『激走バトルキング』素材を活かしきれていないもったいなさがとても残念な一本【TSUTAYAプレミアムで映画漬け】

『激走バトルキング』

『激走バトルキング』

本企画は、TSUTAYAプレミアムを利用して1日1本映画を鑑賞し、その記録を予想と感想を交えてお伝えしていくものである。

2019年6月25日の鑑賞タイトル『激走バトルキング』

鑑賞前の期待値「カーバトルの迫力」

本日は車映画が観たいなと思ったので本作をチョイス。峠のバトルということで、『頭文字D』と同類であるが、内容のほどはどうだろうか。正直ストーリーはどうでもよく(笑)、カーチェイスの迫力にこだわりがあるのか期待したいところ。劇場未公開作品。

鑑賞後の感想「いろいろと惜しすぎる。ドリフトが好きならなんとか…」

高場涼一(山本陽一)操るAE86レビンが夜の峠を走っていると、白のシルビアK'sに煽られバトルが勃発。結局シルビアのブレーキフェイントによりスピンしてしまう涼一。後日、行きつけのカーショップ店長・徳田(デビット伊東)からレベルアップのための車・180SXを紹介してもらいに行った時、あのシルビアK'sも店に停まっており…。

90年代前半のこの作品、いわゆる「ザ・昭和」な描写がぎっしり詰まった一本。自分も自覚がある車バカで金欠な主人公の涼一が、シルビアK'sの使い手・英二(加藤永二)にリベンジを果たすまでが描かれるのだが、何かともったいないなと感じた部分が多かった。

涼一が非常に車に関して細かいこだわり持っているのが生かされていなかったり、峠で走っている仲間らしきメンバーが居るのに勝負事では涼一一人だったり。なかでも決定的に足りないと思ったのはスピード感。これ見よがしのドリフト描写は多いのであるが、肝心な車の速さが全然際立たっていないのだ。峠というステージを活かしきれていないアングルやドライバーの心理状態、ギャラリーの煽りなど、レースとして扱うなら物足りなさだけが目立ってしまう結果に。

そういったところもそうだし、音楽の演出も含めて「劇場前提の作品じゃない」ということがなんとなく理解できる一本だ。

『激走バトルキング』で一番グッときたポイントは「ヒロイン父の愛車」

劇中、涼一が一目惚れするまりの(久我陽子)の父にして、カフェのマスターでもある彼の愛車は真っ赤なスカイラインGT-R。劇中では一切エピソードとして触れられないものの、過去やんちゃしてたんだろうなというのがわかる暴れ馬の格好良さは本作随一。色も主人公以上に目立ってどうする、というのはあるが(笑)

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『激走バトルキング』について

【製作年】1993年
【監督】大久保直実
【出演者】山本陽一、久我陽子、松下一矢、新井つねひろ、加藤永ニ、デビット伊藤、伊藤麻衣子、田中正太郎 ほか
【あらすじ】男のプライドを賭けて、熱き走り屋たちが峠で疾走する。シルビアK'sや180SXら当時の人気マシーンがド迫力バトルを繰り広げるレーシング・アクション!
【Filmarks★評価】―(5点満点中)

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