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人間の心の闇を演じるホアキン・フェニックスにどっぷり浸かれるおすすめ映画3選【週末エンタメのススメ】

(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM &(C)DC Comics

(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM &(C)DC Comics

前回、俳優・本木雅弘を味わい尽くす作品として『永い言い訳』をおすすめしました。

本木雅弘という人間を味わい尽くす映画作品『永い言い訳』【週末エンタメのススメ】

実は妻のおすすめ映画がきっかけでハマっている俳優がもう一人います。
2019年公開された映画『ジョーカー』でアーサー・フレックを演じたホアキン・フェニックスです。
色々なレビューサイトでコメントを読んでいると『ジョーカー』がきっかけで好きになった人も多いようですね。
そんなホアキン・フェニックスの魅力とおすすめ作品を紹介しますので、ぜひこの週末にホアキン・フェニックスを堪能してみてはいかがでしょうか?

1.ホアキン・フェニックスとはどんな人物?

(C) 2013 by Untitled Rick Howard Company LLC.

(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM &(C)DC Comics

名前:ホアキン・フェニックス(Joaquin Phoenix)
生年月日:1974年10月28日
出身地:プエルトリコ
経歴:『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』(05年)、『ザ・マスター』(12年)、『ビューティフル・デイ』(17年)などに出演。2019年公開の『ジョーカー』で、『第92回アカデミー賞』主演男優賞、『第76回ヴェネツィア国際映画祭』金獅子賞など数々の賞を受賞。

兄はすでにこの世を去った伝説的な俳優リヴァー・フェニックス。『スタンド・バイ・ミー』(1986年)の少年たちのリーダー役で脚光を浴び、『インディ・ジョーンズ  最後の聖戦』(1989年)では、インディ・ジョーンズの少年期役を演じています。
そんなリヴァーが亡くなったのは、1993年10月のこと。当時、ジョニー・デップが経営に関わっていたロサンゼルスの有名ナイトクラブ「ザ・ヴァイパー・ルーム」で薬物の過剰摂取により、弟であるホアキン・フェニックスの前で倒れてしまったのです。当時19歳だったホアキンは、必死に救急車を呼んでいたと報じられたそうです。
ホアキンは兄についての話題を毛嫌いすることが多かったそうですが、2019年のTIFFトリビュート・アクター・アワードの記念スピーチで亡き兄リヴァー・フェニックスとの思い出を語りました。

────
私が15、16歳だったある日、リヴァーが『レイジング・ブル』のVHSテープを持って仕事から帰宅したんだ。彼は私にその映画を見せ、翌朝も私を起こしてもう一度見せてくれた。
「お前は演技をやるんだ。これがお前のやることなんだよ」と、私の意志を確認することなく俳優として生きていけと言われたんだ。演技が私に素晴らしい人生を与えてくれたから、兄には感謝している。
────

生い立ちが俳優としての道に影響を与えることは少なくないと思いますが、こうしたホアキンの過去を調べれば調べるほど、『ジョーカー』をはじめとした作品であのような素晴らしい演技ができるかがわかるような気がします。
もう少し詳細にホアキン・フェニックスについてまとめた記事はこちら!
『ジョーカー』のホアキン・フェニックスって何者?【第92回アカデミー賞】

2.なぜホアキン・フェニックスの演技がすごいのか?

『ジョーカー』でのアーサー・フレックへの役作りのストイックさは有名ですよね。僕も映画で、肋骨が浮き出て頰も痩せこけた姿を観たときには、これがあのホアキン・フェニックスなのかと衝撃を受けました。
その役作りへのストイックさが撮影後の私生活にも影響し、『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』でアルコール依存症になってしまったという話は、真面目でストイックな彼の性格が伝わってくるエピソードです。
まさにホアキンは、「演劇・映画などで、その中の人物に扮ふんしてせりふ・身振り・表情をもってこれを演じることを職業とする人」と広辞苑で定義される俳優であるわけです。

(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM &(C)DC Comics

(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM &(C)DC Comics

特に印象的なのは「心に闇を抱える人物」の演技。

『ジョーカー』でのアーサー・フレックは、常に笑顔で自己愛が強く異常なまでの他者からの賞賛や尊敬を求める一人の男を怪演し、まさにアーサーがあのフィルムの中では生きていると感じた瞬間でした。
※ちなみに『ジョーカー』についてはストーリーの考察が諸説あるため、あくまで演技においてのみ話をしています。
また、『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』ではジョニー・キャッシュというエルビス・プレスリーと同じ時代を駆け抜けたスターを演じています。
ジョニー・キャッシュ本人がホアキンを指名。ホアキンは歌に踊りと、相手役であるジューン・カーターを演じたリーズ・ウィザースプーンとともに吹き替えなしの生歌で演じきった。
恥ずかしながらジョニー・キャッシュを知らず、ホアキンの演技で魅了されて今ではお気に入りのアーティストとしてプレイリストに入れています。

ジョニー・キャッシュも少年期に兄を無くし、ひたすら音楽の道を目指し続け、スターダムにのし上がります。
家族と音楽の両立ができなくなると同時に、結婚している身でありながら同じ歌手であるジューン・カーターを愛してしまいます。
しかし、ジューン・カーターとの恋は実らず、酒とドラッグに溺れてしまいます。
もう、ホアキンの生い立ちがそのままなぞられているからのようなストーリーですから、演技も凄まじいものがありました。
個人的には伝記映画の中ではダントツ1位の映画で、フレディ・マーキュリー、クイーンの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』をはるかに凌ぐ作品です。
正直、酒とドラッグに溺れていくシーンでは、リアリティがありすぎるのか観ている側の胸をぎゅーっと締め付けつづける痛みが伴いますが、実在の人物の物語と理解すると目を離すことができませんでした。

3.ホアキン・フェニックスの映画を観るならこれ!

さて、恐れ多くもホアキン・フェニックスのことを少しだけ解説させていただきました。
そんな彼を堪能するための映画を3本おすすめさせていただきます。ぜひこの週末に異様なまでのストイックさを追い求める俳優を堪能してみてはいかがでしょうか?

人間の心の闇を演じるホアキン・フェニックスにどっぷり浸かれるおすすめ映画3選【週末エンタメのススメ】

ウォーク・ザ・ライン/君につづく道

ウォーク・ザ・ライン/君につづく道

【公開】2005年
【監督】ジェームス・マンゴールド
【出演者】ホアキン・フェニックス、リース・ウイザースプーン、ジニファー・グッドウィン、ロバート・パトリック、ダラス・ロバーツ、シェルビー・リン、ダン・ジョン・ミラー、ラリー・バグビー、タイラー・ヒルトン、ウェイロン・マロイ・ペイン

【ストーリー】貧しい家庭に生まれ苦労の絶えない少年時代のジョニーにとって、優しい兄ジャックとラジオから流れてくる少女ジューン・カーターの歌声だけが心の支えだった。成長しプロのミュージシャンとなったジョニーは、ある時、ツアー先でそのジューンとの共演のチャンスを得るのだった。

【おすすめポイント】ジョニー・キャッシュから指名されて主演した作品。とにかく歌も踊りの完璧さもさることながら、酒とドラッグに溺れていく様は圧巻。楽曲「Jackson」をジューン・カーター役のリース・ウイザースプーンと二人で歌うシーンは最高すぎます。


ジョーカー

ジョーカー

【公開】2019年
【監督】トッド・フィリップス
【出演者】ホアキン・フェニックス、ロバート・デ・ニーロ、ザジー・ビーツ、フランセス・コンロイ、マーク・マロン、ビル・キャンプ、グレン・フレシュラー、シェー・ウィガム、ブレット・カレン、ダグラス・ホッジ

【ストーリー】大都会の片隅で、体の弱い母と2人でつつましく暮らしている心優しいアーサー・フレック。コメディアンとしての成功を夢みながら、ピエロのメイクで大道芸人をして日銭を稼ぐアーサーだったが…。

【おすすめポイント】とにかく「アメコミの敵役」というフィルターやさまざまな物語の考察観点を意識せずに観てほしい作品。ただただ、愛と尊敬を異様なまでに追い求める一人の人間がどう変化していくのか。その演技を愉しんでもらいたい作品です。


her/世界でひとつの彼女

her/世界でひとつの彼女

【公開】2013年
【監督】スパイク・ジョーンズ
【出演者】ホアキン・フェニックス、エイミー・アダムス、ルーニー・マーラ、オリヴィア・ワイルド、クリス・プラット、マット・レッシャー、ポーシャ・ダブルデイ

【ストーリー】そう遠くない未来のロサンゼルス。他人に代わってその相手への想いを手紙に綴る“代筆ライター”のセオドア。仕事は順調だったが、その一方で離婚調停中の妻キャサリンとの思い出を、別れて1年経った今も断ち切れないでいた。そんなある日、最新式のAI型OS“OS1”の広告を目にしたセオドアはさっそく自宅のPCに取り込むことに。すると起動した画面の奥から聞こえたのは、“サマンサ”と名乗る女性の声。それは無機質で事務的なAIとは思えないほどユーモラスかつセクシーで、バイタリティーに満ち溢れる人間のようだった。サマンサをすぐに気に入ったセオドアは携帯端末にも彼女をインストール。こうして常に一緒のふたりは新鮮で刺激的な日々を過ごし、いつしか恋に落ちていく。

【おすすめポイント】一人の男の心の闇を通じて、孤独とは何か?を社会に問う作品。AIがもっと一般的になったらこうなるのかなと思いつつ当時観ていました。ホアキン・フェニックスのことをあまり知らない時に観ていましたが、今でも機械に対して恋をして、嫉妬する男のリアルさが印象に残る作品です。

【Editor】お弁当パパ/伊東寛雄

【Editor】お弁当パパ/伊東寛雄

伊東寛雄(いとう・ひろお)。一姫二太郎(5歳♀、1歳♂)を子に持つ父親。毎朝こどものお弁当をつくってSNSに投稿するのが日課。スマイルサプリでは子育て中の妻に”作品をプレゼントする”シーンを妄想して記事を書いている。稀に音楽熱が燃え上がり、音楽関連の記事を書くこともある。

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この記事を読んだ人におすすめの作品

アーティスト情報

ホアキン・フェニックス

生年月日1974年10月28日(47歳)
星座さそり座
出生地プエルトリコ

ホアキン・フェニックスの関連作品一覧

ジョニー・キャッシュ

生年月日1932年2月26日(71歳)
星座うお座
出生地アメリカ・アーカンソー州

ジョニー・キャッシュの関連作品一覧

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