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『容疑者Xの献身』ドラマの劇場版or原作の映画化、どう観るかで評価が割れる【TSUTAYAプレミアムで映画漬け】

『容疑者Xの献身』

『容疑者Xの献身』

本企画は、TSUTAYAプレミアムを利用して1日1本映画を鑑賞し、その記録を予想と感想を交えてお伝えしていくものである。

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2019年11月1日の鑑賞タイトル『容疑者Xの献身』

鑑賞前の期待値「ガリレオ・福山雅治の痛快な謎解き劇が見たい」

本日は、『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』 『ブラック校則』など注目作が数多く封切られたが、なかでも福山雅治主演で石田ゆり子との共演も話題の『マチネの終わりに』から、メガホンをとった西谷弘監督のタッグ作をチョイス。西谷監督といえば織田裕二主演の『県庁の星』で映画監督デビューし、その翌年にドラマ『ガリレオ』を手がけ、そして今作の監督を務めている。

当時、福山雅治が4年半ぶりにドラマ出演したことで話題を呼んでいたが、福山雅治演じる天才物理学者・湯川学の独特なキャラクターと、爽快感あふれるBGM&斬新な推理演出がハマり、まさに福山雅治の当たり役と言える。ドラマの完成度が高く面白かっただけに、その頃、劇場版への期待が否が応でも高まっていた記憶が強くある。

鑑賞後の感想「“人間”湯川の姿と、石神という男の孤独に人間の業を感じた」

顔が潰され、指を焼かれた惨殺死体が発見され、女性刑事・内海薫(柴咲コウ)は事件の捜査に乗り出す。いつものようにガリレオこと物理学者・湯川学(福山雅治)に捜査協力を求めるが事件の相談を受けた湯川は、被害者の元妻・花岡靖子(松雪泰子)の隣人で、湯川の大学時代の友人・石神哲哉(堤真一)が事件の裏にいるのではないかと推理する…。

今作はドラマの劇場版なのだが、テレビシリーズで観る者の心を躍らせてくれた、あの軽快なBGMと共に福山雅治が数式を書き連ねていく痛快さはみじんもない。そもそも今回再鑑賞して改めて気づかされたが、映画タイトルのどこにも『ガリレオ』の表記がないのだ。

そう考えると合点がいく。主演はたしかに福山雅治なのだが、“主役”という意味では、この物語の場合堤真一演じる石神とみることも。というか、その方向で鑑賞しないと、この物語を深く堪能できない可能性もあるかもしれない。

もちろんガリレオは出てくるし活躍もするが、変人でポップな印象はなりを潜め、雪がしんしんとふる静けさというか、夕闇が訪れる物憂げな空気というか、動ではなく静の活躍が目立つ。やはり今作は石神と花岡の間に起きた、切なくもほの暗い物語なのだ。

ドラマ版とは趣を変えた劇場版は、それはそれで味わい深い。石神はもう少しモテそうもない外見の方がしっくりくるが、役どころを理解し、さえない中年男を見事に体現している堤真一にはうならされた。福山雅治との対比が、より一層際立っている。

ただ途中出てくる雪山の登山シーンはいかがなものかと。映像のダイナミックさは買うが、物語的な必然性はあまり感じない。そして尺の問題もあるのだろうが、原作からそぎ落とされた部分がないことにより、哀愁や苦悩、葛藤、なにより石神自身の描写が弱くなっていると感じた。雰囲気が出ていただけにもったいない気がした。

『容疑者Xの献身』で一番グッときたポイントは「石神の号泣」

今作はもちろんホラーではないが、どこか不気味さを感じさせられる。それは石岡の“情念”のようなものが、全編通して漂っているからだろうか。そしてとあるシーンで石神が号泣するのだが、不覚にも目頭が熱くなった。

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『容疑者Xの献身』について

【製作年】2008年
【監督】西谷弘
【出演者】福山雅治、柴咲コウ、北村一輝、松雪泰子、堤真一 ほか
【あらすじ】ある日、男性の惨殺死体が発見される。やがて身元は、無職の富樫慎二と判明。そこで貝塚北署の刑事・内海は捜査に乗り出し、被害者の元妻・花岡靖子へ聞き込みに当たる。そんな中、靖子の隣人である高校数学教師・石神哲哉が“ガリレオ”こと湯川と同じ帝都大出身だと知った内海は、さっそく湯川へ相談を持ちかけるが…。
【Filmarks★評価】3.7(5点満点中)

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