『バウンス ko GALS』金・金・金。都会で生きるコギャルのパワフルさと社会の闇【TSUTAYAプレミアムで映画漬け】

『バウンス ko GALS』

『バウンス ko GALS』

本企画は、TSUTAYAプレミアムを利用して1日1本映画を鑑賞し、その記録を予想と感想を交えてお伝えしていくものである。

2019年8月19日の鑑賞タイトル『バウンス ko GALS』

鑑賞前の期待値「原田眞人とコギャルのギャップ」

「佐藤仁美さん結婚か」が話題となっていたので、彼女の出演作からこちらをチョイス。本連載でも『クライマーズ・ハイ』『駆込み女と駆出し男』などを拝見しているが、その印象とかけ離れたモチーフだけに作風が気になるところである。

鑑賞後の感想「都会で生きるコギャルのパワフルさと社会の闇」

帰国子女のリサ(岡元夕紀子)は、実家を出てアメリカのニューヨークへと向かう旅路の途中、渋谷のブルセラショップへ立ち寄る。東京駅では新幹線乗車時からつけていたというサラリーマンの小出(小堺一機)に突如言い寄られたり、目的の渋谷ではスカウトマンだというサップ(村上淳)にしつこく付きまとわれたりと前途多難。そして目的の店では怪しい仕事を紹介され…。

リサと、渋谷で会うジョンコ(佐藤仁美)&ラクちゃん(佐藤康恵)を中心に繰り広げる、いわゆる90年代のコギャル(=女子高生)達による友情物語。クレジットでは一番初めに来ている佐藤仁美ではあるが、実質の主人公はリサ中心の話。

本作は、コギャルたちのパワフルさがまず強烈にあるところに、援助交際やブルセラなどによる小遣い稼ぎなどのお金に関わる社会的闇が絡んでくる。こうなると青春と社会的側面のバランスが気になるところだが、ほぼほぼ青春寄りの内容。台詞回しでも社会面のことはほんのちょっとしか触れていない。

都会で生きる女子高生のタフさにはある意味関心するし、同時に「時代だな」とも思う。劇中でヤクザの大島(役所広司)と渡り合うジョンコも大概なのだが(笑)、この映画ではヤクザもJKもどっちもどっちなポジションなのだ。援助交際は今で言う「パパ活」であり、原田監督にはこのバージョンでも時代を切り取ってほしいなとも思ってしまった。

『バウンス ko GALS』で一番グッときたポイントは「リサ、思いの外タフ」

話の中心となるリサはか弱くても十分成立するキャラクターであるが、ジョンコやラクちゃんと同等、もしくはそれ以上のタフさを持ち合わせているのに驚きである。

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『バウンス ko GALS』について

【製作年】1997年
【監督】原田眞人
【出演者】佐藤仁美、佐藤康恵、岡元夕紀子、村上淳、小堺一機、大門修三、ミッキー・カーチス、桃井かおり、役所広司 ほか
【あらすじ】土曜の午後の渋谷。コギャルのマルはおじさんと援助交際でホテルヘ。が、その男はヤクザで逆に脅されて学生証と携帯電話を奪われる。一方、家出少女リサは、ニューヨークへの旅行資金の足しにアダルトビデオに出ることに。が、撮影中にヤクザが乱入してきて持ち金の35万円をとられてしまう…。
【Filmarks★評価】3.7(5点満点中)

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アーティスト情報

佐藤仁美

生年月日1979年10月10日(39歳)
星座てんびん座
出生地愛知県名古屋市

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生年月日1978年12月7日(40歳)
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