【特別編】『グリーンブック』堅苦しくなく、話の描き具合のちょうど良さ。そしてクスリ笑いのアクセント【TSUTAYAプレミアムで映画漬け】

『グリーンブック』

『グリーンブック』

本企画は、TSUTAYAプレミアムを利用して1日1本映画を鑑賞し、その記録を予想と感想を交えてお伝えしていくものである。

2019年10月2日の鑑賞タイトル『グリーンブック』

鑑賞前の期待値「競合作を押しのけてアカデミー賞作品賞を獲得した実力」

多部未華子さん祝・結婚ということで…と行きたいところだが、4月17日の『ボヘミアン・ラプソディ』同様、特別編として新作の『グリーンブック』を鑑賞する。新作の本作が鑑賞可能なのは、TSUTAYAプレミアム利用者限定特典のおかげ(※本日昼12時より11月4日まで。詳細はこちらを参照のこと)。アカデミー賞(R)作品賞受賞作(ほか2部門受賞)、しかと楽しみたいと思う。

鑑賞後の感想「凸凹コンビを描くのに適度な分量の広げ方。堅苦しくなく楽しめて、クスリと誘う笑いも絶妙」

1962年のニューヨーク。ナイトクラブ『コパカバーナ』で用心棒をしていたトニー・”リップ”・バレロンガ(ヴィゴ・モーテンセン)は、クラブの改装に伴い仕事を探すことに。そんな時、カーネギーホールを住処にする黒人ピアニストのドクター・シャーリー(マハーシャラ・アリ)との面接を紹介されるトニー。最初こそ自ら断るトニーだったが、ドクターの意向で雇われることに。そして二人は黒人用旅行ガイド=グリーンブックを片手に、差別の色濃い南部での演奏ツアーへと出発していくのであった。

「ツアーに出た2人(と伴奏メンバー)が無事に帰ってくるまでの8週間」が軸となるが、ストーリーを邪魔する余分な肉付けがないので非常にシンプルだし見やすい。爆笑こそないが、ポイントポイントで差し込まれる笑いも絶妙なアクセントとなっていて、シリアスな部分とのバランスもいい。

ガサツなトニーと繊細なドクター、両極端のキャラクター設定もハマっていた。関係をリードしていくのはトニーであるが、彼に感化されるドクターや、お互いの信頼感が高まっていく様が、ツアー中に何度も訪れる差別シーンで感じる不快感を和らげてくれる効果を演出してくれている。個人的にドクターを演じたマハーシャラ・アリの演技は初見も、声のトーンが心地よく他作品も見てみたいと興味が湧いた。

実話ベースのため、ラストには二人のその後も紹介される。兎にも角にもナイスコンビとなるこの2人の関係にホッコリさせられた作品であった。

『グリーンブック』で一番グッときたポイントは「ドクターが見せる自然な笑顔」

この映画で印象的なシーンは『ケンタッキーフライドチキン』に持っていかれがちだが、個人的にはドクター・シャーリーが見せる自然の笑顔を推したい(全4回)。観ているこちらが嬉しくなる非常に印象的な場面である。

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『グリーンブック』について

【製作年】2018年
【監督】ピーター・ファレリー
【出演者】ヴィゴ・モーテンセン、マハーシャラ・アリ、リンダ・カーデリーニ、ディミテル・D・マリノフ ほか
【あらすじ】1962年、アメリカ。ニューヨークの一流ナイトクラブで用心棒を務めていたイタリア系男のトニー・リップは、ひょんなことから天才黒人ピアニスト、ドクター・シャーリーが南部で行う演奏ツアーに運転手兼ボディガードとして雇われる。2人は、黒人が利用できる施設を記した旅行ガイドブック“グリーンブック”を手に、どんな厄介事が待ち受けているか分からない南部へ向けて旅立つのだったが…。
【Filmarks★評価】4.2(5点満点中)

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グリーンブック

グリーンブック

出演者 ヴィゴ・モーテンセン  マハーシャラ・アリ  リンダ・カーデリーニ  ディミテル・D・マリノフ  マイク・ハットン  イクバル・テバ  セバスティアン・マニスカルコ  P・J・バーン  トム・ヴァーチュー  ドン・スターク
監督 ボビー・ファレリー/ピーター・ファレリー  ピーター・ファレリー
製作総指揮 ジェフ・スコール  ジョナサン・キング  オクタヴィア・スペンサー  クワミ・L・パーカー  ジョン・スロス  スティーヴン・ファーネス
脚本 ニック・ヴァレロンガ  ブライアン・カリー  ボビー・ファレリー/ピーター・ファレリー
音楽 クリス・バワーズ[音楽]
概要 1960年代を舞台に、差別が残る南部での演奏ツアーに向かった天才黒人ジャズピアニストと、彼に運転手兼用心棒として雇われたガサツなイタリア系アメリカ人の凸凹コンビが、旅を通して深い友情で結ばれていく感動の実話を映画化。主演はヴィゴ・モーテンセンとマハーシャラ・アリ。監督は本作が単独監督デビューとなる「メリーに首ったけ」のピーター・ファレリー。1962年、アメリカ。ニューヨークの一流ナイトクラブで用心棒を務めていたイタリア系男のトニー・リップは、ひょんなことから天才黒人ピアニスト、ドクター・シャーリーが南部で行う演奏ツアーに運転手兼ボディガードとして雇われる。2人は、黒人が利用できる施設を記した旅行ガイドブック“グリーンブック”を手に、どんな厄介事が待ち受けているか分からない南部へ向けて旅立つのだったが…。

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