『修羅雪姫』世界観は謎も、釈由美子のワイヤーアクションがこれでもかと炸裂する一本【TSUTAYAプレミアムで映画漬け】

『修羅雪姫』

『修羅雪姫』

本企画は、TSUTAYAプレミアムを利用して1日1本映画を鑑賞し、その記録を予想と感想を交えてお伝えしていくものである。

2019年4月19日の鑑賞タイトル『修羅雪姫』

鑑賞前の期待値「個人的、初・佐藤信介監督作」

小池一夫氏の訃報を受けて、本日は氏が原作の『修羅雪姫』を。なお、1973年版ではなく、本日公開の『キングダム』をはじめ、『アイアムアヒーロー』 『デスノート Light up the NEW world』 『いぬやしき』などを手がける佐藤信介監督による2001年版をチョイス。個人的には初の佐藤信介作品鑑賞なので、大いに期待しているところ。

鑑賞後の感想「ワイヤーアクションはかなりの誇張で、その気合は感じるけど…」

500年に及ぶ鎖国が今も続く、とある国。暗殺集団・建御雷家一族の一員である雪(釈由美子)は、リーダーの白雷(嶋田久作)から仲間が裏切って逃げ出したと聞かされ、その成敗を一人で買って出る。裏切り者をあっさり始末した雪の元へ姿を見せる謎の男・空暇(沼田曜一)。彼は今は亡き雪の母に仕えていたといい、「母を殺したのは百雷」と死の真相を雪に伝え、雪に選択を迫る…。

この映画、特撮部分は『シン・ゴジラ』の樋口真嗣、アクション部分は『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』にも出演のドニー・イェン、という豪華布陣。特にアクション面での気合の入り方は凄まじく、ワイヤーアクション&スロー演出が多用されている。ただ、かなり誇張される所もあるので、ここははっきり好き嫌いが分かれる部分でもある。

また、ストーリー部分に関しては「世の情勢がどうあれ、雪の復讐」というわかりやすいもののはずなのに、特撮まで使って全体像を広げようとしたのが逆に仇になったと感じる。73年版は「明治時代の日本」と明確な時代設定なのに対し、本作の世界は荒廃しているような、でも近未来なような、どっちつかずの世界のため、設定に集中できないのである。暗殺集団の建御雷家一族の主要武器が刀というところのギャップも感じてしまう。

単純に派手なアクションが見たい人は観てもいいかなと思うが、ストーリー重視の人には辛いかもしれない。御国事情や反政府軍の詳細、さらには建御雷家一族との絡みなど、作れば面白そうな部分(一応作ってはいる)が、ほぼ全て冒頭のナレーションで済まされいるのである。そのため個人的にも非常に残念だったと感じる結果に。

『修羅雪姫』で一番グッときたポイントは「悪い松重さん」

今や、すっかりいい人キャラでおなじみの松重豊が、この作品では建御雷家の刺客としてワルな顔を見せてくれる。個人的には優しい松重さんもいいのだが、やっぱりワルがいいなと改めて思えるような役どころであった。

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『修羅雪姫』について

【製作年】2001年
【監督】佐藤信介
【出演者】釈由美子、伊藤英明、佐野史郎、真木よう子、嶋田久作 ほか
【あらすじ】500年もの鎖国政策が現在も続くとある国。隣国で近衛兵としてミカドに使えていた建御雷(たけみかづち)家は帝政の崩壊とともに国を追われ、この国で反政府組織の鎮圧組織として雇われるが、今では単なる暗殺集団と化していた。建御雷家の若く美しい娘・雪もまた冷徹に人を殺す刺客として育てられた。しかし、自分の母を殺した男が建御雷家の首領・白雷であることを知った雪は白雷を襲うが返り討ちに遭い傷を負う。何とか逃げ延び、偶然居合わせた反政府組織の活動家・隆に助けられる。しかし、隆の隠れ家にも建御雷家の追っ手が迫っていた……。
【Filmarks★評価】2.8(5点満点中)

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釈由美子

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