『レイルロード・タイガー』カンフーなしのジャッキー・チェンを愛せるかどうかが試される一作【TSUTAYAプレミアムで映画漬け】

『レイルロード・タイガー』

『レイルロード・タイガー』

本企画は、TSUTAYAプレミアムを利用して1日1本映画を鑑賞し、その記録を予想と感想を交えてお伝えしていくものである。

2019年10月8日の鑑賞タイトル『レイルロード・タイガー』

鑑賞前の期待値「ジャッキー・チェン×アクション×列車で面白くないはずがない」

本日はプロ野球から、昨日シーズン3位の阪神タイガースが2位だった横浜DeNAベイスターズとのクライマックスシリーズ(CS)を制したということで、“タイガース”つながりでチョイス。とはいっても、こちらはアウトローな集団だ。ジャッキー・チェン&ジェイシー・チャン親子が『1911』以来にして、初めて同じシーンで共演と話題性は十分。ジャッキーが久々にアクションコメディーを…という意味でも期待値は上がる。列車を駆使した迫力あるアクションで気分爽快といきたい。

鑑賞後の感想「爽快さは今ひとつも、往年のジャッキーらしさ&列車アクションは好印象」

1941年の中国。鉄道で働くマー・ユエン(ジャッキー・チェン)たちは、鉄道内に潜入しては日本軍の物資を盗み、日本軍から“レイルロード・タイガース”と呼ばれ目の敵されたれていた。ある日、マーは日本軍から追われていた負傷兵のダーグォー(ワン・ダールー)を偶然匿うことに。彼は日本軍の物資輸送を阻止すべく鉄道の橋爆破を計画するが失敗し、その作戦をマーら委ねたいと言い出し…。

ジャッキー映画でアクションと言えばカンフーをイメージするが、そのあたりはサブ的な役割にとどまっているため、あまり期待して観てはいけない。そもそもジャッキー演じるマーは、鉄道の荷下ろしに従事し時折、日本軍の物資をくすねるという設定なのだ。

その分というわけではないだろうが、列車を駆使したアクションはなかなかの迫力。物語後半、40分以上を使って描かれる列車アクションは、列車の屋根に飛び乗っての攻防や車内への出入りなど、王道ながら多彩なアクションが楽しめた。

レイルロード・タイガースのメンバーもそれぞれキャラが立っており魅力的。人物紹介やCGを使った説明場面が色使いやBGMが明るくポップで、重苦しくなりがちな展開を和らげてくれるのも◎。往年のジャッキー映画らしい軽妙さもいい感じだ。

ただメンバーが個性的すぎる故、クライマックスに向けて集団戦に突入すると誰が誰やら…となってしまうのはもったいない。個人的にはもう少し、一人一人を掘り下げるエピソードがあってもよかった。蒸気機関車や空飛ぶ虎などファンタジー感あふれる演出も多く、総じて冒険活劇として観ると、より世界観を堪能できるかもしれない。

『レイルロード・タイガー』で一番グッときたポイントは「池内博之」

第2次世界大戦中が舞台で設定も抗日色をにじませるが、エンタメ色で薄められており、さほど気にせず観られた。なかでも憲兵隊長・山口役の池内博之がチャーミングにすら感じる演技を披露。その手の生々しさを薄めるのに一役、いやそれ以上買っている。

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『レイルロード・タイガー』について

【製作年】2016年
【監督】ディン・シェン
【出演者】ジャッキー・チェン、ファン・ズータオ、ワン・カイ、池内博之 ほか
【あらすじ】1941年、中国。鉄道で働くマー・ユエンは、ごく普通の市民を率いて“レイルロード・タイガース”と呼ばれるゲリラ隊を組織し、日本軍への抵抗を続けていた。そんなある日、マーたちは負傷した中国軍兵士の若者ダーグオを助ける。彼は、日本軍の物資輸送を阻止するための巨大な橋の爆破作戦に参加していたが、他のメンバーはすべて命を落とし、作戦も失敗に終わってしまう。そこでレイルロード・タイガースがその作戦を引き継ぐのだったが…。
【Filmarks★評価】2.8(5点満点中)

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