【インタビュー】『タモリ倶楽部』でブレイクのトリプルファイヤー・吉田靖直 ドラマデビューも果たした2018年の野望は…?

トリプルファイヤー・吉田靖直

トリプルファイヤー・吉田靖直

『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)で特集を組まれたり、はたまた1月からスタートした日本テレビのドラマ『卒業バカメンタリー』(毎週月曜24:59~)に出演が決定したり…。

ひそかに人気を集めるロックバンド「トリプルファイヤー」のボーカル・吉田靖直。マルチな活躍から「ポスト星野源」の呼び声も高いが、本人はどんな思いで過ごしているのか?

これからのバンド活動を含めて語っていただいた。

地元では5分で終わる『タモリ倶楽部』トーク

2017年は大活躍でしたね。ご自身で振り返ってみていかがですか?

吉田靖直:そうですね。経験したことのないことがあったので、終わってみればいい年だったなと思いますね。私生活はそんなに変わらないんですけど、たまに目立つ機会があるくらいで。

年末年始はご実家(神社)のお手伝いをされていたようですね。Twitterでもファンらしき方が画像をアップしていたようですね。

吉田:ファンではないと思うんですけど。よくわかんない人です。

地元にいらっしゃる同級生と飲んだりすることもありますか?

吉田:それはよくしますね。でも、主に地元で会う友達は一人だけです。

友達のリアクションはどうですか?

吉田:「すごいじゃん」みたいなことは言われましたけど、5分したらその話題終わります。

『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)でお父さんもお話されていましたが、今回の帰省では跡継ぎについて何かおしゃっていましたか?

吉田:あー、そうですね。でも若干「息子頑張ってるな」みたいな感じにはなってきていて…。まわりの人もそういうこと言ってくれるみたいで。僕は「重要な時にちょいちょい帰る」みたいなスタイルができたらいいなと思ってるんですけど。

でっかい祭の時は一応帰っておかないと「あそこの息子は何やってるんだ」ってことになっちゃうので。

盆暮れは地元に帰って後援者の方々と触れ合う国会議員みたいですね。

吉田:そうですね。

吉田さんが露出するようになって神社への人出は増えましたか?

吉田:変わってないと思います。

徐々に増やしたいという気持ちはありますか?

吉田:そういうのはないですね。来たい人が来てくれれば…。神社とかってそんな人を増やすようなもんでもないですし、まあ、やったほうがいいのかもしれないですけど、考えてないですね。

─配信番組(1月10日の『WOWOWぷらすと』)でもドラマのお話が出ていましたが、撮影現場は“ゆるかった”そうですね。

吉田:ゆるいというか、ピリピリしてないというか。監督も演技とかニュアンスを言ってくるよりは、一発撮りがいい、という考えがある人だったので、撮り直しもそんなに多くなくて。演技のことを細かく指定されたりとかもなかったので、自由にやらせてもらいました。

役者業は今回が初めてだと思いますが、今後は年に数回とかやっていきたいと思いますか?

吉田:うーん、まあ、ドラマは収入的にいいですよね(笑)。年に1~2回あったら結構助かります。

まとまったお金がいきなり入って金銭感覚は変わったりしませんか?

吉田:ギャラはまだ入ってきてないんですけど、まずは借りてたものを返さないといけないので。(実家の)神社のことをやるのに運転ができないと不便なので、免許をとるのに親からお金をもらったんですが、それを使いこんじゃったので…。まずはそこにあてるとか。

それはいつの話ですか?

吉田:1~2年前ですね。

結構最近なんですね! お金の管理は得意じゃないと。

吉田:得意じゃないですね。「これに使う」って決めないとダメですね。

返し終わったあとに、何に使うか決めているものはあるんですか?

吉田:ジムに通いたいんです。あまりにも行動力がないというか。寝転んでいて起き上がるのが面倒くさいとか、そういう感じなので。鍛えたら1日をパキパキと過ごせるんじゃないかと。

ご自宅にダンベルがあってもやらないタイプですね?

吉田:はい、まさにあるんですけどやってないです(笑)。

共演者との焼肉「今日何回喋りました?」

あるんですね。ドラマの話に戻りますが、カメラが回っていないときは、共演者の方とお話されたりしましたか?

吉田:他愛もない話をしましたね。僕が演技を知ったように話す、っていう流れがあって。“役が落ちてくる”っていう言葉があるらしいんですけど、身に入る=役が落ちるみたいな。そういう用語とかを駆使して大御所みたいな感じをやるっていうノリが。それで、「お前何も知らんだろうが」ってツッコんでもらうみたいな。

仲良くされたんですね。

吉田:そうですね。まあ、途中までは、久々に人見知りを発揮してしまった感じだったんですけどね…。気を遣ってしまうんですよね、相手はそんなに(自分と)話したくないんだろうなって。

でも、結果的に和気あいあいとした雰囲気を作れたというのはすごいですね。

吉田:わりと優しくしてくれて。まわりの方が気を遣ってくれたのもありますし。「変な人だな」みたいな感じで。

「変な人」という感じに扱われたほうが楽というのもあったのでしょうか?

吉田:まあ、そうですね。

ちなみに、オフで飲みに行かれたりとかもあったんですか?

吉田:一回、焼肉を食べに行きました。まあ、ジャニーズのお二人がおごってくれたんですけど。

よかったですね(笑)。

吉田:いいお肉を食べました。

どんなお話をされたんですか?

吉田:僕がずっと興味を持ってこなかった演技とか映画とかの話をずっとしていて。僕以外の3人はもともと演技をやっているから、たぶん話したいことがいっぱいあって。

僕はずーっとボーっとしてて、2時間くらい経ったときに前田さんに「吉田さん、今日何回喋りました?」って言われて、「ヤベェ」と思って。まわりも「あっ…」って思ったみたいで。そこからは「吉田くんのこういうところがいい」みたいなことを言ってくれるゾーンに突入しました。

「グラビアアイドルと共演したい」

今回のドラマは、恋愛下手な大学4年生のストーリーとなっていますが、ご自身の学生時代の恋愛はどんな感じだったんですか?

吉田:そうですねえ。高校の時は“彼女が欲しい”とか“ヤリたい”とかがめっちゃあったんですけど、喋るのが苦手だったので、いざそうなると緊張して何も喋れず、「おはよ」って言われても会釈で返すみたいな感じだったので。

一応お付き合いさせてもらったりしてたんですけど、あんまり深く仲良くはなれなかったですね、彼女とは。

彼女と一緒にいるときはどんな感じだったんですか?

吉田:うーん、なんか緊張して喋れないというか…。僕の思考が童貞すぎて、たぶん気持ち悪かったんでしょうね。

自転車でニケツ(二人乗り)して帰ってたんですけど、「ここの席はお前専用だから」みたいなことをメールで送ったりして。そのあたりから、だんだん距離を置かれ始めたんです(笑)。雑誌に書いてあるノウハウとか読んで頑張ってたんですけど。

今回のドラマは懐かしい感覚もあったんでしょうか?

吉田:今の僕の思考とは違うんですけど、確かに基本、童貞モノとかまあまあ好きというか。ダメ人間的な作品とかが結構好きで。

例えばどんな作品ですか?

吉田:西村賢太とか町田康とか、うまく世の中と折り合いをつけられないというテーマのあるものを好みがちではありますね。

今後、ドラマのオファーがきたら、どんなジャンルのものをやりたいですか? 共演してみたい人はいますか?

吉田:あまり考えてなかったんですが…できれば、グラビアアイドルと共演したいです(笑)。

タイプのグラドルさんは?

吉田:岸明日香さんとかですかね…。

王道ですね(笑)。好きなグラドルの系統はありますか?

吉田:あえて口に出すほどのことでもないんですけど、エロいとかムチムチしてるとか、そういうところですかね(笑)。

スレンダーよりかはムチムチ系がお好きなんですね。

吉田:そうですね(笑)。

話は戻りますが、タモリさんもおっしゃってましたが、吉田さんはもともとお笑いが好きだということで、お笑い番組は何を観ていたんですか?

吉田:『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ系)は観てたんですけど、当時「ダウンタウンすごいな」って思ったのは『HEY!HEY!HEY!』(フジテレビ系)ですね。

最近気になる芸人さんはいらっしゃいますか?

吉田:劇場に行くことはしないんですが、ネットで観てます。最近はアインシュタインの稲田直樹さんがすごいなって思ってます。ルックスが個性的な人なんですが、返しとかもおもしろいし、単純にとても才能がある人だなと思います。

M-1』などの賞レースもくまなくチェックしていますか?

吉田:無名な人をひたすらチェックしてる、というのはないんですけど、自分の好きな系統っていうのはやっぱりあります。例えば、さらば青春の光も好きです。「発見がある」人たちが好きっていうか、技術がすごいとかではなくて、物の見方に角度をつけているようなものが好きですね。

そういうものが、吉田さんの作詞にも生きてきたりするのでしょうか。

吉田:好きなものが、ちょっと驚きがあるみたいな、「こういう考え方もあるよな」と思えるものが本とかでも好きだったりするので、音楽でもそうなんですが全体的に驚きのあるものが好きですね。人としての好み、お笑いにしても何にしても共通してるものがあるなって思います。

ライブのMCは苦手だということですが、結果的にお客さんの笑いをとれているということなんですが、このスタンスは今後も変わらずといった感じでしょうか?

吉田:苦手っていうか、別にプレッシャーも何も感じてないんですが。何でもいいって思ってます。ただ、変に感動的なことを言いたくないな、くらいは思ってます。売れてるバンドがそういうことを言うことに対しての反発心がやっぱりまだちょっとあって。

去年の活動は、今後の作詞にアウトプットされそうですか?

吉田:直接的に繋がるようなことは特にないんです。嫌なことがあったときのほうが歌詞になるんですよね。最近は、そんなに嫌な思いをしてないです。

そういう意味では生みづらい環境ではあるのでしょうか?

吉田:まあ、別に生きてるうちの一環っていうか、歌詞にするためにこう生きようって感じはないです。

最近、聴く音楽はなんですか?

吉田:テクノっぽいのを聴くことが多いですね。割とベタな初期のテクノ。Basic Channel(ベーシック・チャンネル)とか。

自分が好きな音楽の傾向として、“ミニマル”っていう繰り返しが多くて、同じリフをやり続けるようなロックバンドとかが好きで。あと、DAF(ダフ)なんかのテクノに影響を与えたバンドが結構好きだったので、じゃあ自分はテクノも好きだろうなと思って聴くようになりました。

ニューアルバムが出たばかりですが、既に新曲は何曲か出来てますか?

吉田:まだ、3~4曲ですね。

そのペースは普段と比べると早いほうですか?

吉田:変わってないと思います。まず、録音したのが発売される1年くらい前なので、その間結構長いこと空いてるので。

去年はバンドも、ご自身も活動の幅が広がったと思いますが、今後バンド活動はどれくらいの割合でされる予定ですか?

吉田:基本はバンドしかすることがないんで、他はたまにお邪魔してるって感じで。課外活動として『共感百景』(テレビ東京系)とかは特に好きですね。『共感百景』のような、短い言葉で表現するものは、わりと自分も向いてるのかなと思いますし。そういうのはちょくちょく出させてもらいたいなって思いますね。

お気に入りの映画

─ところで、吉田さんのお気に入りの映画はありますか?

吉田:『湯を沸かすほどの熱い愛っていう映画です。観てないんですけど。

観てないんですか(笑)。

吉田:ドラマの4人で焼肉行ったときに「あれ最高だよな」ってみんなが言ってて、「お前も観たほうがいい」ってすすめられて。まだ観てないです。

おすすめのポイントとか言ってましたか?

吉田:めっちゃ泣いちゃうって言ってました。まあ、観てないのであんまり入ってこなかったんですけど。描き方が直接的じゃないというか、ただの感傷映画ていうわけでもなさそうなので観てみたいなと思って。

お涙ちょうだい的な感じじゃなくてってことですね。

吉田:そうです、観たら違うかもしれないですけど(笑)。

ご自身が観た映画でよかった作品はありますか?

吉田:んー、そうですねえ。最近、記憶力が弱っていて…。

早くないですか?(笑)

吉田:最近、友達の車で流れていたサントラを聴いて思い出したんですけど、レザボア・ドッグスはよかったですね。…観たのめっちゃ前ですけど。

(文:中西啓)

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