『探偵はBARにいる3』シリーズものだが前2作観ずとも面白い!大泉洋のハードボイルドな姿に惚れ惚れ【TSUTAYAプレミアムで映画漬け】

『探偵はBARにいる 3』

『探偵はBARにいる 3』

本企画は、TSUTAYAプレミアムを利用して1日1本映画を鑑賞し、その記録を予想と感想を交えてお伝えしていくものである。

2019年11月7日の鑑賞タイトル『探偵はBARにいる 3』

鑑賞前の期待値「シリーズ3作まで続いた面白さと大泉洋&松田龍平のコンビプレイ」

本日は、第159回直木賞を受賞した島本理生の小説『ファーストラヴ』を、北川景子が主演&『TRICK』シリーズや『人魚の眠る家』などの堤幸彦監督のタッグで映画化という話題が気になり、北川景子の出演作をチョイス。北川景子といえば『スマホを落としただけなのに』が記憶に新しいが、原作者の島本理生は嵐の松本潤と有村架純が出演した『ナラタージュ』の原作者としても知られる。

『探偵はBARにいる』は、ミステリー作家・東直己の「ススキノ探偵」シリーズが原作で、TEAM NACSのメンバー・大泉洋と松田龍平で映画化された大ヒットシリーズ。大泉洋といえば池井戸潤原作ドラマ『ノーサイド・ゲーム』の熱烈な演技が印象に残っているが、今シリーズでのはじけぶり、ハマりぶりも相当なよう。評判通りの面白さと北川景子の活躍ぶりに注目したい。

鑑賞後の感想「ハードボイルドとコメディーのバランスが◎ どこか切ない余韻が愛おしい」

高田(松田龍平)の後輩から「恋人の麗子(前田敦子)を捜してほしい」と依頼された探偵(大泉洋)。調査に乗り出した探偵は、麗子がアルバイトをしていたモデル事務所のオーナー・マリ(北川景子)と出会い、初対面のはずなのに、かすかな既視感を覚える。周囲を嗅ぎまわる探偵をマリの手下が襲い、無敗を誇っていた高田も倒されてしまう。やがて麗子の失踪の陰に、裏社会で暗躍する札幌経済界のホープ・北城グループ代表の北城(リリーフ・ランキー)が関係していることが明らかになり…。

本企画で映画を鑑賞する際は何を書こうかを頭の片隅に置いておくのだが、そんな思いを吹き飛ばすほど面白かった。大泉洋演じる探偵と松田龍平扮する高田のキャラクターとコンビネーションが抜群で、テンポ感ある展開に息つく間もなく、あっという間に観終わってしまった。

それでいて物足りなさはなく、ハードボイルドをベースに要所でコメディーを織り込みつつ、最後にはどこか哀愁というか切なさを感じさせてくれる。そんな大人のための“ほろ苦”が心地いい作品だ。

いきなりシリーズものの第3作を紹介するのには少し躊躇したが、シリーズファンだからこそ楽しめる要素もあるにはあるものの、冒頭で2人の関係性などがきっちり描かれており、シリーズどこから観ても問題はない。というより、もはやそんな細かいことを気にする必要がないほどの“爆発力”が、この作品には備わっていると言える。

今作や今シリーズにハマるには、探偵という人物を愛せるかが肝。ニヒルでハードボイルドな男でありながら、ひょうひょうとしていて愛嬌があり憎めない。自分中心のように見えてきちんと相手のことを考えている。そして“信念”を曲げない強さが観ていて心に響く。そんな世界観に少しでも興味がわけば、間違いなく味わい尽くせるはずだ。

今作では、シリーズ2作目まで手がけた橋本一監督から『疾風ロンド』やNHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』などの吉田監督に交代。だが、監督が替わったことを感じさせないほどの強烈なインパクトが、そこにはあった。

またシリーズファン向けには、強さにしか目がいかない高田が存在感を発揮し、探偵といるとき以外の姿を垣間見せてくれるのも興味深い。

強いて挙げるなら、前田敦子や志尊淳といった脇を固めキャスト陣の存在感が若干、弱かったのが悔やまれる。特に志尊淳は松田龍平と激闘を繰り広げるだけに、もう一歩、人物像に踏み込んでも良かったかもしれない。あとは説明調の台詞の多さ。物語上、致し方ない部分もあるが、説明過多と感じる人もいるのでは。

それはさておき、今作は自信を持ってオススメしたい一本となった。シリーズ前2作の『探偵はBARにいる』『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』も是非とも鑑賞したい。

『探偵はBARにいる 3』で一番グッときたポイントは「北川景子の妖艶さ」

今作は『男はつらいよ』シリーズのごとく、毎度ゲストヒロインが登場し、探偵と何かしらの関わり持っていくのも一つの魅力。今作では北川景子だが、ハイヒールで闊歩する度胸ときっぷの良さがカッコいい。美貌と相まって何気ないシーンでもどこか妖艶さを感じてしびれた。

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『探偵はBARにいる 3』について

【製作年】2017年
【監督】吉田照幸
【出演者】大泉洋、松田龍平、北川景子、前田敦子、田口トモロヲ、志尊淳 ほか
【あらすじ】札幌在住作家・東直己の代表作『ススキノ探偵』シリーズを、大泉洋と松田龍平の共演で映画化する第3弾。失踪女性を追う探偵が札幌裏社会が絡んだ事件に近づき、探偵と相棒・高田に最大の危機が迫るのだが……。
【Filmarks★評価】3.6(5点満点中)

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アーティスト情報

大泉洋

生年月日1973年4月3日(46歳)
星座おひつじ座
出生地北海道江別市

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生年月日1983年5月9日(36歳)
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