横澤夏子、“超濃厚”インタビュー 憧れの“タッキー”と共演、婚活大使、プライベートまで直撃!

飛ぶ鳥を落とす勢いのお笑い芸人・横澤夏子

2015年に渋谷・∞ホールの若手ランキングシステムで、女芸人として初めてトップになって以来今まで、バラエティからドラマまで、露出が絶えない。

そんな横澤が単独ライブツアー「夏真っ盛りガール」を8月から12月にかけて行う。

出身地の新潟から大阪、福岡、東京を巡る今回のライブや、出演中のドラマ共演者とのエピソードを聞きに行ったところ、40分ノンストップで語ってくれた。

ゲストなし、90分の横澤夏子ショー

横澤夏子

「私の夏は年がら年中真っ盛りなんですよぉ!」

─ツアーライブが8月から始まるということですが、どんな内容に?

横澤夏子:ネタライブです。私が出会ってきた女性たちをたくさん演じます。しかも私しか出ません。

─∞ホールの単独ライブでは、フリーアナウンサーの福澤朗さんがゲストで登場、卓球対決などをしていましたが、今回は全くないと。

横澤:あれはトークベースという感じだったんですが、今回は完全にネタライブです。なので、90分私だけを見にきて! って感じですね(ニンマリ)。

─1公演で何人くらいのキャラを演じるんですか?

横澤:10キャラくらいやります。あ…、やっぱりあんまり言わないほうがいいかな(笑)。30キャラくらいやるときもあれば、50キャラをばーっと見せるときもあります。だから何ともいえないです(笑)。

─ツアー名が『夏真っ盛りガール』というタイトルですが、公演の最終日は12月なんですけど…。

横澤:そうなんです。私の夏は年がら年中真っ盛りなんですよぉ。

─横澤さんが演じる女性の中で“トゥーマッチな音楽の先生”というキャラクターが受けすぎて、音楽教諭の方から「旅立ちの日々」が練習にならないというクレームがあったようですが、他にも横澤さんの身近で模写している女性はいらっしゃいますか?

横澤:友達からは「あれって全部、夏子じゃん」て言われます(笑)。

「そんなことない」って言い張ってるんですけど、「いや、全部夏子だよ」って言われます。“酔っ払って告白する女”っていうキャラがあるんですけど、「前に(同じこと)やってたよね」って言われて「あー、そうだ」ってなりました。

─お酒が入らないとなかなか告白できないタイプですか?

横澤:やっちゃったときがあったんですよね…。最悪だ~と思ったんです。それを友達に話したら「え、それネタでやってない?」って言われて…。恥ずかしぃ、ってなりました。

─それはともかく、色々な女性が出てくると。

横澤:本当に、こういう女を教科書にしてほしいです。こういう女に出会ったらこうすればいいんだなっていう。取扱説明書です。

─教科書ということは、むしろ男性向けなのでしょうか?

横澤:男性も来てくれるんですけど、性格悪い男性しか来ないんです。女のネタで笑うって、だいぶ性格悪い男性ですよね。男性がここで笑うと「あ、男性はこういう部分見てるんだ」って思っちゃう。

普段のライブも男性が結構多くなってきたんですけど、だいたい女性が多いですね。

なので、大きい女子会をしたいって感じです。「わぁ…あの人、私の上司にいる」とか、置き換えて見てもらえれば嬉しいです。イラッとする人を成仏させるためにも(笑)。

素の自分をキャラづくりと思われる

─ブログやSNSでは舞台でみせるOLさんのような口調で書かれていますが、キャラづくりもあるのでしょうか?

横澤:一回、テレビやライブの映像で自分の喋り方を見て「気持ち悪い」「すごい嫌だ」と思ったことがあるんですよ。作りものっぽいところがすごく嫌で、地元の友達に一度相談したんですよ。そしたら「いやいや、全然変わってないよ」って言われて。だからこのままなんですよ。

よく「素じゃないよね? いつが素なの?」とか「本当は家とかで泣いてるの?」とか言われます。そう思われるのが悲しいですけど(笑)。

─SNSでのファンのリアクションで、印象に残ったものはありますか?

街中の人も、顔、でかいですから

「『なっちゃん、ほんと顔ちっちゃーい』って言ってくれるんですけど、嫌味ったらしいなーって思ってます、ほんとに」

横澤:写真を撮るときに、「顔がデカい横澤と並んで撮って、顔を小さく見せてるんじゃないか」って、タレントの友達が叩かれてしまって。

実際に見たらわかりますけど、彼女たちは本当に顔小さいですからね。「それを言ってるあなたが顔でかいんだよ」って言ってあげたい。街中の人って顔でかいですからね。なんだったら私の顔が「街中の基準」ですよ(笑)。

SNSじゃないんですけど、私を出待ちされてる方で「なっちゃん、ほんと顔ちっちゃーい」って言ってくれるんですけど、嫌味ったらしいなーって思ってます、ほんとに。うふ(笑)。

─ところで、『ワイドナショー』(フジテレビ系)で発表された“今年の上半期に露出したタレントランキング”で横澤さんはトップ10に入っていらしゃいました。現在レギュラーは何本くらいですか?

横澤:『バイキング』(フジテレビ系)、『王様のブランチ』(TBS系)、『ふるさとチョイスTV』(TOKYO MX)で3本くらいですかね?

─急激に露出されるようになりましたが、ご自身はどのように感じていますか?

横澤:ありがたいです、本当に。こんなに色々なお仕事をめまぐるしくいただけるなんて、すごいびっくりしてるので。

芸能界から振り落とされないよう、しっかりしがみつきたいと思います。

タッキーと共演で「仕事にならない」

─現在放送中のドラマ『せいせいするほど、愛してる』(TBS系)にも出演なさっています。主演の滝沢秀明さんの印象はどうですか?

横澤:もう本当にかっこいい…。仕事にならないんですよぉ。

小学校の時にお祭りで買ったタッキーのスーパーボール、ずっと大切に持ってたんです。その人が常に目の前にいるんですよ? 目の前にタッキーがいるって想像したことあります?

その人が自分の目の前にいて喋ってるって不思議な感じです。「好きって思われたらどうしよう」とか、「ずっと見てるって思われたらどうしよう」とか、ずっとそういうこと考えちゃうんで、全然仕事にならないです(笑)。

─スーパーボールのこと、滝沢さんに伝えましたか?

横澤:言いました。そしたら「それはジャニーズから出てるものじゃないです」って言われました(笑)。でも「嬉しいです」って言われて。もう、本当に王子様です。

─他の共演者の方と結構お話されるんですか?

横澤:そうですね、撮影の合間とかに武井咲ちゃんとかともお話したりしますね。

─先日、中村蒼さんが、お笑いが大好きで、横澤さんのことも尊敬してるとおっしゃってました。

横澤:えぇ!? …言ってよぉ。中村さんもすごいかっこいい。かっこよすぎて全然喋れないんですよ。

前に「『バイキング』見ましたよ」って言ってくれたんですけど、その時の放送は全然ダメだったんです。見ないでほしかった…(笑)。

─ドラマではティファニーの社員役ですが、ティファニーのアクセサリーをつけてらっしゃるんですか?

横澤:毎回、500万円以上のアクセサリーをじゃらじゃらとつけてます。武井咲ちゃんよりも先輩の役なんですよ。

それに、年功序列で「働いてるほうが稼いでるから買えるんじゃないか」っていうのもあって、私は部長さん(神野三鈴)の次にいいものつけてます。

─やはりいい気分で…?

横澤:すごい楽しいです。本当にアガる。やっぱり宝石っていいなって思います。私は普段でもアクセサリーとかつけるタイプじゃないので、「アガる」ってこういうことなんだなって思いましたし、すっごい楽しいですね。

腕にブレスレットを何個も着けるなんて絶対にしないので見せびらかしてますよ、ほんとに。(撮影中も)意味もなく手首を強調してますから(笑)。

─これだけ売れてお仕事されてるから、そのくらいは買えるのでは?

横澤:買えるようになりたいですね。今はやっと「桃」が買えるようになったくらいです。お給料日に桃買ってるんですよ、いつも。

─へぇ。他に「これ買った」というものはありますか?

横澤:生命保険に入りました。このたび。森三中の黒沢さんが「絶対に入ったほうがいいよ」と言ってくださって。最初は「生命保険のまわしものなのかな」と思っていたんですけど、2時間くらい話を聞いてたら本当に怖くなって、本当に入らなきゃ、って思いました。

貯金するより保険に入ったほうが、自分のためになると思って、親戚に保険会社の人がいるので、すぐに連絡して加入しました。

─お母さんにも連絡しましたか?

横澤:はい、もうすぐに連絡しました。母は即答で「入ったほうがいい」って。「私はもう夏子の分まで入ってるから」って言ってました。

「ブス」が取れて一安心

─話がそれましたが…、ドラマの撮影は今回が初めてですか?

横澤:テレビ東京さんの番組で、単発で出させてもらったことはあるんですけど、こんなに本格的に参加するのは初めてです。

だいたい今まではヒロインの取り巻きのブス役だったんですよ。今回は「ヒロインの取り巻きの先輩」ってことで、まあ、「ブス」はついてないかな。だから楽しいです(笑)。

─ドラマの現場とバラエティは違いますか?

横澤:全然違いますね。ドラマは同じシーンを8回くらいやったりするので。リハーサル、ドライ…、これが続くと、さっき笑えてたのに、全然笑えなくなってくる。

現場ではよくわからないんですが、完成した映像を見ると「すごーい」ってなります。

─台詞を覚えるのは得意ですか?

横澤:ライブではいつも1人でやってるので、架空の相手と掛け合いしてるんですけど、今回は相手いて、その相手がいきなり武井咲ちゃんみたいな。すごい楽しいです。

新潟県で婚活大使「プライベートを充実させないと友達に負けちゃう」

親にも結婚しろって言われたことないのに

「親にも結婚しろって言われたことないのに」

─ところで、出身地の新潟県で「婚活大使」に任命されたということですが。

横澤:そうなんですよ。親にも「結婚しろ」って言われたことないのに、新潟県知事に結婚しろって言われちゃいました。婚活大使をいつまでやるかは分からないですけど、本当に早く結婚しないとってリミットを課せられてる感じですね。

─でも、今年は仕事が忙しいからパーティなんかは行くのが難しいんじゃないですか?

横澤:…そういうこと言ってたら乗り遅れるんですよ。すぐさま行かないと!

「この日は21時に終わったらパーティ行けるかな」とか。プライベートを充実させないと友達に負けちゃうんで(笑)。友達に負けることが一番悔しいんです。地元の友達と常にトントンでいたいんですよ。友達が習い事始めたら私も始めたい。

─都心に比べて、地方の方は結婚が早いんじゃなですか?

横澤:そうなんですよ。だから、どれだけ私がFacebook見て泣いてるか…。25歳同士のカップルで家を建てた友達がいるんです。もう、それをやられちゃったら本当に涙が止らないというか。「どういう魂胆なの? 怖すぎる」って思いますね。全然追いつかないじゃん、みたいな。あとは、副店長になったり、リーダーになってプロジェクトを任されたり、キャリアを積んでる子もいます。

こういった話を聞くと、25歳はそんな歳だよなって思うし、私には今何の肩書きがあるんだろうとか…。いろいろ考えさせられますね。

「婚活大使」の肩書きはすごく嬉しいですけど、名実ともにないとダメですからね。

占いにはまるオンナ・横澤

─そう考えると、今回のドラマ『せいせいするほど、愛してる』はリアルな設定じゃないんですか?

横澤:そうですね。芸人じゃなかったら、こういうOLの暮らしもあったんだろうなあ、と思いながら、小道具で置いてあるチョコとか食べたりしてます(笑)。

─来年はどんな活動をしたいですか?

横澤:来年は26歳。これだけ下半期かけて単独ライブをやるので、だいぶネタも増えてると思うんですよ。自信満々で色んなところでまた肩書きをとりたいですね。友達に見せびらかせる肩書きを勢揃いさせたいですね。

─どんな肩書きが欲しいですか?

横澤:R-1グランプリもとりたいですし、結婚の年にもしたいですね。占い師に聞いたら「来年は結婚しない」って言われたんですけど、なんとかその占い師を覆したいですね。あはははは…。

─「来年は結婚できない」と言われてるのに?

横澤:「結婚できる」って言ってる占い師もいるんですよ。新潟の占い師。そっちの占い師の方が私は好きなので。

いいこと言ってくれる占い師をたてたいです。色々ハシゴして占いしてもらってます。

“占い師にハマる女”なので。あははははは…。

結構、危ないんです。

あはははは…。

モー娘。はダンスも完璧 映画はいつも「3ジャンル」

─婚活パーティやランチなどに参加されてますが、失恋して落ち込んだ時に聴く曲や、観ている映画は?

「チェリーブラッサム」

横澤夏子のおすすめ 松田聖子「チェリーブラッサム」

横澤:松田聖子さんの「チェリーブラッサム」です。歌い始めが「♪何もかもめざめてく新しい私」なんですよ。

それを聴きながら「あぁ、そのとおり!」って思います。やっぱりちょっと昔のテイストの方が好きなんです。歌いやすいし元気になるし。

あとはモーニング娘。ですね。世代でしたし、大好きで全部歌えます。カラオケでもほとんどの曲を完璧に踊れますよ。小学生の頃、市の芸能大会に出たくらいですから。「恋のダンスサイト」を8人で歌ってましたよ(笑)。

そういう曲を聴くと、懐かしさとともに頑張ろう、っていう気持ちになります。改めて聴くと案外いい歌詞ですし。あの時はこういう風に聴いてたけど、今聴くと新しい感じで楽しいんです。自分も成長したなって思います。

─映画はどういったものを観ますか?

横澤:映画はベタベタな恋愛ドラマを観るのが好きですね。この間は『orange-オレンジ-』を映画館に観に行ったんですけど、女子中学生しかいなかったです。

横澤夏子おすすめ映画 『orange-オレンジ-』 (C)2015「orange -オレンジ-」製作委員会 (C) 高野苺/双葉社

横澤夏子おすすめ映画 『orange-オレンジ-』 (C)2015「orange -オレンジ-」製作委員会 (C) 高野苺/双葉社

その子たち、映画館なのに「あんたたちテレビ観にきたの?」というくらいギャーギャー騒ぐんですよ。「やめてよっ」て思いながらも彼女たちと同じところでときめいてて…(笑)。

やっぱり、そういう爽やか系のベタベタな恋愛ドラマとかが好きですね。

TSUTAYAさんに行くと「洋画の恋愛ドラマ」「邦画の恋愛ドラマ」「女性のサクセスストーリー」の3本を絶対に借りるんです。女がのし上がって行くサクセスストーリーが大好きなんです。

プラダを着た悪魔』とか。強い女ものが好きなんです。観ていて気持いいというか。これ、すごいネタにできそうだな、とか観ながら思ったりしてます。

田中圭が「ど真ん中のタイプ」な理由

─これから共演してみたい俳優さんはいらっしゃいますか?

横澤:私、田中圭さんと共演してみたいです。田中さんがすごい好きでど真ん中のタイプの人ですね。

─どのへんがお好きなんですか?

横澤:私が恋愛できない理由』(2011年、フジテレビ系)のときに、田中さんが香里奈さんの相手役だったんです。

香里奈さんがいいなと思っている男性と2対2でダブルデートしたときに、香里奈さんが「柚子はちみつサワー」って注文したら「お前、いつも大ジョッキじゃねーかよ」って田中さんが言うんですけど、その一言が「全部自分のこと知ってくれてる」ように感じられて、すごい好きなんです。

田中圭さん、全部私のこと知ってくれてるんじゃないかなっていう…。田中圭さんが本当に好きなんです。

ドラマを観るときはいつも、自分を主人公に置き換えて観ちゃうんで、「全部わたし」ってなっちゃうんですよ。香里奈さんの気持ちとかも「わたしが」って言っちゃうんです。

NHKの朝ドラとかも、一話もかかさずに観てます。今日も『とと姉ちゃん』観てきました。朝ドラは人生の指針なので、朝ドラのコーナーに置いてあるもの全部借りてますから。

朝ドラって長いから、BOXで買うと結構高いんですよ。だから、朝ドラは全部TSUTAYAさんで借りてます。大きな店舗にしかないんですけどね(笑)。

─ありがとうございます。最後に、「夏真っ盛りガール」の見どころを一言。

横澤:出会いたてホヤホヤの女たち、憧れの人から大嫌いな人まで(笑)、たくさんネタをしようと思っているので、是非、横澤夏子で胃もたれしてほしいと思います。

(文:中西啓)

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