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『ゲット・アウト』ブラックユーモアが詰まったスリラーはアイデア勝負な一作【TSUTAYAプレミアムで映画漬け】

ゲット・アウト

本企画は、TSUTAYAプレミアムを利用して1日1本映画を鑑賞し、その記録を予想と感想を交えてお伝えしていくものである。

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2021年4月6日の鑑賞タイトル『ゲット・アウト』

鑑賞前の期待値「低予算で大ヒットという謳い文句に引かれる」

本日は、『透明人間』などを手がけたジェイソン・ブラムが製作、『ハッピー・デス・デイ』シリーズのクリストファー・ランドンが監督を務める映画『ザ・スイッチ』が今週公開ということで、こちらをチョイス。

アメリカのお笑いコンビ「キー&ピール」のジョーダン・ピールが初監督作にして、「第90回アカデミー賞」で作品賞、監督賞、主演男優賞、脚本賞にノミネートされ脚本賞を受賞。低予算で制作された映画でありながら、全米で大ヒットを記録した実力を堪能したい。

鑑賞後の感想「違和感モンスターの恐怖と謎の回収が不思議なカタルシス」

ニューヨークで写真家として活動するアフリカ系アメリカ人のクリス(ダニエル・カルーヤ)。ある週末、恋人の白人女性ローズ(アリソン・ウィリアムズ)の実家に招待され過剰なほどの歓迎を受けるが、黒人の使用人がいることに違和感を覚える。その夜に庭を駆け抜ける管理人や窓ガラスに映った自分を凝視する家政婦を目撃したクリスは翌日、白人ばかりのパーティーで見つけた黒人の若者を撮影。すると相手が鼻血を出し、態度を一変させクリスに猛然と詰め寄ってきて…。

鑑賞前に前情報を調べていて驚いたのは、製作費が約5億円というハリウッド映画として低予算でありながら、アメリカでの公開初週の興行収入が約3400万ドルを記録。その後も順調に伸ばしていき大ヒットを記録しただけでなく、監督もキャストも新人ながら賞レースにノミネートされただけでなく受賞もしたことだ。

もちろん興行収入や賞レースでは、映画の規模感やキャストのキャリア、作品ジャンルに関係なく評価されるべきと考えるが、それでも多少なりとも影響はあるもの。そうしたなかでの堂々たる成績は圧巻。近年の邦画で言えば『カメラを止めるな!』が記憶に新しいところだ。

やはり傑作や名作と呼ばれる作品はアイデアが重要ということを改めて再確認。しかもあらすじを読んでわかるように、あからさまに「人種差別」をテーマとして盛り込みつつも教訓や説教めいたノリにせず、スリラーというカタチを借りたエンターテインメント作品にまとめ上げているのが痛快だ。

交際中の白人女性の実家を訪ねる主人公が戦々恐々としている導入部から始まり、不信感あふれすぎのキャラクターが続々と出現。とにかく奇妙でおかしな人物や行動に観ているこちらも違和感にさいなまれ、何とも言えない“得体の知れなさ”が体中にまとわりついてくる。こういった感覚的な怖がらせ方というのも乙というものだ。

中盤あたりまでは典型的なホラーらしい展開と気味悪さをベースに物語が進んでいくのだが、クライマックスに向けて一気にアクセル全開。しかも車が直角に曲がったかのように急制動で思いもよらぬ方向へと突き進んでいく様子は、まさに怒濤という表現がふさわしい。それでいて前半部分で描かれていたものがきっちり伏線になっているのは素晴らしい。

冷静になって考えると、悪夢のようなサプライズはおよそ現実離れしすぎて荒唐無稽と笑ってすますこともできるのだが、差別というテーマ性とホラーというジャンルの食い合わせが良くも悪くもメリハリが効きすぎて思わずノックアウト。怖いかどうかはさておき外連味たっぷりないやらしさもたまには悪くないし、まさに『カメ止め』の如くストーリーの転換点を迎えてからの面白さは良かった。

『ゲット・アウト』で一番グッときたポイントは「違和感」

効果音や映像による恐怖感というものはホラー映画には欠かせず、今作にももちろんあるのだが、それ以上に怖いのが“違和感”。何かおかしいと感じつつもその正体がわからない気色悪さ。その見せ方かと脚本の妙と相まってダントツだった。

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『ゲット・アウト』について

【製作年】2017年
【監督】ジョーダン・ピール
【出演者】ダニエル・カルーヤ、アリソン・ウィリアムズ、ブラッドリー・ウィットフォード、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ ほか
【あらすじ】ヒットメイカー、ジェイソン・ブラム製作のサプライズ・スリラー。白人女性の恋人の実家へ招かれたアフリカ系アメリカ人男性。白人ばかりのパーティで気が滅入るなか、古風な黒人の若者を発見するが……。想像を絶するクライマックスへと引きずり込まれる。
【Filmarks★評価】3.8(5点満点中)

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