一年の中で最もマンガを一気読みするのに適した時期、ズバリ正月に何が一番読まれたか？ TSUTAYAで最も読まれたマンガTOP3と、上位タイトルの中から個人的にオススメしたい作品を紹介します。2018年、時間が取れたら何読もう？の参考に！

第3位は、実写映画も大ヒットした不朽の名作

『 鋼の錬金術師 』（ 荒川弘 著、 スクウェア・エニックス 刊）

【 年末年始一気読み ポイント】
シリーズトータルでのレンタル数第3位は「ハガレン」。荒川弘による少年コミック史に残る名作が昨年12月に実写映画化し話題になりました。実写映画キッカケで原作を読む人や、じっくり読み返す人が多かった模様。完結していることや、27巻という巻数も長期休暇に一気読みするのにちょうどいいですね。

【あらすじ】
兄・エドワード、弟・アルフォンス。2人の若き天才錬金術師は、死んだ母を甦らせるため禁断の人体錬成を試みる。しかしその代償はあまりにも高すぎた…。錬成は失敗、なんとか魂だけを鎧に定着させた弟とともに、すべてを取り戻すための長い旅に出る…。

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第２位はリアリティあふれる出産ドラマ

『 コウノドリ 』（ 鈴ノ木ユウ 著、 講談社 刊）

【 年末年始一気読み ポイント】
2位は出産リアリティコミック「コウノドリ」。リアルすぎて最近は「逆に妊婦は読まないほうがいい」との声も!? そういわれると一層読みたくなるのが人間心理。ドラマ2期の影響もあり、幅広い世代に読まれました。青年誌連載ながら女性読者が6割を占めるのも特徴。

【あらすじ】
出産は病気ではない。産科医療は怪我や病気を治す訳ではない。なので通常の出産に産科医は必要ない。だが、何かが起こりうるから産科医は必要なのだ─。新しい命が誕生する現場の人間ドラマ！第40回講談社漫画賞・一般部門受賞（2016年）。

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1位は大正義・歴史大河コミック。年末年始もぶっちぎり！

『 キングダム 』（ 原泰久 著、 集英社 刊）

【 年末年始一気読み ポイント】
年末年始に最も読まれたコミックは「キングダム」。言わずと知れた人気歴史大河コミック。恐らく、いつランキングを集計しても「キングダム」が1位でしょう。それくらいここ数年の「キングダム」は独走状態。しかも2位にダブルスコアというダントツ1位でした。

【あらすじ】
​いまだ一度も統一されたことのない中国大陸。戦乱の世に生きる少年・信は、天下に名を成すことを目指す！

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2017年末に一気に人気作の仲間入り！ もはやネクストブレイクではない！

『 約束のネバーランド 』（ 出水ぽすか 著、 集英社 刊）

【 年末年始一気読み ポイント】
ここからは上位タイトルの中から気になる作品をピックアップ。シリーズトータルでは惜しくも8位でしたが、1巻平均にすると1位だったのが「約束のネバーランド」。今までになかった世界観や先が読めない展開が人気で、ユーザー投票によって決める「TSUTAYAコミック大賞　ネクストブレイク部門」1位でした。

【あらすじ】
​母と慕う彼女は親ではない。共に暮らす彼らは兄弟ではない。エマ、ノーマン、レイの三人はこの小さな孤児院で幸せな毎日を送っていた。しかし、彼らの日常はある日突然終わりを告げた。真実を知った彼らを待つ運命とは…！？

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あ、これバナー広告で気になってたヤツだ。グロそう、だけど気になる…！

『 食糧人類－Ｓｔａｒｖｉｎｇ　Ａｎｏｎｙｍｏｕｓ－ 』（ イナベカズ 著、 講談社 刊）

【 年末年始一気読み ポイント】
ハッキリ言って、お正月に読むには適していません。グロいです。「食糧人類」は家の本棚に置きたくないのかレンタルとの相性バッチリ。ランキング60位（『賭ケグルイ』より上！）とたくさんの人に読まれました。（人格疑われそうだから僕もあまり人にすすめていませんが、みんなホントはこういうの好きなんですね）

【あらすじ】
​ある日、高校生の伊江とカズの2人は、学校からの帰宅途中、拉致されてしまう。目が覚めると、人が敷き詰められたトラックの上。辺りには冷凍された裸の人間たちが並び、生きた人間たちによって解体されていた。この地獄から、脱出する術はあるのか？

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（集計方法：17年12月22日～18年1月8日のTSUTAYAコミックレンタル貸出冊数実績）