年に行なった“ヨシュア・トゥリー・ツアー”の全貌をとらえたコンサート映画の傑作。ライヴ・アルバムとしてもリリースされ、ヒットを記録した。

スパイナル・タップ

スパイナル・タップ

スパイナル・タップ(架空のバンド)

今回紹介する中で、唯一の“実在しないバンド”作品。英国のロックバンド“スパイナル・タップ”の全米ツアーに密着したという設定で描かれるフェイク・ドキュメンタリー。

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