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『ペンギン・ハイウェイ』で声優初挑戦の北香那に蒼井優「北さんは完璧でした。もともと声優かと思ったくらい」

石田祐康監督、北香那、蒼井優、森見登美彦

石田祐康監督、北香那、蒼井優、森見登美彦

本日、森見登美彦「ペンギン・ハイウェイ」がアニメーション映画化されることが発表となり、都内にて製作発表会見が行われ、原作者の森見と、スタジオコロリド所属で監督の石田祐康、声優を務めた北香那蒼井優が登壇した。

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石田監督、ド緊張であたふた…?

大勢の報道陣の前に登場した石田監督は非常に緊張しながら「こんな晴れ晴れしい舞台と作品の上で頑張ることが出来てとても嬉しく思います」と挨拶。MCに控室でも緊張してたことを暴露されると会場からは笑いが起き、お姉さん役の蒼井からはあたふたしている様子の監督を見ながら「今日は『ペンギン・ハイウェイ』よりも石田監督のキャラクターに注目がされそうですけど(笑)」と突っ込まれ、さらに笑いを誘っていた。

石田祐康監督

石田祐康監督

「声優さんは憧れで、声でお仕事することは夢でもあった」という北。オーディションは「緊張したけど、家ですごく考えたのでその場ではパッと出せたんじゃないかと思っています」と笑顔を見せる。石田監督は「それこそ…今の僕に負けず劣らず緊張されていたかもしれないけど、でも、頑張りが凄くて、一生懸命アオヤマくんになっていただけたので、印象も良くて北さんに決めました」とエピソードを披露。北が「決まった時は『夢が叶った』って感極まって泣いてしまいました」と話すと石田監督は「あっ! そこまでだったんですね。それは…こちらとしてもありがとうございます」と感謝の意を伝えた。

作品について北は「脚本を読んだとき、すごく柔らかくて可愛らしい作品だと思ったけど、それだけじゃなくて、生きることを考えさせられるような内容でした。アオヤマくんは…あんな小学校4年生がいたらすごいなって思います。アオヤマくんみたいな忘れられない思い出みたいなものを体験してみたかったですね」とコメント。蒼井は「私が想像していた話とは全く違う方にどんどん進んでいくので、読み終わった後に、すごく遠い記憶で、自分にもキラキラしていた時間があったということを思い出させてもらえた。ペンギンが出てくるので小さなお子さんも楽しめるともうけど、お母さん世代もそうだし、私はお父さんたちに観て欲しいなと思いましたね。私の演じるお姉さんはアオヤマくんに影響を与える役なんですけど、私にはあんまりお姉さん的な要素が自分の中に無いということが、やってみてわかりましたね。声優として新しいチャレンジをさせていただけて、いい勉強になりました」と振り返った。

蒼井優

蒼井優

原作の森見は「『ペンギン・ハイウェイ』は自分の中ではかなり特別な小説ですね。少年時代を舞台にした作品を作るということは、作家にとって自分の原点を出すことになりますから。今までいろいろとアニメ化していただいたり、本が売れた作品もありますが、『ペンギン・ハイウェイ』は一番根っこにある世界を描いたということで特別ですし、みなさんそれぞれ映画の世界に命を吹き込んでもらっているのは大変ありがたいし、光栄ですね」と想いを語った。

12年の月日を経ての映像化に「このチャンスを絶対に活用したい」

この映画化企画がスタートしたのは2006年だという。企画を初めて聞いたとき森見は「抵抗がありました」とキッパリ。それでも「『ペンギン・ハイウェイ』は特別な可愛い子供だったので、あまり変なことになって欲しくなってないと思って、心配しながら送り出しました。そして監督とお話もして、絵コンテもいただいて観ているうちに『これは大丈夫だ』」と確信を得ていったそう。この言葉を聞いた石田監督は「ありがとうございます」と深々と頭を下げ「それにお応えできるよう全力で頑張ります!」と宣言した。

北香那

北香那

また、石田監督は「子供時代の記憶や思い出を元に作ることにおいて、原作を読んだとき『子供たちがこういうこと考えるよね! するよね! っていうのを同じ少年だった自分としては随所随所に感じられました」と目を輝かせていた。

北は「アオヤマくんの表情に合わせながら喋ることが本当に難しかった。声優さんって凄いなと改めて思いました」とアフレコを振り返り、「私にはアオヤマくんと同年代の妹がいるんですが、授業参観に行って『どんな感じなんだろう』って小学生の男の子を観察しましたね」と役作りも披露。「アオヤマくん(のような子)はいなかったですけど(笑)、大人っぽく振る舞っているけど子供っぽい子は、子供っぽい要素が多分にあるんだと刺激を受けて、喋り方とかに活かしましたね」

共演した蒼井には「蒼井優さんだ…っていうドキドキが止まらなくて(笑)」と笑顔の北に蒼井は「私が言うのもなんですけど、北さんは完璧でした。もともと声優かと思ったくらいでした」と絶賛し、北も頬を緩めた。収録が終わった北に対し、今半分まで来たという蒼井は「お姉さんというキャラクターは観ていだければ分かるけど難しい。半分撮り終わってやっと掴めてきたところです。なのでこの流れで行ければなと思います」と意気込みを語った。

森見登美彦

森見登美彦

石田監督はこの2人に「(会場で流された特報映像を)改めて観て…お二人声めっちゃ好きですし、ここまでよくぞハマってくれたと思います。幸せな気持ちで居るんです」と興奮気味。「蒼井さんが仰ったとおり、北さんは初めてと思えないくらいうまかった。アオヤマくんという、こんな難しいキャラクターを演じきってくれて、ありがとうございます。蒼井さんも、今まで出演されてきた作品を観て『上手い! この方ならお姉さんにお願いできる!』と思ったし、実際演じ手いただけてとても納得しています」と再び感謝の言葉を贈っていた。

森見は「私としては、この映画をきっかけに本がさらに売れてくれれば大変助かるし、出版社の方も喜んでくれると思います。『ペンギン・ハイウェイ』が出た時は『四畳半神話大系』がアニメで放送されていたんですね。両作品のイメージがあまりに違っていたので『ペンギン・ハイウェイ』に気づかずに本を通り過ぎてしまった読者がいるかもしれない。大分時間はたちましたけど、私としてはこのチャンスを絶対に活用したいと思っています(笑)。お世話になります」と笑顔を見せた。


映画『ペンギン・ハイウェイ』
8月より、全国公開

出演:北 香那、蒼井優
原作:森見登美彦『ペンギン・ハイウェイ』(角川文庫刊)
監督:石田祐康
キャラクターデザイン:新井陽次郎
脚本:上田誠(ヨーロッパ企画)
音楽:阿部海太郎
制作:スタジオコロリド

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アーティスト情報

森見登美彦

生年月日1979年1月6日(41歳)
星座やぎ座
出生地奈良県生駒市

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