『AKIRA/アキラ』今なお色あせないクールさ! 現在と不思議なリンクを感じさせる世界観に衝撃【TSUTAYAプレミアムで映画漬け】

『AKIRA/アキラ』

『AKIRA/アキラ』

本企画は、TSUTAYAプレミアムを利用して1日1本映画を鑑賞し、その記録を予想と感想を交えてお伝えしていくものである。

2020年4月23日の鑑賞タイトル『AKIRA/アキラ』

鑑賞前の期待値「日本アニメ史の金字塔『AKIRA』のすごさを再確認」

本日は、つい先日に見放題の対象作品となった大友克洋監督作品の中から、何かと話題を集めているこちらをチョイス。

今作が劇場公開されたのは、1988年。1982年から1990年にかけてマンガ誌『週刊ヤングマガジン』(講談社)で連載された同名マンガを基に、原作の大友が自ら監督を務め、製作期間3年、総製作費10億円という当時の劇場版アニメとしては破格の規模で製作され、その内容と共に話題を呼んだ。

公開から30年以上経った今も注目を集め、日本アニメ史に残る“傑作”として語り継がれる今作の魅力を今一度、改めて感じてみたい。

鑑賞後の感想「超能力バトルを表現した迫力映像&スリリングな展開がクールで心地いい」

2019年、ネオ東京。職業訓練校生の鉄雄(声・佐々木望)は、友人の金田(声・岩田光央)らとバイクで走行中、26号と呼ばれる奇妙な男と遭遇。避けきれず転倒し負傷するが、鉄雄と男は軍に連れ去られてしまう。翌日、金田は反政府ゲリラの一員で“アキラ”という存在を追う少女、ケイ(声・小山茉美)と出会う。その頃、鉄雄は軍のラボで強力なクスリを連続投与され、不思議な力が覚醒しつつあった…。

今作のすごさは数多くあるが、原作者と監督が同じということもあり、マンガにおけるリアル志向をアニメでも忠実に再現。動きも含めたリアリティーあふれる画や描写は、30年以上経った今でも見劣りはしないから驚きだ。

それもそのはず。クレジットを見ると、作画監督なかむらたかしをはじめ、森本晃司、金田伊功、井上俊之、沖浦啓之ら現在も一線で活躍している超一流スタッフが勢ぞろい。バイクのテールランプの残像が見事な走行シーン、飛び散る破片や逃げまどう群集が物々し爆発、なによりいきいきと動き回る登場人物たちと、すべてがダイナミックでありながらも緻密に描かれているのが素晴らしい。

物語の舞台である2019年のネオ東京は、昭和のノスタルジックさと近未来さが絶妙なバランスで配合され独特のサイバーパンクな世界観を構築。核戦争やテクノロジーの恐怖を見せる一方で、トラウマや思春期の反抗といった内面も描き、膨大な情報量で観るものを圧倒してくる。

なかば“終末論”的な空気感はどこか現代にリンクする部分が多分にあり、意味合いに差違はあれど“リアル”な味わいがあるから不思議。連載途中でのアニメ化ということもあり、クライマックスに向けてどこか居心地の悪さも多少あるが、跳ね返してあまりある大きなパワーを感じた。

『AKIRA/アキラ』で一番グッときたポイントは「バイクのスライド停車」

エキゾチックで退廃的な近未来観はインパクト大。クールなシーンやアクションが数多くある中、やはり金田がバイクでスライドしつつ停車するカットはベタだが、素直にカッコいい。

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『AKIRA/アキラ』について

【製作年】1988年
【監督】大友克洋
【声の出演】岩田光央、佐々木望、小山茉美、玄田哲章、大竹宏、石田太郎 ほか
【あらすじ】1988年、関東地区に新型爆弾が使用され、第3次世界大戦が勃発した――。2019年、ネオ東京。金田をリーダーとするバイクの一団は進入禁止の高速道を疾走していた。しかし、先頭にいた島鉄雄は突然視界に入った奇妙な小男をよけきれずに転倒、負傷する。小男と鉄雄は直ちに現れたアーミーのヘリに収容され飛び去ってしまった。翌日、鉄雄を捜す金田は、少女ケイと出会う。彼女は反政府ゲリラの一員で“アキラ”という存在を追っていた。その頃、鉄雄はアーミーのラボで強力なクスリを連続投与され、不思議な力を覚醒し始めていた…。
【Filmarks★評価】4.0(5点満点中)

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アーティスト情報

AKIRA

生年月日1977年7月4日(43歳)
星座かに座
出生地石川県

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佐々木望

生年月日1967年1月25日(53歳)
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生年月日1955年1月17日(65歳)
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