『黒執事』原作ものだがオリジナルストーリーで勝負する潔さ【TSUTAYAプレミアムで映画漬け】

『黒執事』

『黒執事』

本企画は、TSUTAYAプレミアムを利用して1日1本映画を鑑賞し、その記録を予想と感想を交えてお伝えしていくものである。

2019年11月13日の鑑賞タイトル『黒執事』

鑑賞前の期待値「セバスチャンの活躍ぶりが観たい」

本日は、嵐の二宮和也の結婚やロックバンド・WANDSの再結成など盛りだくさんの中、山本耕史主演の連続ドラマ『抱かれたい12人の女たち』の第12話にゲスト主演する、というよりも“破局”が話題となっている剛力彩芽が気になり、出演作をチョイス。枢やなのマンガ『黒執事』が原作。こちらも当時いろいろあって、俳優復帰作として話題を呼んだ水嶋ヒロが執事・セバスチャン役で主演、剛力彩芽が女であることを隠して生きる幻蜂清玄役で出演。監督は、『NANA』の大谷健太郎監督と『TIGER&BUNNY』 『GANTZ:O』 『劇場版 Infini-T Force ガッチャマン さらば友よ』などのさとうけいいち監督が共同で務めた。

原作ではセバスチャンが使えるのは名門貴族のファントムハイヴ家の少年当主シエルだが、映画では男装の令嬢に変更。ストーリーも近未来の西洋と東洋の文化が入り乱れた大都市を舞台としたオリジナル展開など、実写化に際し多くの設定変更されている。この点がどう影響してくるか気になりつつ、原作でも人気のセバスチャンの活躍ぶりを楽しみたい。

鑑賞後の感想「世界観の変更点が気になるがアクションは意外にいい」

巨大玩具メーカー「ファントム」の総帥にして、名門貴族の末裔・幻蜂家の当主である清玄伯爵(剛力彩芽)は、世界統一を目指す西の女王の諜報活動を行う“女王の番犬”という裏の顔を持つ。清玄に使える執事のセバスチャン(水嶋ヒロ)とは、“命の契約”交わした絶対的な主従関係。ある日、清玄らは街で多発する“連続ミイラ化怪死事件”の解決を命じられる。同じ頃、少女たちが次々と失踪する事件も発生。調査を進めていくと2つの事件を結ぶ「黒い招待状」にたどり着く…。

個人的には『MR.BRAIN』 『東京DOGS』などの演技が嫌いじゃなかっただけに、水嶋ヒロがどうセバスチャンを演じか注目していたところ、セバスチャンかどうかはさておき、スタイルの良さと華麗なアクションはなかなか。原作を知らずに映画を観たり原作とライトな関係だったりする人なら、「性格は悪いが知識と実力、品格と容姿を兼ね備えている」という設定に、水嶋ヒロが意外にもはまっていると感じるはずだ。

そういえば水嶋ヒロといえば『メイちゃんの執事』でも執事役を演じていたが、あの顔立ちのためか、執事姿が実にしっくりくる。イケメンは素晴らしい才能の一つということだろう。

一方の剛力彩芽は、本人のせいでは決してないが、演技うんぬんの前に設定がさすがに厳しい…。男装の理由はきちんとしている点には妙に納得したが、万能の執事がいるなら大人しくしておこうと、身もふたもないことを思ってしまった。

セットや衣装、小道具類には力を入れているのが伝わり、原作の世界観を再現しようとしている点は好印象。だが、もう少しゴシック調でもよかったのではと思う。葬儀屋を演じた栗原類がはまりすぎていて、かなり驚いた。

原作の実写化ながらオリジナル要素を数多く入れたわりには、シーンごとに世界観や時代設定が、原作を意識しすぎたのか描き方が揺れている感もあり、完全没入とはいかなかった。ツッコミどころは多めだが、レトロ・フューチャーな世界観がミステリー色ある物語とマッチしているし、画もきれいでダークな空気感も○。『黒執事』愛薄めの人なら、ダークファンタジーものとして楽しめると思う。

『黒執事』で一番グッときたポイントは「優香の妖艶さ」

魅力あふれるキャラクターの中でも、清玄の叔母・若槻華恵を演じた優香には驚かされた。最近でこそ、さまざまな役を演じているが、この頃はどちらかというとまだバラエティーイメージが強かったが、そこから想像できないほどの“豹変ぶり”に圧倒された。

▶『黒執事』をレンタルしてみる
▶TSUTAYAプレミアムを利用してみる

▶【TSUTAYAプレミアムで映画漬け】アーカイブを読む

『黒執事』について

【製作年】2013年
【監督】大谷健太郎、さとうけいいち
【出演者】水嶋ヒロ、剛力彩芽、優香、山本美月、大野拓朗、栗原類 ほか
【あらすじ】世界が東西に二分された近未来。執事のセバスチャンが仕える主人は、東側の幻蜂伯爵家4代目当主にして巨大企業の若き総帥、幻蜂清玄伯爵。しかし本当の名は、汐璃。両親の死後、男として生きる道を選んだ男装の令嬢だった。そんな2人には、世界統一を目論む西の女王の密命を帯びて暗躍する“女王の番犬”という裏の顔があった。
【Filmarks★評価】2.6(5点満点中)

▶『黒執事』をレンタルしてみる
▶TSUTAYAプレミアムを利用してみる

▶【TSUTAYAプレミアムで映画漬け】アーカイブを読む

この記事を読んだ人におすすめの作品

アーティスト情報

水嶋ヒロ

生年月日1984年4月13日(35歳)
星座おひつじ座
出生地東京都

水嶋ヒロの関連作品一覧

剛力彩芽

生年月日1992年8月27日(27歳)
星座おとめ座
出生地神奈川県横浜市

剛力彩芽の関連作品一覧

関連サイト

TSUTAYAランキング

おすすめ映画ガイド

TSUTAYA MUSIC PLAYLIST