本企画は、TSUTAYAプレミアムを利用して1日1本映画を鑑賞し、その記録を予想と感想を交えてお伝えしていくものである。

本企画は、TSUTAYAプレミアムを利用して1日1本映画を鑑賞し、その記録を予想と感想を交えてお伝えしていくものである。

本企画は、TSUTAYAプレミアムを利用して1日1本映画を鑑賞し、その記録を予想と感想を交えてお伝えしていくものである。

2019年1月21日の鑑賞タイトル『プレステージ』

鑑賞前の期待値「クリストファー・ノーラン監督×ヒュー・ジャックマン×クリスチャン・ベール」

本日Twitterで話題になっていたヒュー・ジャックマン（新作『フロントランナー』のプロモーション）出演作からチョイス。こちらも主役級のクリスチャン・ベールとの競演というだけでなく、監督がクリストファー・ノーラン（『ダークナイト』シリーズや『ダンケルク』など）という豪華さ。ノーラン監督の重厚な画作りが天才マジシャンの対決をどう見せてくれるのか、楽しみである。

鑑賞後の感想「グレイテストなショーマンになりたかった男の最期に驚愕」

奇術師のロバート・アンジャー（ヒュー・ジャックマン）のショーの最中。彼が見せる瞬間移動の秘密を探るべく、変装して舞台下に潜入するライバルの奇術師アルフレッド・ボーデン（クリスチャン・ベール）。しかしボーデンの目の前でアンジャーは水死。エンジニアであるハリー・カッター（マイケル・ケイン）の証言でボーデンは裁判にかけられ…。

この映画では冒頭のアンジャーの死とそこからの回顧が入り混じって話が進行していく。ライバルの奇術師として、お互い如何に出し抜くかというやり取りが次第に過激にエスカレートしていってからの衝撃の結末。正直一回で理解するには情報量が多すぎるやり合いのため、見ながら考えていると頭が整理できないうちに映画が終わってしまうこともあるだろう。自分もその一人である。

奇術師としての力量はどちらが優れていたのか、そして勝負に勝つのはどちらなのか。歴史上の人物も巻き込み、グレイテストなショーマンになりたかった男たちのアツすぎる戦いが描かれた作品であった。

『プレステージ』で一番グッときたポイントは「難解さ」

先にも書いたとおり、なかなか一回でこの物語のすべてを理解するのは不可能。謎解き要素満載で歯ごたえのあるこういった映画こそ、見放題で楽しみたい良作と言っていいだろう。

『プレステージ』について

【製作年】2006年
【監督】クリストファー・ノーラン
【出演者】ヒュー・ジャックマン、クリスチャン・ベール、マイケル・ケイン、スカーレット・ヨハンソン ほか
【あらすじ】2人の天才マジシャン、ロバート・アンジャーとアルフレッド・ボーデンは、互いを尊敬しながらイリュージョンの腕を競い合っていた。しかしそんなある日、アンジャーの妻が脱出マジックに失敗して命を落とす。彼女の縄を縛ったのがボーデンだったことから、アンジャーはボーデンへの復讐を誓う。やがて、驚異的な“瞬間移動”のイリュージョンでロンドン中を熱狂させたボーデンに対し、アンジャーはその秘密を盗み出そうと助手のオリヴィアをボーデンのもとへ差し向けるのだが…。
【Filmarks★評価】3.7（5点満点中）