『闇の子供たち』信じていたものに裏切られたときの絶望感を味わった衝撃作【TSUTAYAプレミアムで映画漬け】

『闇の子供たち』

『闇の子供たち』

本企画は、TSUTAYAプレミアムを利用して1日1本映画を鑑賞し、その記録を予想と感想を交えてお伝えしていくものである。

2019年7月11日の鑑賞タイトル『闇の子供たち』

鑑賞前の期待値「ドキュメンタリーのような没入感」

本日は、今高い評価で話題になっている映画『新聞記者』にかけて、記者についての映画を洋画続きでもあったので邦画でチョイス。タイを舞台に、少年少女の人身売買の実態を新聞記者が追っていくという、ドキュメンタリーを見ているかのような没入感が感じられるのではと期待。

鑑賞後の感想「そんな裏切り方ってある? という衝撃」

タイで子供の臓器売買の取材を担当することになった現地駐在記者の南部(江口洋介)は、取材を通じてドナーが生きたまま殺されている現実を知る。さらに、これから現地で移植手術をしようとしている梶川夫婦(佐藤浩市&鈴木砂羽)らにも日本へ赴き直談判、取材を申し込むが…。

この映画、なかなかの問題作であり、劇場公開時にいろいろと話題を振りまいたようであるが、観ていて普通に辛くなる。フィクションということにはなっているが、実際その手の問題について調べたくなるような重さがある。PG12とのことだが、個人的にはR15くらいでちょうどいいと思った。

登場人物について思うのは、劇中もうひとりの主人公とも言える恵子(宮崎あおい)の存在は必要だったか? ということ。彼女の言いたいことや、やりたいことはもちろん理解できるが、あまりに空気を読まない節があり、不快に感じるほどであった。タイに行ったのも“自分探しのため”という理由もそれを加速させる。南部についても、彼のバックグラウンドについての掘り下げはもっと欲しかった。

物語は南部と恵子の2人を交互に、ときに交差しながら進んでいくが、欲しくなかったどんでん返しがラストに訪れる。正直これには言葉を失ったというより呆れてしまった(笑)。最後の最後まで希望があるようでない絶望感。

『闇の子供たち』で一番グッときたポイントは「捕まって安堵する男」

劇中、売春組織の一員として登場するキーマンのチット。いろいろと暗躍する彼が、ラストでお縄となったときに一瞬見せる表情が印象的。全体的に暗すぎる話の中で、おそらく彼と同じくホッとする、そんなシーン。

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『闇の子供たち』について

【製作年】2008年
【監督】阪本順治
【出演者】江口洋介、宮崎あおい、妻夫木聡、プラパドン・スワンバーン、プライマー・ラッチャタ ほか
【あらすじ】日本新聞社バンコク支社の記者・南部は、東京本社からの情報を基に、タイで行われている闇ルートの臓器移植の取材を開始する。同じ頃、若い日本人女性・音羽は、自分探しを目的にタイのNGOで子供たちのためのボランティア活動に従事する。やがて南部は、そんな音羽やフリーカメラマンの青年・与田と出会い、彼らの協力を得て危険な取材を果敢に進めていくが…。
【Filmarks★評価】3.4(5点満点中)

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