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『ズートピア』と併せて観たい! 『モンスターズ・インク』ほか、社会派アニメ映画3選

映画『ズートピア』より ©2016 Disney. All Rights Reserved.
ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作『ズートピア』が4月23日(土)より全国公開中だ。本作は、動物が人間のように暮らす“楽園”「ズートピア」を舞台に、新米警官のウサギ:ジュディ・ホップスと、詐欺師のニック・ワイルドのコンビが見せる活躍を描く作品で、上質なアニメーションに加え、偏見を扱った社会派なストーリーが好評を博している。そこで今回は、『ズートピア』と併せて観たい、社会派アニメ映画を3本紹介する。
主人公は、「怖がらせ屋」のコンビであるマイクとサリー。彼らが務める会社モンスターズ・インクは、人間の子供たちを怖がらせ、その悲鳴を原料にすることで電力を生産していた。ある日、マイクとサリーはブーという女の子の部屋に忍び込み、彼女を怖がらせようとするのだが、ブーは2人を面白がってしまう。そしてあろうことか、ブーは2人の後をついて、モンスターの世界にやってきてしまい…。
「怖がらせ屋」のモンスターが子供の悲鳴を起こすことで電力が生まれるという奇想天外な世界観、そして細やかなアニメーションに形作られる斬新なキャラクターデザインには誰もが引き込まれ、終盤にかけて繰り広げられるスリリングな展開には手に汗握る。マイクとサリー、そしてブーが繰り広げる冒険の果てに訪れる切なさに満ちたエンディングは、大人でさえも涙を禁じ得ないほど感動的だ。
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物語の舞台は、荒廃した近未来の地球。お掃除ロボットのウォーリーは、たった一人で、人類に見捨てられた地球のごみを片付け続けていた。そんなある日、ウォーリーの前に、人類から「ある目的」を託された、イヴというロボットが現れる。イヴに好意を抱いたウォーリーは、彼女の気を引こうと不器用に奮闘するのだが…。
ごみ問題という誰もが加担しうる普遍的な社会問題を、愛らしいロボットに結び付けて展開される物語は、オープニングから鑑賞者をグイグイ引き込む。イヴに託された「ある目的」が明らかになることで物語が大きく転調し、スケールが拡大されるストーリー構成は秀逸の一言に尽きる。イヴに託された「ある目的」と、ウォーリーのイヴに対する思いが結実するラストも絶妙だ。
『LEGO(R) ムービー』/監督:クリス・ミラー、 フィル・ロード
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主人公のエメットは、真面目に働く建設作業員。しかし彼は、余りにもフツー過ぎて、誰にもきぢてもらえない存在だった。ある日、いつものように仕事を終えたエメットは、地下から謎の声を聴く。声を追って地下に降りたエメットだったが、これが原因で世界を救わなければならなくなってしまい…。
誰もが一度は触れた経験がある、レゴブロックの世界を映画化した作品として興味をそそられる本作が描くのは、現代人が知らぬ間に抱えていた「ワーカホリック(仕事中毒)」。人生をエンジョイすることよりも、機械的に働く毎日を送ることを優先しているキャラクターたちの姿には、ハッとさせられる人も多いはず。レゴの質感をそのまま表現したアニメーションや、レゴの世界が人間の世界と意外な形で収束するラストも素晴らしい。
(文:岸豊)
映画『ズートピア』
2016年4月23日(土)全国ロードショー
製作総指揮:ジョン・ラセター
製作:クラーク・スペンサー
監督:バイロン・ハワード『塔の上のラプンツェル』/リッチ・ムーア『シュガー・ラッシュ』
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
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