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【ネタバレなし感想あり】主演・中条あやみ、脚本・土橋章宏、TCP受賞作品『水上のフライト』いよいよ11月13日公開

水上のフライト/(C)2020 映画「水上のフライト」製作委員会

(C)2020 映画「水上のフライト」製作委員会

TCP発、5本目の商業映画まもなく公開!

『TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM 2017』(以下、TCP)にて審査員特別賞を受賞した土橋章宏氏の企画(土橋氏の受賞当時のインタビューはこちら)。本作に出演する杉野遥亮も出演していた『キセキ ーあの日のソビトー』を務めた兼重淳が監督、土橋氏と共同脚本で完成したこの映画は、当初2020年6月の公開を予定していたが、コロナの影響で延期となっていた。その本作が、TCP発5本目の映画としていよいよ11月13日(金)より劇場公開される。

完成報告会では、杉野遥亮の逆ギャップが出まくり?

10月21日、都内にて本作の完成報告会が開催され、主演の中条あやみ、杉野遥亮、小澤征悦、監督の兼重淳が登壇、オンラインでも生配信が行われた。

冒頭中条は「今の中条あやみはこうだと胸を張って言える作品になった」と挨拶し、自信をのぞかせていた(映画の感想を後述するが、これは本当にそうだと思える内容となっている)。

もともとは「話を頂いたとき、今の自分にはまだできる自信がなかった。カヌーもやったことがなかったし、実話の話なので、その力がないと思っていた」という中条も、「演じることで自分も役と一緒に成長できればと思って演じさせていただいた。私自身、遥に勉強させてもらった。演じていて楽しかったです」と振り返っている。

中条の上達ぶりには共演の小澤も「上達の幅がすごくて。僕が一番下手でしたけど(笑)」と茶目っ気たっぷりに絶賛。中条は「好きこそものの上手なれと言う言葉が降りてきて、好きになるから上手くなるという考えでやった」と短期間の撮影で初めて挑戦したカヌー上達の秘訣を明かした。

その小澤について「現場のムードメーカーでいてくださって、子供たちからも大人気。世界の小澤さんの息子さんはすごいなと(笑)」とまさかのイジりで返す中条。そして映画ではすごくいい演技をしている杉野が、この完成報告会では逆のギャップが出まくりというか、小澤曰く「天然に勝てない」の言葉通りの言動を連発し、思わぬ形で場を盛り上げていく。

兼重監督は「オリンピックも延期になってしまったので残念ですが、スポーツものを撮りたかったので嬉しい。未来を感じたり、背中を押せる映画を撮りたいと思っているので、それを感じていただければありがたい」と公開を迎えることを喜び、中条が乗った競技用カヌーについて「レジャー用から競技用に切り替えると、体育大学生でも1ヵ月くらいかかるということで、合成しようかとか、ピアノ線で引っ張ろうかとか色々検証しました」とも明かす。

もともと乗れることがオファー条件でなかったこともあったそうだが、中条はなんと一日で操れるようになったという。そのコツを聞かれると「もともと体幹トレーニングをしていたこともあったので」と言っていたが、中条を指導した先生曰く「転ばずにたった一日でコントロールできたのは武井壮と中条さんだけでした。芸能界では」という裏話に小澤も「あの百獣の王と!」と興奮ぎみ。中条も「タンクトップ着ようかな(笑)」と返すと小澤は「もしくは武井さんにこの格好(ドレス姿)してもらうか(笑)」とひと盛り上がり。

兼重監督はこの中条のポテンシャルを「本当に上手だった。ロケをした場所が風が午後に出てくるような場所。それが天敵だったけど、それでも乗りこなせていたので。合成だと必死になっているところが出なかったので、そこは助かりました」と絶賛。締めの挨拶でも「諦めないヒロインを演じた中条さんが最高です。史上最高のお芝居だと思っています」と言い、「小澤さんも杉野くんもいい笑顔をしているので、劇場に笑顔に会いに来てください」と映画をPRした。

『水上のフライト』短編レビュー

映画公開に先立ち、映画を拝見させていただいたので簡単に感想を述べたいと思う。

(C)2020 映画「水上のフライト」製作委員会

(C)2020 映画「水上のフライト」製作委員会

先の完成報告会には登場していなかったが、やはりこの作品の核となるのは企画者である土橋氏の脚本力(※兼重監督も共同脚本)。映画好きの人にはおなじみの『超高速!参勤交代』シリーズはもちろん、『引っ越し大名!』などの原作・脚本を務めてきた。

個人的には「時代劇が得意な人」という印象だっただけに、実在の人物との交流から生まれたという物語がどうなるのか非常に楽しみであった。

オリジナルとはいえ「実話を基にした内容がベースになっている」と知っているだけで、この映画の見方は全く変わると思う。例えば、映画冒頭で中条演じる藤堂遥が事故に遭い、病院で先生から話を聞かされるときの絶望感なんていうのはまさに象徴的なところで、見る側としてもまるで自分ごとのように感じる場面だ。また、中条が本当にカヌーを自分で操っているということも大事なポイント。先の完成報告イベントで兼重監督が「一ヵ月程度の撮影期間だったので合成とかやり方を考えていた」と明かしていたが、ここがリアルなのは、実際に這い上がった本作の着想を得るヒントとなった実在のカヌー選手の姿と重なるリアリティを生み出していると感じる。

(C)2020 映画「水上のフライト」製作委員会

(C)2020 映画「水上のフライト」製作委員会

中条が同じく完成報告会で「今の中条あやみはこうだと胸を張って言える作品になった」と言っていたが、その言葉どおりの体現ぶりだと感じたし、なにより負けず嫌いな人物を演じているこの役どころがピッタリハマっていた。ただ、個人的にはそれより先に「コーチ役の小澤さん、良い!」という印象がガッツリ来たのだけれど(笑)。同じく遥をサポートする役で登場する杉野君や、一緒にカヌーをしている子供たち含めてとにかくキャストの演技は良い。

映画では、遥は過去にカヌーを経験したことがあったということが明かされるのであるが、これも本当の話だとするとそれもそれですごい巡り合わせだし、なにより周りの環境が非常に素晴らしいなと感じずにはいられない。下を向いていた遥が前を向き、笑顔になり、新たな目標に向かって走っていく。先にも書いたとおりこれが実話に着想を得ている分、観る側としては素直に感情移入できてしまっていると思う。

(C)2020 映画「水上のフライト」製作委員会

(C)2020 映画「水上のフライト」製作委員会

そういうこともあり、気づけば映画本編は「ここで終わるの? もっと…」という正直な意見もありつつ(笑)、心地よい余韻のままにSUPER BEAVERのエンディングテーマ「ひとりで生きていたならば」が流れてくるのである(この歌詞も本当にハマっているので聞き逃しの無いよう)。

TSUTAYA店頭にて関連作を展開! 小説版も発売中

現在TSUTAYA店頭では10月16日~11月16日までの1ヵ月間、映像レンタルコーナーの「シネマナビ」において、本作の関連作品を展開中!

中条あやみ(『ニセコイ』『3D彼女 リアルガール』『覆面系ノイズ』ほか)
杉野遥亮(『居眠り磐音』『キセキ -あの日のソビト-』ほか)

の出演作はもちろん、土橋氏脚本作『超高速!参勤交代』『超高速!参勤交代 リターンズ』『引っ越し大名!』まとめてラインアップされているので是非本作と一緒にチェックしてほしい。


TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM 2017 審査員特別賞受賞作品
映画『水上のフライト』
2020年11月13日公開

映画公式サイトTSUTAYA特集サイト

中条あやみ
杉野遥亮 高月彩良 冨手麻妙・高村佳偉人 平澤宏々路 / 大塚寧々 / 小澤征悦

監督:兼重淳
企画:土橋章宏
脚本:土橋章宏・兼重淳
主題歌:「ひとりで生きていたならば」SUPER BEAVER

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中条あやみ

生年月日1997年2月4日(23歳)
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