『シン・ゴジラ』組織ドラマとしても面白い!“ゴジラお初”の人にも観てほしい【TSUTAYAプレミアムで映画漬け】

『シン・ゴジラ』

『シン・ゴジラ』

本企画は、TSUTAYAプレミアムを利用して1日1本映画を鑑賞し、その記録を予想と感想を交えてお伝えしていくものである。

2019年10月31日の鑑賞タイトル『シン・ゴジラ』

鑑賞前の期待値「フルCGで描かれたゴジラの勇姿を目に焼き付けたい」

本日は、ハロウィンだが、兵庫県立淡路島公園アニメパーク「ニジゲンノモリ」に2020年夏、全長約120メートルの等身大ゴジラをテーマにした体験型アトラクション「ゴジラ迎撃作戦 ~国立ゴジラ淡路島研究センター~」がオープンするという記者発表会があったので、ゴジラ作品、なかでもアトラクションのモデルという『シン・ゴジラ』をチョイス。

今年で65周年を迎えるゴジラは、映画だけでもこれまで30本近く公開されている。そんなゴジラを『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズなどの庵野秀明が総監督、『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』の樋口真嗣が監督を務め、シリーズ初のフルCGで撮影。長谷川博己、竹野内豊、石原さとみら総勢300名超のキャストが出演するなど、もはや情報量がてんこ盛りだが、『ゴジラ FINAL WARS』以来の日本製ゴジラ映画の完成度に期待したい。

鑑賞後の感想「会議に振り回される描写が憎い! 素直にエンターテインメントとして面白い」

東京湾アクアトンネルが突如、大量の浸水に巻き込まれて崩落する原因不明の事故が発生。首相官邸では総理大臣の大河内清次(大杉漣)以下、閣僚が参集されて緊急会議が開かれ、内閣官房副長官・矢口蘭堂(長谷川博己)は、海中に棲む巨大生物による可能性を指摘する。矢口の意見を周囲は一笑に付すが、直後、海上に巨大不明生物が出現。慌てふためく政府関係者が情報収集に追われる中、謎の巨大不明生物が鎌倉に上陸し、次々と街を破壊していく。政府は緊急対策本部を設置し、自衛隊に防衛出動命令を発動。川崎市街で“ゴジラ”と名付けられた巨大不明生物との一大決戦の火蓋が切られる…。

『ゴジラ』シリーズは、日本が世界に誇るコンテンツの一つであることは疑いようがないが、長年シリーズを重ねていく中には不遇な時期や「おやおや…」という作風もあった。そのたびにシリーズが長期的に休止し、その後復活という流れを繰り返してきた。ただ、この休止後の復活がなかなかの力作ぞろいで、なかでも今作は当時のヒットがうなずける作品となっている。

見どころはいろいろあるが、何と言ってもゴジラの造形。庵野秀明が関わっているだけあってか、劇中の初登場時の姿はなかなかにグロテスクだ。エヴァシリーズはもちろん、『風の谷のナウシカ』の巨神兵もしかり。生々しい描写はさすがの一言に尽きる。

そしてゴジラが変態するアイデアにニヤリ。最終形態の神々しさすら感じる姿が美しい。ハリウッド製とも一線を画す、まさに日本らしい造形と言えるだろう。しかもモーションキャプチャーを野村萬斎が担当するというこだわりぶりにも驚かされた。

見せ場が戦闘だけじゃないのも好印象。会議シーンは、これまた庵野監督らしいテキストを用いた演出で人物を紹介。膨大な情報量と高速スピードには圧倒される。ゴジラが大暴れする中、大人たちが緊迫感あふれる会議を行うというのは、言うなれば“合いの手”的な役割となり、ストーリーに緩急を与え飽きさせないのもいい。

そして『あなたの番です』などで“考察”という楽しみ方が広まりつつあるが、今作も深掘りして読み取れる様相がちりばめられていて、心がくすぐられた。秀でた個人ではなく、集団でゴジラに対抗するのも共感しやすい。大人や社会にとっての“あるある”をシニカルに描いてるのも面白い。議論百出の今作だが、映画としては間違いなく楽しめた。

『シン・ゴジラ』で一番グッときたポイントは「ゴジラの勇姿」

やはりゴジラの活躍シーンが目につくのだが、特に放射能光線を発射する場面はすばらしい。米軍の貫通弾で出血したゴジラが反撃のため身構え、ためから一気に放出する姿が痛快。なぎ払うのではなく光線というあたりに、カタルシスを感じた。

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『シン・ゴジラ』について

【製作年】2016年
【監督】庵野秀明、樋口真嗣
【出演者】長谷川博己、竹野内豊、石原さとみ、高良健吾、松尾諭、市川実日子、余貴美子、國村隼、平泉成、柄本明 ほか
【あらすじ】突如東京湾に出現した巨大不明生物・ゴジラに立ち向かう人々を通じて、現代の日本を描き出す。
【Filmarks★評価】3.9(5点満点中)

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