日曜日のテーマは「モテ力」。敵味方問わず、愛され続ける存在のルパン。「そのモテ力はいかにしてはじまったのか？」を学ぶ作品。

ルパンたちの出会いを描いた、ファンの中でも評価の高い作品の一つ

＜あらすじ＞モンキー・パンチ原作の人気アニメ『ルパン三世』のテレビスペシャル版第14弾作品。日本テレビ系「金曜ロードショー」枠にて放映された。ルパン三世・次元大介・石川五ェ門、峰不二子ら、おなじみのメンバーが、どのように邂逅を果たしたのかが描かれている。 ルパン一味の出会いに興味を持った女性記者エリナは次元を捕まえ、一つの賭をする。その賭に負けた次元の口からは、しぶしぶルパン一味、そして銭形警部の運命的な出会いが語られるのだった。

ルパンがなぜモテるのか？その秘密の一端に触れられるエピソード・0（ゼロ）

ルパンの作品にはお決まりの峰不二子の裏切り。エンタメの演出としてはあったほうがいい要素だとは思いますが、実際にこんなこと嫌ですよね？ でも、この作品の中でルパンのセリフに「裏切りは女のアクセサリーみたいなもの」というものがあり、なるほどなと思いました。惚れた女のいいところも、悪いところもすべて包み込む器のでかさがルパンにはあるのです。

また、普段はおちゃらけていながらも、必ず決めるところは決める。そんなメリハリのある行動が、仲間からすればどんなピンチでも最後にはなんとかしてくれるという信頼に繋がっているのだと思います。

「自分、不器用なんで…」というモテ方もあれば、圧倒的なカリスマ性を発揮するモテ力もあるでしょうが、モテる層は限定的なのかなと思います。こと、ルパンで言えばみんなから愛される要素を持っているように思いますので、「みんなから愛されたい」という欲張りな方は、本作を見ながらルパンのモテ力に触れてみてください。

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