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『ラブ&ピース』“園子温ワールド”&長谷川博己の怪演に『スローバラード』が妙にマッチ【TSUTAYAプレミアムで映画漬け】

ラブ&ピース

本企画は、TSUTAYAプレミアムを利用して1日1本映画を鑑賞し、その記録を予想と感想を交えてお伝えしていくものである。

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2020年12月15日の鑑賞タイトル『ラブ&ピース』

鑑賞前の期待値「どの方向性に飛んでいくのか。“園子温ワールド”」

本日は、鬼才として知られる園子温監督のハリウッドデビュー作で、ニコラス・ケイジ主演の最新作でもある映画『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』が2021年初夏に日本公開が決定という話題を目にしたので、こちらをチョイス。

『ラブ&ピース』は2015年に公開されたが、この年は『新宿スワン』『リアル鬼ごっこ』『映画「みんな!エスパーだよ!」』と、園監督がメガホンをとったタイトルが続々と公開された年。その一つである本作は“愛”をテーマに、自身初の特撮要素を取り入れたオリジナル作品ということで、どう描くかという“園子温ワールド”に期待したい。

鑑賞後の感想「園子温“らしさ”が濃いめだが突き抜け感がもう一歩ほしかった」

ロックミュージシャンになる夢をあきらめ、うだつのあがらない日々を送るサラリーマン・鈴木良一(長谷川博己)。同僚の寺島裕子(麻生久美子)に恋心を抱くも話しかけられない。ある日、デパートの屋上で1匹のミドリガメに運命を感じた良一は「ピカドン」と名づけて可愛がる。しかし、同僚にからかわれピカドンをトイレに流してしまうものの、ピカドンは下水道を流れていった地下に住む謎の老人(西田敏行)に拾われ…。

『愛のむきだし』や『冷たい熱帯魚』といった“問題作”を数多く世に放っている園監督だが、今作もやはり独特なテイストは健在。何が驚くかというと、どこにでもいそうな夢をあきらめた系の引っ込み思案な青年が亀と交流していたかと思えば、後半に欠けては怪獣映画の様相を呈してくる。こう表現するとまったく意味不明に感じるだろうが、むしろそれは「些細なこと」と感じるほどファンタジックでナンセンスな物語が繰り広げられていく。

とはいえ根底に流れているのは、あきらめていた夢をかなえるために再び立ち上がる男と、そのために捨てていくものがありそれが巡りめぐって…という教訓めいたテーマが見え隠れ。ストーリーや展開の奇想天外さに惑わされそうになるが、実は古典的で王道チックな内容は意外とグッとくる。そこに関わってくる地下世界や謎の老人だが、演じる西田敏行の表現力はさすがの秀逸さだ。

特撮パートは背景の作り込みなどが目につくものの、CG隆盛の今観るとややチープさも。それでいてレトロさ漂う出来映えには、なにげに味わい深さがあるから不思議なものだ。ちょっとした『トイ・ストーリー』的なノリもあってほんの軽く涙腺を刺激してくるが、どちらかというと“園子温流”の笑いとメルヘンが詰まった一本だった。主題歌になっているRCサクセションの『スローバラード』が素敵すぎる。

『ラブ&ピース』で一番グッときたポイントは「怪演」

本作のキャスト陣の演技はどれも素晴らしいが、なかでも長谷川博己の怪演ぶりがピカイチ。思わず引くほどの冴えなさぶりや奇声など、とにかく挙動不審な雰囲気がなぜかマッチして見え驚いた。

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『ラブ&ピース』について

【製作年】2015年
【監督】園子温
【出演者】長谷川博己、麻生久美子、渋川清彦、奥野瑛太、マキタスポーツ、深水元基 ほか
【あらすじ】「冷たい熱帯魚」「地獄でなぜ悪い」の園子温監督が奇想天外なストーリー展開で描く笑いと感動の痛快エンタテインメント・ムービー。主演は長谷川博己、共演に麻生久美子、西田敏行。 ロックミュージシャンを目指すも夢破れて、今は楽器の部品会社でしがないサラリーマンをしている鈴木良一。職場ではいじめられ、想いを寄せる同僚の寺島裕子ともまともに話すこともできない冴えない日々を送っていた。そんなある日、一匹のミドリガメと出会い、“ピカドン”と名付けて飼い始める。しかしピカドンが同僚たちに見つかりバカにされた良一は、彼を泣く泣くトイレに流してしまうのだった。やがてピカドンとの出会いから生まれた新曲が評判となり、念願のメジャーデビューを果たす良一だったが…。
【Filmarks★評価】4.0(5点満点中)

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