『ビューティー・インサイド』恋愛は外見or中身という永遠のテーマに、アイデアの奇抜さで挑んだ真摯な一作【TSUTAYAプレミアムで映画漬け】

『ビューティー・インサイド』

『ビューティー・インサイド』

本企画は、TSUTAYAプレミアムを利用して1日1本映画を鑑賞し、その記録を予想と感想を交えてお伝えしていくものである。

2020年5月21日の鑑賞タイトル『ビューティー・インサイド』

鑑賞前の期待値「毎日外見が変化するという主人公の恋愛模様」

本日は、映画『ミッドナイト・ランナー』や『パラサイト 半地下の家族』にカメオ出演していたパク・ソジュンの主演作『ディヴァイン・フューリー/使者』の公開日が8月14日に変更されたというニュースを目にしたので、こちらをチョイス。

同映画を手がけるのは、パク・ソジュンとは『ミッドナイト・ランナー』に続くタッグとなるキム・ジュファン監督。悪と戦う力に目覚めていく若き格闘家とベテラン神父が悪に挑む新次元エクソシズム・アクションだ。

今回の作品は、目を覚ますと毎回外見が変わってしまう主人公の恋愛を描くファンタジックなラブストーリー。そんな主人公ウジンを演じるのは、ユ・ヨンソク、イ・ジヌク、パク・シネ、コ・アソンらのほか、同役で上野樹里が韓国映画に初出演を果たした。まったく想像がつかない設定だけに、心を無にして鑑賞してみたい。

鑑賞後の感想「愛する人の見た目が毎日変わっても愛せるかを確かめるドラマは見応え十分」

18歳の時から眠りから覚めると、年齢、性別、国籍を問わず、外見が変化するようになったウジン。1人の人間として外見が定まらないため人と会う仕事ができなかったが、インターネットを駆使して家具デザイナーとして活動している。ある日、ウジンは家具店で働くイス(ハン・ヒョジュ)と出会い恋に落ち、同じ顔を保つため寝ないようにするが…。

韓国エンタメの発想と脚本、そして俳優陣の演技には何度も驚かされたり心動かされたりしてきたが、今作のアイデアの斜め上感と振り切りぶりには、問答無用で感心した。

一人二役や二人一役などはよく見聞きするが、今作では大勢のキャストが一人の人物を演じる。そんな大胆すぎる仕掛けは興味深いものの、あまりに奇抜すぎて整合性がとれず、観ていて冷めてしまうかと思っていた。

ところが自然と世界観を受けいれることができただけでなく、むしろすべてが同じウジンと感じるのが面白く、流れに任せてストーリーを楽しめる。ペク監督の映画監督デビュー作とのことだが、キャストらの演技力に加え演出のうまさが際立っていた。

あらすじだけだとドタバタ満載のコメディータッチな作風と思いがちだが、核となるのはあくまでも普遍的な恋愛の物語。しっとりした雰囲気も漂わせ、誰かを愛するときに大切なのは、見た目か中身かという究極の質問を突きつけられ、思わず身もだえしてしまった。

その人をその人たらしめているのは、人格なのかルックスなのか。王道ラブロマンス的なノリを味わいつつ、そんな深いことも考えさせてくれた。

『ビューティー・インサイド』で一番グッときたポイントは「123様のウジン」

タイトルからは女性の美しさを軸に置いた物語なのかと邪推していたが、ふたを開けてみるとびっくり。主人公が男や女、子どもに老人、さらには外国人と“ルックス”がこれでもかと様変わり。姿を変えるウジン役は実に123人も起用しているというのは、面白さを通り越して拍手を贈りたい。

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『ビューティー・インサイド』について

【製作年】2015年
【監督】ペク
【出演者】ハン・ヒョジュ、パク・ソジュン、上野樹里、キム・デミョン、ト・ジハン、ペ・ソンウ、パク・シネ ほか
【あらすじ】家具デザイナーのウジンは18歳の時以来、目覚めると必ず容姿がまったく別人になってしまう不思議な現象に取りつかれていた。そのことを知っているのは母親と親友のサンベクだけ。そんなある日、アンティーク家具店で働く女性イスに一目惚れしてしまうウジンだったが…。
【Filmarks★評価】4.0(5点満点中)

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