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池上彰と関根麻里がボストン爆弾テロを解説!映画『パトリオット・デイ』トークイベント

(C)2017 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved

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6月9日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国公開となる映画『パトリオット・デイ』が特別試写会を実施。ジャーナリストの池上彰と、ボストンに留学経験のある関根麻里が登壇し、それぞれの目線からトークを繰り広げた。

本作は、2013年4月15日に起こった、ボストンマラソン爆弾テロ事件の、犯人特定から逮捕までの驚くべき事件の裏側を描いた実録サスペンスドラマ。ボストン警察、FBIはもちろん、ボストンのごく普通の市民ら“知られざる英雄たち”が全員一丸となってテロリストに立ち向かい、わずか102時間という短期間での犯人逮捕にいたるまでを描いた感動作だ。

池上は「この事件そのものが印象深くて、当時はずっと追いかけていたので、実際の事件を思い出しながら見ました。それでも、こうやって犯人を割り出したのか!と驚く部分もあり、非常にリアルで興味深かったですね」とコメント。2006年までボストンに在住し、エマーソン大学を主席で卒業した経歴を持つ関根は、ボストンマラソン爆破テロ事件当時を「第一報を聞いた時は日本で朝の情報番組の仕事をしていましたが、ただただショックでした。ボストンマラソンの日は一年で一番たくさんボストンに人が集まる日で、ボストンは大学もたくさんある平和な町なので、まさかテロが起きるなんてと驚きました」と述懐。映画については「テロのシーンは胸が痛くなりました。でもそれだけじゃなくて、犯人逮捕にむけて、市民がひとつになって団結する姿に感動しました」と感想をのべた。

昨今、世界中で発生しているテロ事件について解説を求められた池上は、先日マンチェスターで発生したテロ事件に触れ「コンサートから出てくる人を対象にした自爆テロは、警察からすれば完全に盲点だったんです。コンサートは大勢の人が集まるので、入場時は警察がたくさん集まり、金属探知機などを使いセキュリティ対策をしっかりする。でも、終わって出てくるところは警備を全然しない。そこを狙ったテロだったので、テロ対策関係者は深刻に受け止めているそうです」と解説。映画にボストン市警、MITの私設警察、FBIなど様々な警察機関が出てくることにも触れ、「爆発が起きただけではテロとはわからない。FBIが何に気が付いてテロと決定したのかが、それに注目して見て欲しい」と映画の見どころを伝えた。

フォトセッションに移っても池上の解説は止まらず、「2013年のこの事件はボストン警察の広報のやり方も大きく変わるきっかけになりました。ツイッターで市民から犯人の情報を集めたり、どこそこを追跡中です、という情報を警察のオフィシャルアカウントか発表するようになったんです。ニュース番組がボストン市警のツイッターを紹介するという、今までにない警察広報の形が、この事件をきっかけにできたんですね」と紹介。最後は「大きなイベントはテロの標的にされやすい。東京オリンピックにもマラソンはあるので、けしてボストンマラソン爆弾テロ事件は他人事ではないですよね。そういう問題意識を持ちながら見ていただければ」と締めくくり、イベントは終了した。


映画『パトリオット・デイ』
2017年6月9日全国公開

出演:マーク・ウォールバーグ、ケヴィン・ベーコン、ジョン・グッドマン、J・K・シモンズ、ミシェル・モナハン
監督・脚本:ピーター・バーグ
脚本:マット・クック、ジョシュア・ゼトゥマー
製作:スコット・ステューバー ほか
原題:PATRIOTS DAY
2016年/アメリカ/カラー/シネスコ/5.1ch/2時間13分/日本語字幕:松崎広幸

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