『TSUTAYAプレミアムでドラマ沼』は、定額サービス『TSUTAYAプレミアム』を活用し、どんな連続ドラマでも「第1話」「中盤話」「最終話」の3話分のみ鑑賞し、感想と★付け評価でざっくり紹介していく“超・時短ナビ”である(※最終回を含むため、紹介上、ある程度のネタバレに触れざるを得ないためご注意を)。
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今回選んだタイトル『30だけど17です』
今回は、最近配信ドラマで17歳を扱った作品が注目を集めている中、昨年末にBS日テレで放送していて気にはなっていたが見逃してしまっていたが、見放題にラインナップされていたことからのチョイス。
『30だけど17です』を選んだ3つの決め手
決め手その1『17歳』
交通事故で昏睡状態に陥り17歳の心のまま30歳で目覚めた女性(シン・ヘソン)と、17歳ときに心を閉ざしたまま30歳になった男性(ヤン・セジョン)と、要因は違えどうまく17歳設定を盛り込んだ物語が面白そう。
決め手その2『ストレスフリー』
世界観やキャラクター設定などを見ると、どうやら完全なる悪役は“不在”な模様。物語を盛り上げるために登場はするが、展開的には「いい意味でのどんでん返し」が多発して、爽快な気分で楽しませてくれるらしい。
決め手その3『キャスト&スタッフ』
『彼女はキレイだった』などの脚本家チョ・ソンヒと、『君の声が聞こえる』などのチョ・スウォンがタッグを結成。ヒロインには実力派のシン・ヘソンを迎えるなど、布陣はかなり強力だ。
『30だけど17です』3話分の感想
第1話「緩やかな幕開けから急展開。13年の空白をどう埋める?」
序盤からなかなかユーモラス。ウジン(ヤン・セジョン)がたまたま出会ったソリ(シン・ヘソン)に恋心を抱くのだが、なぜかウジンはソリの名前を勘違いしているという。こうしたふんわり、かつクスッとさせられる設定も、韓国ドラマのいいところだ。
その後、事故が起き一方はトラウマから引きこもり、一方は意識不明になってしまう。そして13年後…となるわけだが、ウジンの容姿には思わず大笑い。ぼさぼさの髪に伸び放題のヒゲという姿には驚かされ、そこから身だしなみを整えるので、そのギャップ感がまたいい。
ソリも面白く、見た目と中身の年齢差に驚いている姿が何ともキュート。ここからどう展開していくのだろうか。
中盤話(第12話)「何角関係!?どこまですれ違う?」
朝起きたとき、目の前にウジンがいて部屋を間違えたことに気づき赤面するソリ。こういった描写も可愛らしく、まるで本当に17歳のように見えるシン・ヘソンの笑顔がすてきだ。
そして、ウジンはソリといることで13年前の事故の記憶がよみがえってしまうのだが、なぜかソリといても不快に感じない…って、それは当たり前だろう! と思わずツッコミを入れたくなってしまうのだが、それをいったらドラマにはならない。うずうずするが、それがまた面白さへとつながるから不思議だ。
さらにソリへの恋心を募らすもう一人の男、ユ・チャン(アン・ヒョンプ)。ソリの中身が17歳であることを考えると…。いやあラブロマンス全開の展開に胸がときめく!
最終回「温かくて優しい、幸せな気分に浸れる」
ソリ周りのエピソードを中心に展開。叔父やその妻など、さまざまな事実が明らかになっていくシーンには、ソリへの思い入れが強いほど胸にジーンときてしまう。
それにしても、ソリの叔父に関して“そっち”を選んだ制作側の決断には驚かされた。ただ、その後のソリの心情や行動を鑑みると、その選択が誤りではなかったと感じられる物語にまとめあげられていた。
そしてソリは進路に対する大きな決断をしつつも“本当に大切なもの”に気づき結論を出すのだが、このあたりは賛否が分かれそう。とはいえ、雰囲気的には自分らしさや幸せを感じること、そこには絶対的な“正解”はないということは熱く伝わってきた。
『30だけど17です』の3項目★付け評価
★は最大5点
・癒やし:★4/ラブもコメディーも感動もあり、ウジンとソリが思い合う姿に癒やされた。
・空白の時間:★4/失われた13年間に何があったのかが明らかになっていく場面が涙腺を刺激。
・ツンデレ:★4/ウジンのツンデレぶりはなかなか。そんなことされたら思わず惚れちゃう!
『30だけど17です』について
【製作年】2018年
【出演者】ヤン・セジョン、シン・ヘソン、アン・ヒョソプ、イェ・ジウォン、ユン・ソヌ ほか
【あらすじ・みどころ】17歳の時、自分のせいで初恋相手を死なせてしまったと思ったウジン。一方、17歳で事故に遭い、昏睡状態のまま眠り続けていたソリ。30歳になったある日、目を覚ましたが全てを失っていた彼女は、わずかな記憶を頼りに自分が住んでいた家を訪ねることに。ところが、その家にはウジンたちが住んでいた!