『ウォルト・ディズニーの約束』愛される理由の一端が分かる!名作誕生の裏に隠された人間ドラマに感動【TSUTAYAプレミアムで映画漬け】

『ウォルト・ディズニーの約束』

『ウォルト・ディズニーの約束』

本企画は、TSUTAYAプレミアムを利用して1日1本映画を鑑賞し、その記録を予想と感想を交えてお伝えしていくものである。

2019年12月4日の鑑賞タイトル『ウォルト・ディズニーの約束』

鑑賞前の期待値「エンターテインメント界の巨人が自ら語る裏側とは」

本日は、今週公開の映画で、クリスマスの定番ソングの一つ「ワム!」の楽曲をモチーフに、『ゲーム・オブ・スローンズ』のエミリア・クラークと『クレイジー・リッチ!』のヘンリー・ゴールディングが出演する『ラスト・クリスマス』が気になり、同作で原案・脚本・出演をこなすオスカー女優のエマ・トンプソン出演作をチョイス。

エマ・トンプソンは『ラブ・アクチュアリー』も有名だが、今作では児童文学「メアリー・ポピンズ」などの著者で知られるパメラ・トラバース役を演じ、ゴールデングローブ賞ドラマ部門の主演女優賞にノミネートされるなど注目を集めた。サンドラ・ブロックが米アカデミー賞主演女優賞を獲得した『しあわせの隠れ場所』を手がけたジョン・リー・ハンコック監督がメガホンをとっている。

世界的エンターテインメント会社であるウォルト・ディズニーが、自ら映画製作の裏側を明かした作品だけに、その内容には大いに興味がわく。余談だが、『アナと雪の女王』シリーズで日本語吹き替え声優を務める神田沙也加の周囲が騒がしい。

鑑賞後の感想「そこまで思い入れはないが名作誕生秘話には純粋に胸打たれた」

ウォルト・ディズニー(トム・ハンクス)は、娘の愛読書『メリー・ポピンズ』の映画化を長年熱望。しかし、原作者のP・L・トラバース(エマ・トンプソン)に断れ続ける。それでもあきらめないディズニーに対し、トラバースはハリウッドを来訪。ところがトラバースは製作陣のアイデアを否定する。その理由がトラバースの生い立ちにあることを知ったディズニーは、彼女の心を解きほぐそうと試みる…。

ありそうでなかった今作。たしかにディズニー映画は数え切れないほど多くの作品があるが、その中に自社のことを描いた作品はなかった。なかなかエポックメイキングな作品だ。

1964年公開の映画『メリー・ポピンズ』製作にまつわるエピソードを描いているのだが、陳腐な言葉でもうしけないが、まさかそんな裏側があったとは。素直に驚いた。たしかにドラマチックだし、知れば人に言いたくなる内容だけに、これを映画にしたのは素人考えでも納得がいく。

ディズニーファンなら爆笑ものの“自虐ネタ”もふんだんで、トラバースが言ったこととはいえ、ここまで自社をおとしめられるのはすごいが、逆に言えば、王者の風格といったところだろうか。それだけ我々は愛されているのだという、強い自己主張が目についた。

ただ、ミュージカル映画としてはとにかく傑作。トラバースを怒らせ映画製作が難航した裏側を余すことなく見せてくれる。その潔さには乾杯。制作秘話の本筋と平行してトラバースと父親の物語を織り込ませるなどエモーショナルな展開に、全てを知ったときに自然と涙腺を刺激される。2段構えの構成のうまさは実に素晴らしい。

鑑賞後、とても爽やかな気分になったが、とどのつまりいつもの“ディズニーマジック”にはめられ、うまく乗せられたなとは感じたが、ディズニーというファクターを抜きにしても、よく練り込まれた良作な人間ドラマだった。

『ウォルト・ディズニーの約束』で一番グッときたポイントは「トム・ハンクスの説得力」

ウォルト・ディズニー役をトム・ハンクスさんが演じているが、鷹揚な人物像を持ち前の演技力で好演。特にその存在感が役どころとマッチしており、まるでディズニー本人がそこにいるかのような説得力で、物語世界へと引き込んでくれた。

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『ウォルト・ディズニーの約束』について

【製作年】2013年
【監督】ジョン・リー・ハンコック
【出演者】エマ・トンプソン、トム・ハンクス、ポール・ジアマッティ、ジェイソン・シュワルツマン ほか
【あらすじ】1961年、ロサンジェルス。ウォルト・ディズニー20年来の悲願である児童書『メリー・ポピンズ』の映画化は、原作者P・L・トラヴァースの抵抗に遭い、暗礁に乗り上げていた。そんな中、ようやく映画化についての話し合いが実現することになり、トラヴァースがロンドンからやって来るが…。
【Filmarks★評価】3.8(5点満点中)

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アーティスト情報

エマ・トンプソン

生年月日1959年4月15日(60歳)
星座おひつじ座
出生地ロンドン

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トム・ハンクス

生年月日1956年7月9日(63歳)
星座かに座
出生地米国・カリフォルニア州

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