“アメコミヒーロー”という域を優に超え、ポップカルチャー・ファッションアイコンとしても、世界中の誰もが知る「バットマン」や「スーパーマン」などを生み出したDCコミックスが、2016年3月25日公開映画『バットマンＶＳスーパーマン　ジャスティスの誕生』に続いて送り出す最新作のタイトルが、『スーサイド・スクワッド』に決定されると同時に、2016年の日本公開が発表された。

そして今回、DCコミックスが開催する2015年の“バットマン・デイ”9月26日の前日に、同作に登場するバットマンの宿敵にして本作でも重要な役割を担うことが予想される狂気のスーパーヴィラン(悪役)、＜ジョーカー＞の画像が解禁となった。同役を演じるのは、『ダラス・バイヤーズクラブ』でアカデミー賞助演男優賞を受賞し、今最もその実力が注目される俳優ジャレッド・レトだ。

アメリカで公開された予告編が『スター・ウォーズ』最新作を超えるペースで再生されるなど、もはやファンのみでなく世界中を巻き込んだ一大ムーブメントを巻き起こしているアンチヒーロー超大作『スーサイド・スクワッド』。

そのストーリーは、『バットマン』をはじめとしたDCコミックス内の様々な作品に登場した服役中の囚人たちが、減刑と引き換えに命がけで危険な任務に挑む部隊＜スーサイド・スクワッド＞となり悪と戦う姿を描くという斬新なもの。強烈な個性を持つ悪役たちが作品の垣根を超えて共闘するという、今まで見たこともないようなスケールの大きさに期待は高まるばかりの同作の監督を務めたのは、『フューリー』で大迫力の戦争アクションを演出したデヴィッド・エアー。出演はウィル・スミス、ジャレッド・レト、マーゴット・ロビー、ジョエル・キナマン、ジェイ・コートニー、カーラ・デルヴィーニュなど錚々たる顔ぶれになっている。

今回解禁されたのは、本作に登場する新たなるジョーカーの姿だ。『ダラス・バイヤーズクラブ』でみせた抜群の演技力と、30kgの増量から20kgの減量まで躊躇なくこなすというストイックな役作りで高い評価を集めるハリウッド大注目のスター俳優ジャレッド・レトが、そのストイックさをもって新たに命を吹き込んだジョーカーは、体中に入った刺青や緑の髪、恐怖を与える銀歯、そして笑顔とも悲鳴ともわからぬ表情と、画像だけでも見る者の度肝を抜く衝撃の仕上がりとなっている。一度見たら忘れられないその姿からは、ジョーカーの持つ圧倒的な狂気と抜群の存在感を感じ取ることが出来るだろう。

映画・アニメ・漫画と現在空前の盛り上がりを見せているヒーローモノで描かれる“正義VS悪”という方程式とは全く異なる、“悪VS悪”という世界観は、従来の作品と比較しても完全に異色。鑑賞者の心を掴んで離さない悪役達の怪しい色気に加え、スーパーヴィラン＜ジョーカー＞がキーを握るキャラクターと噂されており、ファンならずともそのストーリーが気になってしまうこと間違いなしだ。

ワーナー・ブラザース映画では、世界で最も有名な2大ヒーローの共演となる『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』、本作『スーサイド・スクワッド』を皮切りに、2020年までにDCコミック原作のアクション大作10作品の公開を予定している。作品の垣根を超えたヒーローとヴィランの夢の共演は、映画ファン・原作ファンならずとも目が離せない。

〈バットマン・デイ とは〉

▼ワールドワイドでバットマン作品（書籍）の販促活動を行う日がバットマン・デイ。

期間中、対象の店舗でバットマン作品１冊購入につき、以下の商品をセットでプレゼントする。

・「BATMAN」オリジナルバッジ

・「BATMAN DAY」記念ポストカード

対象店舗（６店舗を予定）

・書泉ブックタワー（秋葉原）／書泉ブックマート（神保町）／書泉グランデ（神保町）／ブリスター（秋葉原）／SHIBUYA TSUTAYA（渋谷）／紀伊國屋新宿フォレスト（新宿）

対象期間

2015年9月26日（土）～10月12日（月・祝）

---

映画『スーサイド・スクワッド』

2016年日本公開

邦題：『スーサイド・スクワッド』

日本公開：2016年

出演：ウィル・スミス、ジャレッド・レト、マーゴット・ロビー、ジョエル・キナマン・ジェイ・コートニー、カーラ・デルヴィーニュ、ヴィオラ・デイヴィス、アドウェール・アキノエ＝アグバエ、ジェイ・ヘルナンデス、アダム・ビーチ

監督・脚本：デヴィッド・エアー

製作：チャールズ・ローブン、コリン・ウィルソン、リチャード・サックル