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芸人による“2.7次元”をあなどるなかれ。想定以上の魅力に思わず“沼る”――『最初で最後のKOUGU維新ミュージカル±0~聖夜ヲ廻ル大工陣~』

最初で最後のミュージカル KOUGU維新±0 ~聖夜ヲ廻ル大工陣~

意外な完成度とカッコよさが光る

皆さんは「KOUGU維新」を知っているだろうか。バラエティー番組『有吉の壁』(日本テレビ系)内で、お笑いコンビ「きつね」が中心となって生み出した“2.7次元アイドル”。もともとは2.5次元のパロディーとして出発したネタなのだが、あまりの人気ぶりに昨年のクリスマスイブには「最初で最後のKOUGU維新ミュージカル±0~聖夜ヲ廻ル大工陣~」(通称“工ミュ”)を配信で開催したほどだ。

そして11月11日には同番組の人気コーナーの一つ、「ブレイクアーティスト選手権」に登場するの“アーティスト”らが日本武道館でライブを開催。そこにもKOUGU維新が出演し、さらには新メンバーまで加入するというのだから、どこまでもその“本気ぶり”が見ていて痛快で面白い。

芸人たちが番組内のコントとして始めた企画だけに、ただの悪ふざけでは……と想う人もいるかもしれないが。あなどることなかれ。意外にもといったら失礼になるのだろうが、ミュージカルとしても完成度はなかなか。もちろん笑わせるにくるのはお約束だが、それ以上にストーリー部分で魅せてくれるのは悪くない。

各キャラクターを演じているのは、“2.7次元俳優”で、その俳優らが演じているのが“工ミュ”のキャラクターという二重構造。“中の人”にさらに“中の人”がいるのはトリッキーだが、この設定が思っている以上に効いてくるから面白い。ビジュアルがメイクと衣装でかっこよく見えるのも不思議なのだが、すがすがしいほどの“ダサさ”も兼ね備えているのが味わい深い。まったくもって肩肘張らずに鑑賞できる“ミュージカル”なので、秋の夜長に気軽に楽しむ作品としていかがだろうか。


最初で最後のミュージカル KOUGU維新±0 ~聖夜ヲ廻ル大工陣~

最初で最後のミュージカル KOUGU維新±0 ~聖夜ヲ廻ル大工陣~

出演者:大津広次、淡路幸誠、布川ひろ、みちお、水川かたまり、石橋遼大、ワタリ119、ほしのディスコ、向井慧 ほか

【フリーライター】遠藤政樹

【フリーライター】遠藤政樹

映画やドラマ、アニメにマンガ、ゲーム、音楽などエンタメを中心にインタビューやスチール撮影ありのイベント取材、コラム、レビューを執筆。IT系や企業案件もこなせるフリーの編集・ライター。お仕事も随時、募集中。

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