【インタビュー】今田美桜、『花晴れ』“庶民狩り”に隠れた意外な趣味

今田美桜

ドラマ『花晴れ』で真矢愛莉を演じる今田美桜(クリックで画像一覧)

大ヒットコミック『花男』から10年経った英徳学園を舞台にした現在放送中のドラマ花のち晴れ~花男 Next Season~(TBS系)。

神楽坂晴(平野紫耀)が結成した「C5」の紅一点メンバーとなる真矢愛莉を、女優の今田美桜が演じる。

インタビューで「二重人格」と今田が断じる愛莉は、ぶりっ子キャラながもC5の先頭に立って「庶民狩り」を行う小悪魔キャラ。ただ、幼いころから晴に想いを寄せている、というピュアな一面も見せる。

フジテレビ系月9ドラマ民衆の敵で高橋一生のデリヘル嬢を演じて注目を集めた今田に話を聞くと、コミックに限らず小説や映画をこよなく愛するという「勉強家」な一面も見せてくれた。

二重人格、「やりがいがある」

―今回の愛莉というキャラクター、どう捉えていますか?

今田美桜:二重人格がすごいな、と思います。いじめ方、怒り方が…。女の子ではなかなかない暴れ方をするのと、ぶりっ子キャラとの差が怖いですね。

あと、“庶民狩り”を楽しんでいる子ですよね。C5という、ただでさえ庶民から見たら怖い存在なのに、さらに庶民を追い詰めるという…。

―二重人格のキャラ、感じるものはありますか?

今田:隠れた二重人格というより、あからさまなんですよ。ワンシーンの中でも晴から良い返事がもらえないととたんに「ハァ!?」って感じで不機嫌になったり、逆に機嫌がよくなったりする様子は面白いです。

―演じ甲斐がありますか。

今田:難しいですけど、ありますね。

―C5の共演者の方と演技についてやり取りすることはあるんですか?

今田:私が庶民狩りの時に、晴に退学届けを渡す役なんですけど、退学届の渡し方やタイミングがこれでいいか、というのはします。ただ、ぶりっ子から怖い愛莉に変わるシーンは監督からアドバイスをもらうことが多かったです。

―今回の撮影はどう進みました?

今田:漫画原作だったので、漫画を読んで、実際に撮影に行って監督から「こういう風にしよう」と提案を受けて、というアドバイスをもらう方が多かったですね。

―セットも豪華ですよね。

今田:晴の部屋も行きました! C5のサロンや食堂も、普通の学校じゃありえないですし、給食もコース料理ですし…。ビックリしますよね。毎回、ただただビックリしてます(笑)。

―そんな環境の中、庶民狩りを行う愛莉の、晴に対する一途な想いも出てきますね。

今田美桜

今田美桜

今田:「庶民狩りを一番楽しんでいる女の子」という性格に加えて、音に対してはジェラシーもあるんですよね。なので、さらにエスカレートしたことを音にやってしまう。

ただ、4話で晴に対する、切ない一途な気持ちが愛莉にはあるんです。私、台本を読んでいて苦しくなりました。

―なぜ?

今田:こんなに晴のことが大好きで、小学生の頃から思い続けて…。晴のことが好きになったきっかけや、そこで愛莉が「痩せる」と決めたこと。それが切ないし、「晴は誰にも渡さないぞ!」という一途さは尊敬できると思いました。

―ちなみに今田さんご自身があの中で音のような三角関係になっちゃったらどうします? 何度も聞かれていると思いますけど。

今田:いやぁ…、迷いますよね(笑)。2話までは不器用さで晴かな、と思ってましたけど、4話で天馬の本心と不器用なところが見えるので…、どっちも選べないです(笑)。

―愛莉の一途な想いも見どころだと思いますが、今田さんの「一途なところ」ってありますか?

今田:あります。今、周りにいる人たちとは離れたくないです。普段近くにいてくれる、友達とかスタッフさん。環境が変わっても離れたくないですね。

―それはお互いに腹を割って話せるから?

今田:それもあります。特に事務所のスタッフさんとは色々話しています。上京してきてから、プライベートも仕事もちゃんと向き合ってきました。

私に迷いがあれば、社長含めスタッフの皆さんがしっかりと私と向き合ってくれます。一緒にいて安心できますし、これからも離れたくないと思います。

友達もそうです。会う回数とかではなく、みんなと同じように付き合っていきたいと思います。

読書好きになったのは…

―なるほど。ちなみに今回のドラマは少女漫画原作です。今田さんはかなり本を読まれると聞きましたが。

今田:漫画はスマホのアプリで、小説は本で読みます。今読んでいるのは湊かなえさんの豆の上で眠るです。

―どのように読む作品を決めていますか?

今田:勧められて、というのもありますけど、1冊読み終わって「次に何を読もうかな」ってワクワクする時間が好きなんです。

本屋さんに行って表紙の絵で買うこともあるし、裏表紙に書いてあるあらすじを読んで決めたり…。とにかく気になったのを買っちゃうので、追いついてないんです(笑)。

―積読状態(笑)。紙の本を読まれるんですね。

今田:勧めてくれる周りの子も紙で読んでますよ。漫画だったらスマホで大丈夫なんですけど、文字は…(本を開くしぐさをしながら)こう読みたいです。勝手なこだわりかもしれませんけど。

―昔からそういうスタイルで読書を続けてこられたんですか?

今田:実は…1~2年くらい前からなんです。

高校卒業してから1年くらい、向こう(地元・福岡)にいたんですけど、お仕事以外だと家にいる時間が多かったんです。友達はみんな大学に行っていて…。その時間をどう過ごそうか、と考えた時に「本とか映画を見て勉強したいな」と思って読み始めたら、好きになったんです(笑)。

―そういう勉強が演技に活かされている、という実感はありますか?

今田:まだ、ないですね…。活かしていければいいな、と思います。ただ、映画を観ることも本を読むことも「やりたいこと」になったので、空いた時間も楽しく過ごせてます。

―週刊誌のグラビアも大々的に飾るなどの活躍をされていますけど、『花晴れ』の“愛莉”の見どころを今田さんのファンの方にお願いします。

今田:4話は愛莉がいろんな顔を見せると思います。晴に対する想いや、音との距離感を観てほしいです。

…あと、音と晴と天馬の三角関係も観てほしいなぁ、と思います(笑)。

(文・写真:中西啓)

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