『貞子 vs 伽椰子』呪いと呪いのぶつかり合いには、その手があったかと納得するもホラー感は薄め【TSUTAYAプレミアムで映画漬け】

『貞子vs伽椰子』

『貞子vs伽椰子』

本企画は、TSUTAYAプレミアムを利用して1日1本映画を鑑賞し、その記録を予想と感想を交えてお伝えしていくものである。

2020年2月19日の鑑賞タイトル『貞子vs伽椰子』

鑑賞前の期待値「そんな対決あり!?な作品はどんな結末に?」

本日は、長谷川博己が主演を務めるNHK大河ドラマ『麒麟がくる』の新キャストとして、ユースケ・サンタマリア、本郷奏多、間宮祥太朗、安藤政信らが発表されたと言うことで、大河初出演となる安藤政信の出演作をチョイス。

今作は『リング』シリーズの貞子と『呪怨』シリーズの伽椰子、日本ホラー界の2大ホラーアイコンによる“最怖対決”を描いた作品。「ゴジラ対○○」的なイメージだろうか。山本美月がホラー映画初主演を果たしているほか、玉城ティナ、安藤政信、佐津川愛美らが出演。ヘビーメタルバンド「聖飢魔2」が主題歌『呪いのシャ・ナ・ナ・ナ』を担当している。

ジャパニーズホラーでは有名すぎる2大キャラが、どう“対決”するのだろか。

鑑賞後の感想「悪くはないが、ホラーとしてみると少々“お祭り感”が過ぎるかも」

女子大生の倉橋有里(山本美月)は、見たら2日後に必ず死ぬという“呪いのビデオ”を手にし、親友の上野夏美(佐津川愛美)が映像を見てしまう。有里は都市伝説の研究家でもある大学教授・森繁(甲本雅裕)に助けを求めるが惨劇が起きてしまう。一方、女子高生の高木鈴花(玉城ティナ)は、引っ越し先の向かいにある“呪いの家”に足を踏み入れ、伽椰子と俊雄に襲われる…。

悪くない。鑑賞前も鑑賞後もそう思った。というのも、貞子と伽椰子が激突するなんて、ありそうでなかった対決。ジャンルとしてはホラー作品なのだが、その時点で胸がときめいてしまったのは事実だ。

貞子も伽椰子も怨霊。そんな2人(?)をどう戦わせるのかと興味深く鑑賞していたら、安藤政信演じる霊能界の異端児・常盤経蔵が、互いの呪いをぶつけて相殺するという、「その手があったか!」と膝を打ちたくなるような発想で楽しませてくれる。

ホラーキャラ同士の対決という異色作ではあるが、冒頭ではじわじわと恐怖心をあおり、しっかりと正統派ホラーな演出で背筋を冷たくさせるなど、手抜かりなしである点もいい。

ただ、VS要素に縛られ、多くの盛り込みすぎたのかもしれないが、クライマックスに向けて少し駆け足気味にも感じてしまう部分も。そこをテンポの良さと思えば気にならないのだろうが、貞子と伽椰子の存在感に頼りすぎた嫌いも感じてしまった。

そうはいっても、貞子と伽椰子のバトルシーンは見応え十分。ラストに向けてインパクトはかなりあった。タイトル自体に出オチ感はあるが、意外にも魅せてくれる内容だった。

『貞子vs伽椰子』で一番グッときたポイントは「安藤政信の存在感」

今作を選ぶきっかけにもなった安藤政信。一時期は表舞台から姿を消していた印象もあるが、出演作ではどれもその存在感をがっつり示している。最近では主演ドラマ『神酒クリニックで乾杯を』や話題を呼んだドラマ『あなたの番です』、さらに放送中の『テセウスの船』にも出演するなど精力的に活動。ひょうひょうとした演技が作品を味わい深くしている。

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『貞子vs伽椰子』について

【製作年】2016年
【監督】白石晃士
【出演者】山本美月、玉城ティナ、佐津川愛美、松島正芳、堂免一るこ、菊地麻衣 ほか
【あらすじ】女子大生の有里は、見たら2日後に必ず死ぬという“呪いのビデオ”を見てしまった親友の夏美を救おうと奔走し、異端の霊能者・常盤経蔵とその相棒で強い霊感を持つ盲目の少女・珠緒と出会う。一方、“呪いの家”の向いに引っ越してきた女子高生の鈴花。ある日、彼女は思わずその家に足を踏み入れてしまう。そんな2つの呪いを解くために経蔵が企てた秘策は、貞子と伽椰子を激突させるという驚くべきものだったが…。
【Filmarks★評価】3.1(5点満点中)

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