「絶対的名作だ!」としか思えない漫画5選-TSUTAYAマンガ通おすすめ

絶対的名作マンガ

世の中にはあふれるほど漫画がありますが、「これは名作だ!」と瞬時に思える漫画に出合うことが稀にあるんです。そこで私がここ最近読んだ漫画の中から発売されてまだ巻数が浅く、個人的に「絶対的名作だ!」と感じた5タイトルを厳選して紹介します。

夢に向かって一途に頑張る主人公の姿に胸を打たれます

『ランウェイで笑って』(猪ノ谷言葉 著、講談社 刊)

ランウェイで笑って』(猪ノ谷言葉 著、講談社 刊)

身長は、158cmから伸びなかった……。藤戸千雪の夢は「パリ・コレ」モデル。 モデルとして致命的な低身長ゆえに、周囲は「諦めろ」と言うが、千雪は折れない。そんなとき、千雪はクラスの貧乏男子・都村育人の諦めきれない夢「ファッションデザイナー」を「無理でしょ」と切ってしまい……!? 「叶わない」宣告をされても、それでも一途に夢を追って走るふたりの物語。

【絶対的名作だ!ポイント】
何と言ってもこの漫画を読んで好感がもてたのは「少年誌の王道」である事。「エロ」や「萌え」に傾いていない所です。私は特別、ファッションにもモデルの世界にも興味はないですが、それにも関わらずストーリー展開に鳥肌が立ちました。夢を叶えるために頑張る姿には男女や世代問わず胸を打たれますよね……。主人公のふたりが今後どのようなサクセスストーリーをみせてくれるのか、一緒にパリコレのランウェイからの景色がみたくなるような作品です!

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それは恋なのか、恋とは違う別の感情なのか……? 現代の純文学的作品

『ロッタレイン』(松本剛 著、小学館 刊)

ロッタレイン』(松本剛 著、小学館 刊)

仕事・恋人・母親……全てを失った一(はじめ)の前に現れたのは、14年前、自分と母を捨てた父と、初めて会った血のつながらない義妹・初穂。複雑な関係ながら“家族”になろうと歩み寄る一だが、少女と女性の間を行き来する美しい初穂に心奪われ……衝動と愛情が交錯する、ひと夏の儚い恋の物語。

【絶対的名作だ! ポイント】
「30歳男性と13歳にして妖艶な魅力をもった女子中学生とのそれは恋なのか恋とは違う別の感情なのか……」この漫画はロリコン漫画ではありません!現代の漫画界が誇る純文学的作品だと思いました。登場人物のそれぞれに重い背景や生い立ちがあり、それが複雑に絡み合います。心の中に溜まっている鬱積した感情が見事なまでにひとコマひとコマからあふれ出て来るようでヒリヒリ感じてしまう作品。熱量が凄まじく、読んでて痛くも苦しくなる作品。

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自分の寿命の買取価格が査定されたとしたら、いくらだと思いますか?

『寿命を買い取ってもらった。一年につき、一万円で。』(著:田口囁一 原著:三秋縋、集英社 刊)

寿命を買い取ってもらった。一年につき、一万円で』(著:田口囁一 原著:三秋縋、 集英社 刊)

毎日を無気力に過ごしていた青年は、ある日寿命を買い取ってくれる不思議な店の噂を耳にする。金に困って寿命の大半を売り払った彼は、余命3か月を「監視員」の女の子と共に過ごすことになるが……。三秋縋の人気小説『三日間の幸福』をコミカライズした作品。

【絶対的名作だ! ポイント】
先ず、タイトルがもの凄いインパクトです。もし自分の寿命が査定されたなら、いくらの値段がつけられるのだろうか?等と考えてしまいました(笑)。綺麗な可愛い表紙、読みやすそうなキャラクター描写とは裏腹に、内容はグサグサ容赦無く心を抉ってきます。普段考えないような、自分自身の「人生観」や「これからの生き方」「考え方」「人との繋がり」等、さまざまな事を自問自答させてくれる作品です。

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主人公のふたりにはある“隠しごと”があります

『昴とスーさん』(高橋那津子 著、KADOKAWA 刊)

昴とスーさん』(高橋那津子著、KADOKAWA 刊)

小さなアパートで、人目を避けるようにふたり暮らしをする澪(みお)と昴(すばる)。歳の離れた姉弟のようにみえるふたりだが、昴にはある秘密があった。

【絶対的名作だ! ポイント】
主人公のふたりにはある“隠しごと”があります。ネタバレになるので詳しく書けません……。この漫画のすごい所は、設定の説明が一切語られる事がないまま淡々と凄まじい画力だけでストーリーが展開していきます。そして読み進めていくと内に気づけば設定とある“隠しごと”について理解できてくる……。そして最後のページには……。

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罪と罰、愛と戦い、そして父親とはなんなのか?

『著:朝基まさし  原著:山川直輝』(#REF! 著、講談社 刊)

マイホームヒーロー』(著:朝基まさし 原著:山川直輝、講談社 刊)

頼れる妻と、ちょっと反抗期気味だけど可愛い高校生の娘。サラリーマンである父親の人生はそれなりに幸せだった。娘の顔に殴打の傷を見つけるまでは……。罪と罰、愛と戦いの物語。

【絶対的名作だ! ポイント】
もし自分の娘がDVを受けていて、しかも殺されそうになっていたとしたら? 父親としてどのような行動をとれるのか? とってしまうのか……? 考えさせられました。父親が推理小説オタクという設定なので、用意周到な隠蔽工作や、ヤクザとの駆け引き等、妙な説得力があります。また、シリアスな展開と、どこかコミカルな要素とが交互に襲って来るので最後まで緊張の糸が途切れない作品です。

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いろんなジャンルやテーマでマンガをおすすめ! TSUTAYAマンガ通スタッフが教えるとっておきの作品はコチラ

【書店員】湊 健一郎

【書店員】湊 健一郎

映画・本・音楽・アイドルなどを主に好んでいます。
先日、秋元康さんがTV番組の中で『人生はどれだけの事を「目撃できたか」が大事なんだ』と仰っていました。私もそうでありたいし、又沢山のお客様に良い作品を目撃して頂ける様日々お仕事させて頂いております。

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