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ダークファンタジーの代表作! 大人のためのおとぎ話の結末は…? 映画『パンズ・ラビリンス』

パンズ・ラビリンス

(C)2006 ESTUDIOS PICASSO,TEQUILA GANG Y ESPERANTO FILMOJ

『パンズ・ラビリンス』

だから少女は幻想の国で、永遠の幸せを探した。

<あらすじ>
恐怖の政治が国を覆っていたスペインの暗黒時代に、少女オフェリアは生を受けた。優しかった父が死に、身重の母親と二人で直面する現実は目を覆うようなことばかり。新しい父親はまさに独裁のシンボルのような恐ろしい大尉。生まれてくる自分の息子にしか興味を示さず、オフェリアの生きる世界は閉ざされていた。そんなとき、彼女が見つけたのはうす暗い森の中の秘密の入り口。妖精の化身である虫たちに導かれて、迷宮の世界への冒険が始まる…。

大人のためのおとぎ話…?

今回は、ポスタービジュアルもキラキラかわいい大人のためのおとぎ話映画『パンズ・ラビリンス』をご紹介します!
…というのは、この作品の引っかけでポスタービジュアルの美しさとは裏腹になかなかにグロテスクで、子どもの頃に観たらトラウマになること間違いなしの今作をご紹介いたします。

主人公は、本を読むことが大好きなオフェリアという少女。内戦真っ最中のスペインで、再婚をして妊娠中の母親にくっついて戦いの最前線に向かう車の中にいます。
そもそもなんで体調がすぐれない妊娠中の母親が戦場にいるのか? これは再婚した相手である大尉の義理の父が「男児は父親の側で産まなければいけない」という謎理論で連れ回しているのでした。
オフェリアはこの不安定な現実の世界から目を背けるために、本の世界に没頭しています。

冒頭にはこの作品の根本のストーリーとなる、不思議な物語が読まれます。
「昔々、嘘や苦痛のない魔法の国が土の下にありました。その魔法の国のお姫様が人間の世界に興味を持って土の上の世界へ抜け出したところ、陽の光の眩しさに記憶がなくなってしまいそのまま死んでしまいました。魔法の国の住人は、そのお姫様の魂が必ず戻ってくると信じてずっと待ち続けているのでした」

このお姫様の生まれ変わりこそ、オフェリアだったのです。こうして妖精たちに導かれてオフェリアは迷路に迷い込んでいきます…。

(C)2006 ESTUDIOS PICASSO,TEQUILA GANG Y ESPERANTO FILMOJ

主人公の「オフェリア」
(C)2006 ESTUDIOS PICASSO,TEQUILA GANG Y ESPERANTO FILMOJ

魅力あふれるストーリーとキャラクター

今作は以前にも記事を書いた『シェイプ・オブ・ウォーター』や『スケアリーストーリーズ 怖い本』のギレルモ・デル・トロ監督が2006年に製作したものです。

出てくるキャラクターやストーリーラインは、たくさんの神話や童話から着想を得て創り出した監督のオリジナル。土の下の魔法の国へお姫様として戻るために、オフェリアは3つの試練を乗り越える必要があるのでした。 この試練というのが、見た目が完全に悪魔な(山羊の頭に体は人間っぽい)自称妖精のパンの言うことを聞いて進んでいきます。

(C)2006 ESTUDIOS PICASSO,TEQUILA GANG Y ESPERANTO FILMOJ

迷宮の番人「パン」
(C)2006 ESTUDIOS PICASSO,TEQUILA GANG Y ESPERANTO FILMOJ

試練その1は「大木の中の蛙をどかして鍵をとれ」。
食事会のためにとてもステキなドレスと靴をプレゼントされたオフェリアでしたが、この試練のせいでエナメルのかわいいストラップシューズもドレスも泥でぐしゃぐしゃにしてしまいます。もったいないほどにかわいいドレスアップ姿は一瞬なのでぜひ注目してください!
そしてギレルモ・デル・トロ監督といえば、どの作品でも虫注意な場面があるのですが、この大木の中のシーンはかなりのものなので虫が苦手な方はドレス姿を見た後はそっと目を閉じてください…。

(C)2006 ESTUDIOS PICASSO,TEQUILA GANG Y ESPERANTO FILMOJ

(C)2006 ESTUDIOS PICASSO,TEQUILA GANG Y ESPERANTO FILMOJ

続く試練その2は「不思議な生き物がいる部屋のものには触れずに、鍵を使って剣を取れ」。
試練その1で手に入れた鍵を使って剣を取ってくるという、まあまあ易しい試練なのですが…!
ここで出てくるのが今作のアイドル、ペイルマンという怪物です。目が顔ではなく手のひらについている最高のビジュアルで子どもたちを食べるという生き物です。しかしちゃんと言うことを守れば何もしてこないという優しさと、手を開いてキョロキョロする仕草がとてもかわいらしいですね。
試練その2はぜひペイルマンに注目してください!

(C)2006 ESTUDIOS PICASSO,TEQUILA GANG Y ESPERANTO FILMOJ

強烈なインパクトがある「ペイルマン」
(C)2006 ESTUDIOS PICASSO,TEQUILA GANG Y ESPERANTO FILMOJ

現実と妖精の世界を行き来するオフェリアは、果たして3つの試練を乗り越えて魔法の国に戻ることができるのか?最後の最後、ラストシーンまで楽しんでいただけること間違いなしですのでオフェリアの「幸せ」を見守ってください!


パンズ・ラビリンス

(C)2006 ESTUDIOS PICASSO,TEQUILA GANG Y ESPERANTO FILMOJ

パンズ・ラビリンス

製作年:2006年
監督:ギレルモ・デル・トロ
出演者:イバナ・バケロ、セルジ・ロペス、マリベル・ヴェルドゥ ほか

septmersfilms

【Editor】septmersfilms

三度の飯よりホラー好き。ホラーがないと夏が始まらないと思っている。たまにおしゃれ映画・アニメーションも嗜むが、基本的にゾンビ映画をみることで心を癒している。Twitterでは映画以外にも本業のマーケティング関連記事もつぶやきます! ぜひチェックしてください!

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