【インタビュー】スパガ浅川梨奈、『人狼ゲーム』で演技にハマる! アイドル活動は…?

浅川梨奈

浅川梨奈

土屋太鳳、小島梨里杏らが主役を演じてきた「人狼ゲーム」シリーズ第6弾となる『人狼ゲーム マッドランド』が7月15日に公開を迎える。今回の主演はアイドルグループSUPER☆GiRLS浅川梨奈

グラビアアイドルとしても引っ張りだこの彼女だが、今は演技が一番楽しいという浅川に話を聞きにいくと、のっけから飛ばし気味に話をしてくれた。

Tカード、なんと6枚持ち!

―TSUTAYAのT-SITEというニュースサイトです。

浅川梨奈:Tカード、6枚持っています。「進撃の巨人」「ラブライブ!」「AAA」「AKB48」「NMB48」「ONE PIECE」のキャラTです。

─…すごいですね(笑)。

浅川:さすがにもういらないです(笑)。財布の中はTカードで埋められてます。

─本題に入りますが(笑)、『人狼ゲーム』主演のオファーがきたときの気持ちは?

浅川:もともと、古畑星夏ちゃんの『人狼ゲーム ラヴァーズ』を観ていて。

お話をいただいたときは本当にびっくりしました。「この間まで観てたのに!」ってすごく嬉しくて。でも、主演っていうのでめちゃくちゃプレッシャーもあったし、どうしようって思ったんですけど、でも、きっとこの現場は、自分の糧になる作品になると思うし、すごく勉強になると思って楽しみにしてました。

─撮影に入る前は、監督さんと打ち合わせしましたか?

浅川:2、3度、全員で本読みをさせていただいたんですけど、その中でも台本やキャラクターやどんどん変わっていって、監督が自由に一人ひとりに寄り添って、愛のある言葉を言ってくださることが嬉しかったですし、それによって役も作りやすくて、楽しかったです。

─現場の雰囲気はどうでしたか?

浅川:撮影期間が短かったのでピリピリしていましたけど、休憩の時は温泉に入ったりとか、なんだかんだで楽しくしてました。ちょっとした時間でみんなで喋ったりするのが癒やしだったし、憩いの場でもあり。ちゃんとそういう時間がありましたね。男女仲良くやらせてもらって、順繰りなので、どんどんみんなが死んでいなくなっちゃうのが寂しかったし。

─「主演の気づかい」のようなこともされたのですか?

浅川:いや、主演の気づかいというよりは、みんなで楽しくやろう、って感じです。もちろん現場に入ると、特に投票のシーンの前後なんかは、みんな一緒にはいるけど言葉は発さないとかいうのはありました。けど、撮影前の朝のメイク時間とか撮影の後にみんなで温泉行く時間とか、温泉行くまでの車内とかは、私がずっとマシンガントークで喋ってて、みんなでゲラゲラ笑ってました。

─どんな話をされるんですか?

浅川:「外が明るいからチュンチュンいってる!」「みなさん、朝でございます、おはようございます」とか。深夜2時くらいに撮影が終わったときは、「みんな奇跡!明るくなる前にみんな寝れるよ!」って言ったり。そういうくだらない話でゲラゲラ笑ったりしてましたね。

夜になると逆に楽しくなっちゃって、朝6時半くらいに撮影が終わったときなんかは、「おはようございまーす!」って言ってはけていくとかありました(笑)。

─徹夜テンションみたいな感じですね。

浅川:もう超楽しくて。朝日が登ると逆に眠気が覚めてくるんですよ。2時~4時が一番眠くて、4時半を超えると逆に元気になっちゃって。よし頑張ろ! みたいになっちゃうんですよ。

ナイフをもったシーンで集中してるときに、ウグイスが「ホーホケキョ」っていうんですよ、もう必死でした。

─すごいですね。撮影のオフ時はテンション高く切り替えられるんですね。

浅川:そうですね。しっかりしたシーンのときはみんなそのモードに入るんですけど、その前はみんな全然仲良かったし、1時間とかの空き時間は、みんな部屋に戻って寝に行ったりとかしてました。

撮影場所と宿泊所が同じ。投票もリアルに

撮影場所と宿泊所が同じ。投票もリアルに…

同じ建物内に泊まってたので、すぐに部屋に戻れるんですよ。だから「おやすみなさーい」って部屋に行って起きてすぐ投票、みたいな。(劇中でも)投票のときって部屋から出てくるじゃないですか。だから同じ状態でした。

─そういう意味でもリアルな感じだったんですね。

浅川:寝る瞬間から起きた瞬間までずっと“人狼ゲーム”の世界で。自分の部屋も実際に使われている部屋のつくりと同じなので、めちゃくちゃ怖いんですよ。私、松永有紗ちゃんと同じ部屋で、「こわいねこわいね」ってゲラゲラ笑いながら話してました。

撮影最終日、聞くはずのない足音が…

─実際、「何か見ちゃった」とかありますか?

浅川:最終日の前に、4時半くらいだったんですね。私1人だけ撮影が終わって部屋に戻ってお風呂に行く荷造りしてたら、「ガチャ」って聞こえて階段の方に歩いていく音が聞こえたんですよ。

(飯田)祐真ちゃん戻ってきたのかなと思ったんですけど、「あれ?階段の方に行ったよな」と思って、階段は祐真の部屋側にあるから、登ってくるなら分かるけど降りてくってないよなと思って何だろうと思っていて、次の日にそれを聞いたんですよ。「4時半頃に、誰か部屋から出てった?」って。でも「出てない」って…。

私、有紗と同じ部屋だから、有紗ちゃんがずっと寝てたのは知ってるし。隣が(木下)愛華ちゃんの部屋だけど、音がした感じがしなかったんですよ。ってなったら、祐真ちゃんの部屋しかあり得ないから…。っていうのはあって、普通に怖かったです。

「きっとスタッフさんだよね」って言いながらも、スタッフさんはキャストとは違う階にいたんで、男の子も下の階だったんです。うちらは3階で。2階が男の子で1階がスタッフさんだったんです。っていうのはちょっとありました。

―おお…。

浅川:でも私、「見えない人」なので大丈夫だと思うんですけど。なんかいる時って、見えないわりに目が覚めるんですよ。

─体が感じてるんですかね?

浅川:わかんないんですけど。見えないし音も聞こえないんですけど、なんか目が覚めるんですよね、特に4時とか。だから怖かったですね。でも最終日の朝でよかったなと思って。

“制服作品”に特別な想い

─作品では高校生という設定です。

浅川:私の通う学校は、そもそも制服がないので、制服を着れるってことの喜びがありました。そういう意味ではすごい新鮮でした。

─制服を着て、同じ年代が集まるっていうこと自体が新鮮なんですね。

浅川:周りに男の子がいないから全然喋らないので、そういう点でも新鮮でした。

─共学になったみたいな?

浅川:そういう感覚でした。私お仕事の関係で小学校6年生以来、修学旅行へ行っていないんです。

だから、今学園ものをやらせていただくことによって青春を味わわせてもらってるって感じです。まあ、『人狼ゲーム』については、ちょっとベクトルが違うんですけど。

─そういう意味でも今が一番楽しい時?

浅川:そうですね。18歳になって仕事時間の制限もなくなったし、出来る仕事が広がったので、そういう点では何よりも仕事がしたくて。

休みの日も何したらいいか分からないくらい仕事がしたいので。まあ、仕事してたら休み欲しいとか思うんですけど(笑)。生きてるその時その時が楽しいって私は言ってると思うんですけど、今楽しいなって思いますね。

─アイドルの活動もされてますが、演技も楽しいですか?

浅川:『人狼ゲーム』を経験して、演技をもっとやりたいと思うようになったし、演技の奥深さや楽しさを改めて認識させられて。

だから、『人狼ゲーム』の後に撮った映画は今までとは違う感覚で挑めました。今回学んだことを生かしながら、もっといろんな作品を撮ってみたいと思うし、いろんなことをやりたいと思うし、今は本当に演技がしたいって思ってます。

─演技についてどんなことを学びましたか?

浅川:自分が考えてるものと監督が考えているもの、私が「こうなんですけど」って相談して監督が返してくれた言葉を受けて、自分が考えてたものを組み合わせて、しっかり深いところまで考えていく、というやり方ですね。

演技は「やりすぎくらいがちょうどいい」(浅川)

演技は「やりすぎくらいがちょうどいい」(浅川)

今までもそうしてたつもりだったけど、ちょっと違ったんだなと思って。「自分で考えたものをもっと出してもいいんだ」っていうのに気づいたし、表情とかもやってみて、ちょっとやりすぎとか「やりすぎ」って言っていただけるのはうれしいなって。

演技をプラスにするのって難しいけど、マイナスにしていくのは引き算をすればいいから、やりすぎくらいがちょうどいいというか。やりすぎっていうのも変ですけど、「さじ加減」を学んだし、何よりも演技の楽しさを教えてもらいました。

─監督をはじめとするスタッフさんとのやり取りで、役が洗練されていくんですね。

浅川:そうですね。今までよりも、役が自分に入っていきやすくなった。だから台詞がしっくりくるんですよ。監督と話す前はしっくりこなかった台詞も、監督と話して自分の中に落とし込むことによって自分の言葉になるから、しっかり頭にも入ってくるし、「ここのページ」って言われるとスッとでてくるようになって。それってちゃんと考えてるからできるんだなって、ちゃんと(役の)萌になれてるんだなと思って嬉しかったですね。

─今までの作品と何が違いましたか?“主演”という部分でしょうか?

浅川:それもありますけど、短期間で密度の濃い現場、というのが大きかったと思います。他の現場だと時間をかけてスタッフさんとのやりとりや、キャストさんとの関係も築けていくっていうのがあると思うんですけど、「演技をしにきてる」というところが大きくて、休憩もそんなになくて、ずっと(役の)萌のことや人狼のことを考えてるっていう環境が自分を変えてくれたんだと思います。

─濃密だったんですね。

浅川:かなり、かなり濃密でした。

「漫画実写やりたい」

─今後、こういう役を演じたいというのはありますか?

浅川:私、少女漫画がすごく好きで、マンガの実写化とか抵抗があって…。すごい嫌だったんですけど、『咲-Saki-』をやって、原作のファンの方に受け入れられるってこんなに気持ちいいことなんだって。

「少女漫画実写の世界は生きてるうえで幸せ」(浅川)

「少女漫画実写の世界は生きてるうえで幸せ」(浅川)

原作をここまで愛することができるってこんなに幸せなんだって思ったので、それで実写物のことを好きになったんです。それでもっとやってみたいと思うようになったし、『恋と嘘』も、原作がありますし。

少女漫画実写の世界って、自分にとって夢の世界で、生きてるうえで幸せな世界なんです。

ファイブ』っていうドラマに出演させていただいたときに、ど真ん中の少女漫画で好きな世界すぎて、毎日が楽しすぎて、こんなにも好きな世界観に染まれる作品があるんだってことに感動して。

だからもう、漫画実写をやりたいです。積極的にやりたい!

やっぱり認めていただくにはすごく難しいし、批判されるし、完成されたものを観ても色々言われるかもしれないけど、それでもその作品を愛して全力でぶつかっていったらきっと認めてもらえるっていうのを経験させてもらったので、今後もやっていきたいなと思います。

また主演だったりとかヒロインだったりとか、そういう役どころを演じることで吸収することも大きいですし、もちろん脇役もめちゃくちゃあるんですけど、そういう(主演)役どころって自分にとってもすごく嬉しいので。そういうところに呼んでいただけるような人間になれたらと思ってます。

─ちなみに、今ハマってる漫画は?

浅川:今、激推ししてるのは『恋降るカラフル~ぜんぶキミとはじめて~』、『思い、思われ、ふり、ふられ』です。

その辺をもし実写するなら、是非やりたい。クラスメイトの1人でいいからやりたい。本当にやりたい。どんな脇役でもいいから、自分の好きな作品に携わりたいっていうのはあります。

─そこまで原作愛のある役者さんもなかなかいらっしゃらないですよね。

浅川:幸田もも子先生(『ヒロイン失格』などの漫画家)の『センセイ君主』が、ちょうどこの間最終巻を迎えて、「クラスメイトでいいから出たい」っていうのは、幸田先生に言ってます(笑)。

先生も「出てほしい」って言ってくれて。『人狼ゲーム』もそうなんですけど、自分の好きな作品に携わるとモチベーションも上がるし、愛情も溢れるから。好きなものの範囲も広げていきたいし。『銀魂』も出たかったんです…。本当に大好きなんですよ。物心ついた小学生くらいから本当に大好きで。

─まさに、どストライクだったんですね?

浅川:銀魂3年Z組銀八先生』っていう小説があるんですけど、それが大好きで小学生の頃によく読んでいました。「学校で漫画は読んじゃダメ」っていわれて、代わりにずっとその小説を読んでいました。

本当に『銀魂』に出たかったんですよ。エリザベスの中の1人でもいいから。

古畑星夏ちゃんが、『銀魂』で結野アナやってるんですけど、私、結野アナが大好きなんですよ。本当に出たかった。だから、自分の好きな作品に出れるように、やっぱり頑張っていかなきゃなって。呼んでもらえるように。

─『銀魂』の悔しさをバネにして、ですね!

浅川:もし、舞台『銀魂』とかあったら出演させて頂けるように頑張りたいですね。

アイドル活動は…「ステージ上で結婚発表しません」

─演技が楽しいというなか、SUPER☆GiRLSさんとしてのアイドル活動も続けています。今後、ファンの方とはどのように接していく予定ですか?

浅川:演技が楽しいからといって、ステージ上で結婚発表しないんですけど(笑)。…今日、これ一回は言いたかったの!(笑)

─なるほど、安心しました(笑)。

浅川:アイドルとしてやってるうちは、グラビアも演技も、すべてにおいて一線を引いておきたいです。例えば、水着は小さくなりすぎないとか。あんまりやりすぎると、ファンの方も心配するし。私もアイドルが好きだったので、やっぱり複雑な思いになるのが分かるので。

松井珠理奈ちゃんがビキニになったときは衝撃を覚えて。そういうちょっとしたことでも衝撃を与えちゃうような…、アイドルってそういう職業だと思うので。

私は、握手会とかでは、なかなかファンの方々の心を折りながら活動しているんですけど、やっぱりステージ上では(指原さんが言っていたように)、誰よりもアイドルでいたいなと思ってるんです。握手会でのギャップとかもあるとは思うんですけど、ライブをやっているときの自分は誰よりも輝いているっていう思いでやりたいなと思うので、アイドルでいるうちはちゃんと「アイドル」でいたいなって思います。

─ファンの方にとってはありがたいお言葉ですね。

浅川:そうですね、でも、いつ何があって誰が卒業するかは分からないし、私もきっといつかは卒業するし、今は将来的に自分が1人になっても活動していけるように地を固めるつもりで、いろんな活動を全力で体当たりでやっていきたいなと思っています。

(文:中西啓)

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『人狼ゲーム マッドランド』

人狼ゲーム マッドランド

人狼ゲーム マッドランド

7月15日(土)シネマート新宿ほか公開

製作総指揮:吉田尚剛 監督:綾部真弥 脚本:川上亮・綾部真弥
原作:川上亮『人狼ゲームマッドランド』(竹書房) 企画:永森裕二 プロデューサー:岩淵規 助監督:田口桂 撮影:伊藤麻樹 照明:藤森玄一郎 録音・音響効果:長部彰 美術・装飾:中谷暢宏 小道具:大島政幸 特殊造形:遊佐和寿 特機:牧志結美

スタイリスト:岡本佳子 ヘアメイク:佐々木愛 編集:岩切裕一 音楽プロデュース:ペイズリィ8 スチール:向井宗敏 制作担当:田中清孝 音響効果協力:植松俊太
主題歌「哀しい棘」 作詞・作曲:坂本英三 歌:野田未南
企画・配給:AMGエンタテインメント

(C)2017「人狼ゲーム マッドランド」製作委員会

公式サイト:http://jinro-game.net/

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