『彼女がその名を知らない鳥たち』蒼井優の女優力の凄さと、物語の構成の妙に唸る一本【TSUTAYAプレミアムで映画漬け】

『彼女がその名を知らない鳥たち』

『彼女がその名を知らない鳥たち』

本企画は、TSUTAYAプレミアムを利用して1日1本映画を鑑賞し、その記録を予想と感想を交えてお伝えしていくものである。

2019年7月2日の鑑賞タイトル『彼女がその名を知らない鳥たち』

鑑賞前の期待値「いい人が一切居ない」

本日は、先日の『ユリゴコロ』に続き、沼田まほかる原作で実写化された本作をチョイス。松坂桃李は引き続き出演。蒼井優や阿部サダヲ、竹野内豊らが全員“嫌な奴およびクズ・ゲス”らしいので、ある意味梅雨の季節にぴったりな感もあり(笑)。白石和彌監督作品ということもあり、劇場公開時観たいと思っていた一本である。

鑑賞後の感想「蒼井優の体当たりが凄すぎて驚き。物語の構成も絶妙だと感じる」

マンションで二人暮らしをしている北原十和子(蒼井優)と佐野陣治(阿部サダヲ)だが、十和子は元彼の黒崎俊一(竹野内豊)がどうしても忘れられず、彼との思い出にふけったりしている日々。そんな十和子を気にかける姉の美鈴(赤澤ムック)は、ある日二人の元を訪ねると、十和子の態度から「黒崎さんとまだ続いてるんでしょ?」と勘ぐるも、十和子はそれを否定し…。

「嫌な女・十和子、下劣な男・陣治、ゲスな男・水島(松坂桃李)、クズすぎる男・黒崎」との触れ込みがあったのでどんなものかと思ったが、陣治意外はたしかにそうだな、と納得。蒼井優に至っては濡れ場連発で(5回はある)驚いたし、男たちに翻弄される女性を演じる嫌な女としての説得力も素晴らしい。個人的には「よくOKしたな」と思うレベルである。きっと南キャンの山ちゃんは観られないだろう(笑)。

物語の構成は現在と過去を交差させながら男女4人の関係を、大きな謎を絡めて描いていく。個人的に一番唸ったのは、物語後半になったあるタイミングで「十和子と陣治の出会いをちょっと描いてくれれば…」と思っていたらまさにその話が始まったこと。自分にとっては欲しかったものがドンピシャで来たので「おお…」と満足度アップ。

公式サイトには「共感度0%、不快度100%」と宣伝文句があるが、唯一共感できる可能性がある人物はやはり先に感じたとおり陣治ただ一人。それでもこの物語には非常に引き込まれたし、『ユリゴコロ』に続いて沼田まほかる原作に外れはなかったと感じた一本。

『彼女がその名を知らない鳥たち』で一番グッときたポイントは「まさかのうどん」

本日、実は『うどんの日』ということだったので、物語冒頭で十和子と陣治がまさにうどんを食べている姿に笑ってしまった。何という偶然だろうか、と。

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『彼女がその名を知らない鳥たち』について

【製作年】2017年
【監督】白石和彌
【出演者】蒼井優、阿部サダヲ、松坂桃李、村川絵梨、赤堀雅秋、赤澤ムック、中嶋しゅう、竹野内豊 ほか
【あらすじ】嫌な女と下劣な男、ゲスな男とクズな男という4人が、美しく残酷な想像を絶する物語を紡ぐ。
【Filmarks★評価】3.8(5点満点中)

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アーティスト情報

蒼井優

生年月日1985年8月17日(34歳)
星座しし座
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阿部サダヲ

生年月日1970年4月23日(49歳)
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