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【毎日映画コンクール】菅田将暉、ヤン・イクチュンから12回もプロポーズ!?ー受賞作品一覧

受賞した俳優陣
2月15日(木)、神奈川県・川崎市 ミューザ川崎シンフォニーホールにて、第72回毎日映画コンクール表彰式が開催された。イベントには『あゝ、荒野』で男優主演賞を獲得した菅田将機、『散歩する侵略者』で女優主演賞の長澤まさみをはじめ豪華キャスト、監督、スタッフ陣が登壇した。
TSUTAYA×Filmarks映画ファン賞
映画ファンの投票によって選ばれるTSUTAYA×Filmarks映画ファン賞。今回は大野智主演の『忍びの国』と、デイミアン・チャゼル監督『ラ・ラ・ランド』が獲得。
『忍びの国』の中村義洋監督は「8月過ぎくらいからリピーターが増えてきまして、38回目鑑賞された方もいらっしゃられたそうで…」とファンの熱量を明かす。「ファンのみなさんから頂いた賞ですが、一緒にいただいているような感覚です」と感謝を述べた。

中村義洋監督
そして『ラ・ラ・ランド』の配給を担当したGAGAの百武氏は、「現在も興行がつづいている」とロングランで大ヒットを飛ばしていることをコメント。さらにディミアン・チャゼル監督からも「この名誉ある賞に選んで頂きありがとうございます。日本で観ていただいたみなさんに感謝を伝えたいです。昨年の来日もとてもよい思い出です」と手紙でメッセージが寄せられた。
スポニチグランプリ新人賞:高杉真宙
『散歩する侵略者』で新人賞を獲得したのは若手注目俳優の高杉真宙。「今回このように受賞でき、大変嬉しく思います。凄く緊張していて、ここに立っているということを実感しています」と緊張気味に挨拶。「宇宙人をみたことがある人は中々いないと思います。どう演じるか模索していましたが…このように賞をいただけて、やっていたことが少しでも宇宙人ぽくなっていたらいいなと思います」と役どころについても言及。さらに「新人賞は一度しか貰えなくて、頑張らなきゃ!悔しいな!と思う気持ちも増えていくと思います。努力してサボらずに、色々な演技を重ねて、またここに立ちたいなと思っています」と抱負を語った。

高杉真宙
また会場には監督の黒澤清も登壇。高杉について「(こんなにイケメンで)羨ましいです(笑)。会うたびに大人になっているなと。こんなに美しく品のいい、生まれ持った特性をもちながらも男らしく芯がある。ゆくゆくはもっと広く世界を目指してい頂いて、香港のトニー・レオンのようになっていくと思います」と期待を寄せた。
そんな中、MCの生島ヒロシから「自分の好きな顔のパーツは?」とド直球の質問には「え~。あえていうなら…眉ですかね…(笑)」とはにかむ一幕を見せた。
女優助演賞:田中麗奈
『幼な子われらに生まれ』で女優助演賞を獲得した田中麗奈良。「本当にうれしいです…妻であり、母であり、女であるという役を頂けたこの賞は女優としても嬉しです」と挨拶。さらに「『がんばっていきまっしょい』で新人賞を受賞させて頂きました。その作品があって、映画の道が切り開けたので、私は運がよかったと思っています」と女優人生を振り返った。

田中麗奈
男優助演賞:役所広司
『三度目の殺人』で男優助演賞を獲得した役所広司。「本当にすばらしい賞をありがとうございます。20数年前に始め頂いたのも毎日映画コンクールでした。この賞に恥じないように映画の仕事で頑張ってきました。今回頂いた賞にも恥じないような、残り少ない俳優人生かもしれないですが、頑張っていきたいと思います」と挨拶。

役所広司
共演の福山雅治については「福山くんは同郷なんです。勝手に親近感を覚えていまして、長崎出身なので、良い男でしたね(笑)ほとんどが狭い空間のセットだったので、酸欠になりながらやっていました。ボーとし他時は福山くんがコンサートで使っている酸素ボンベを補給して始めました」
女優主演賞:長澤まさみ
『散歩する侵略者』女優主演賞を獲得した長澤まさみ。「この度は大変光栄に思っております。この役を私に演じさせてみようと思ったスタっフ監督に感謝しています。到底この賞を頂ける器だとは思っていないので、日々精進していきたいなと思います」と挨拶。

長澤まさみ
宇宙人に侵略された夫役の松田龍平については、「役柄は、旦那さんが松田龍平さんだったので、本当に彼も宇宙人なんじゃないかなと…(笑)。凄く人の心をつかむキャラクターであり、松田さんだったので違和感を感じなく演じることが出来たと思います」と共演を振り返った。
また一昨年は『海街diary』で助演女優賞を獲得したことにも触れ「昔よりは、自由に演じることと向き合えるようになったのかなと思います。自分の可能性を自分で否定しないように、これからものびのびとやっていきたいなと思います」と女優としての益々の成長に向けたコメントも披露した。
男優主演賞:菅田将暉
そして、『あゝ、荒野』で男優主演賞を獲得した菅田将暉。「まさかこんな大きな賞をこの度頂くとは想定外でした。もっとすごい役者さんたちが出ている映画もある中で選んで頂けたのは身に余る光栄です」
またMCの生島ヒロシに「今年は菅田将暉イヤーと言われていますが…」と切り出されると、「もうイヤってことではないですかね?(笑)」とジョークを飛ばして会場を沸かせる。

菅田将暉
さらに、本作の岸監督については「ちゃんとこれからこういう場に立たせてもらったので、映画を通してこれからの可能性を僕自身作っていければ恩返しになるかなと思います
監督とこの映画の前の映画で出会いまして、2、3日の撮影でしたが「このひとは!」って感じがあったんです。その後のインタビューなどで「僕がロミオなら、岸さんはジュリエットです!」と話したほどです。岸さんもそれが気に入ったのか、メールの末尾に『ジュリエットより』って入れてくれるんですが…最近若干、気持ち悪いのでやめてほしいですね」と本音を打ち明けた。
また、共演のヤン・イクチュンについては「めちゃくちゃかっこいいすよね…僕も『息もできない』のイメージだったんですが、現場ではとてもお茶目な方で『すださん、すきです、すきです! ケッコンしましょ!』って12回くら申し込まれましたね(笑)」と仲良しエピソードを披露した。
日本映画優秀賞:『あゝ、荒野』
そんな菅田の後に登場したのが、日本映画優秀賞を獲得した『あゝ、荒野』の岸善幸監督。開口一番で「はじめましてジュリエットです」と挨拶し笑いを誘う。「50年前に寺山修司さんが描かれた小説を2020年に設定を置き換えて作ったのは相当のプレシャーでした。でもスタッフ、キャストが集まる中で、途中から開き直って行こうといろいろと挑戦させて頂きました。本当に報われたと思っています」とプレッシャーがあるなかでも、思いっきた挑戦があった事を明かした。

岸監督と菅田将暉
日本映画大賞:『花筐/HANAGATAMI』
そして『花筐/HANAGATAMI』で日本映画大賞を獲得した大林宣彦監督は「監督が思ったことをスタッフ、キャストの肉体を動かしてようやく汗水流してようやく形になるんですが、役者は役になるという以上に、作者の精神になる。それをみなさんに具体的に伝えるのが役者の仕事であると…。その俳優さんたちが作者である私のフィロソフィーを伝えてくれるから思想を描くことが出来るのです」とコメントして感謝を述べる。

大林宣彦監督
そんな映画界の生き字引・大林監督作品に携わった窪塚は「出来上がるまでどうなるのか、わからなくて…。摩訶不思議な世界に連れて行ってくれる唯一無二の監督です。人間の歴史精神を学ばせて頂けました」と感謝を述べた。
■毎日映画コンクール 受賞一覧
▼作品部門
・日本映画大賞:『花筐/HANAGATAMI』(大林宣彦監督)
・日本映画優秀賞:『あゝ、荒野』(岸善幸監督)
・外国映画ベストワン賞『わたしは、ダニエル・ブレイク』(尾関智美/有限会社ロングライド)
▼監督・脚本部門
・監督賞:富田克也監督『バンコクナイツ』(相澤虎之助/代理・脚本)
・脚本賞:石井裕也監督『夜空はいつでも最高密度の青色だ』
▼俳優部門
・男優主演賞:菅田将暉『あゝ、荒野』
・女優主演賞:長澤まさみ『散歩する侵略者』
・男優助演賞:役所広司『三度目の殺人』
・女優助演賞:田中麗奈『幼な子われらに生まれ』
・スポニチグランプリ新人賞:高杉真宙『散歩する侵略者』、伊東蒼『島々清しゃ』
・田中絹代賞:水野久美
▼スタッフ部門
・撮影賞:鎌苅洋一『夜空はいつでも最高密度の青色だ』
・美術賞:竹内公一『花筐/HANAGATAMI』
・音楽賞:Soi48(宇都木景一、高木紳介)、Young-Gほか
・録音賞;加藤大和、高須賀健吾『夜空はいつでも最高密度の青色だ』
▼ドキュメンタリー部門
・ドキュメンタリー映画賞:『三里塚のイカロス』(代島治彦監督)
▼アニメーション部門
・アニメーション映画賞:『こんぷれっくす×コンプレックス』(ふくだみゆき監督)
・太藤信郎賞:『夜明け告げるルーのうた』(湯浅政明監督)
▼TSUTAYA×Filmarks映画ファン賞
・日本映画部門:『忍びの国』(中村義洋監督)
・外国映画部門:『ラ・ラ・ランド』(百武弘二/GAGA株式会社)
▼特別賞
・特別賞;佐藤忠男/映画評論家
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