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あなたの好きな恐怖はどれ? いろんなジャンルのホラー詰め合わせ…映画『鬼談百景』

鬼談百景

(C)2015「鬼談百景」製作委員会

鬼談百景

Jホラーを代表する6人の監督が描く10の恐怖

<あらすじ>
『鬼談百景』(きだんひゃっけい)は、小野不由美が2012年に発表したホラー小説。
『残穢 -住んではいけない部屋-』の前史に当たる作品。いわゆる百物語の体裁を取っており、『残穢』が100話目に当たる。

日本の怪異はゾクっとさせる天才

今回は久しぶりのジャパニーズホラー作品をご紹介していきますが、皆さんは『百物語』って知っていますか? 日本に古くからある怪談を話す集まりのようなもので、100話目を話し終わった時に本物の怪異が現れると言われています。起源は江戸時代にまで遡るらしく、寝ずに番をする人たちが集まっていろんな話を順番にしていたのが始まりとされているようです。実際に100のお話をしない略式版もあり、参加者を4巡して終わりいう方法もあるのだとか。4という数字は「死」、4回は「死界」につながる意味があるとかで、きちんと意味もあります。こういったルールだけでもゾクゾクしてきますよね、日本のホラーのすごいところです。

そんな『百物語』をモチーフにした『鬼談百景』という作品ですが、こちらは『残穢』という映画の前のお話となっており、どちらも小野不由美さん原作の同名小説から制作されています。小説の鬼談百景には99のお話が収められており、『残穢』は100話目にあたります。映画ではこの99のお話から10の物語が抜粋され映像化されており、それぞれキャストから監督までバラバラで構成された珍しいものとなっています。今回はこの中から4つのお話の魅力をお届けします。(4つという数字はたまたまですよ…偶然です。)

追い越し

心霊スポット巡りをする男女4人組はいつも車の中で「さっき幽霊いたかも」「え〜怖い」とワイワイ話しています。特に怖いことがなくても何かあったかもとみんなで話すことで盛り上がるのが心霊スポット巡りの面白さなのかもしれないですね。今日もいつものように何も起こることはなく帰ろうか〜と車で深夜の道を走っていた時のこと。深夜のはずなのに女の人が1人で道を歩いていました。みんながこう思います「こんな時間になんで?」。この台詞、怖い話あるあるですね〜「こんな時間になんで?」「こんなところにどうして?」。ドキドキしながら車で追い越すと…?まさかの初手でコメディ展開ですのでご期待ください。

影男

一つ目の「追い越し」がコメディであれば、これは本格派ホラーです。自宅で昼寝をしているとどこからかドンッドンッと窓に何かが当たる音が聞こえて目を覚まします。音のする方に行ってみると何か黒い影のようなものが窓の外に…。
急に話が変わる上にストーリーとは全く関係ないですが、ジャパニーズホラーの音量設定って難しくないですか?通常の会話シーンはボソボソと話すこともあったりして大きめの音に設定していると、急に幽霊が出てきたり不気味な音楽がかかったりした時に大音量すぎてびっくりしてしまうことが多々あります。なので最近はびっくり対策として邦画であっても日本語字幕を付けて音量は控えめにしてみるようにしています。日本語字幕がない映画もあったりするので、あるとありがたいと感じる今日この頃です。

尾けてくる

このお話がこの映画に入っている中で一番リアルでした。トラウマってこういうことです。
主人公が幼い頃、学校帰りに公園の横を通り過ぎると木の下に棒立ちでこちらを凝視している男の人がいます。ただでさえ不気味なのにその日は強い雨が降っています。なんでこの人、傘さしてないの…? と恐ろしくなり、近くにいる人に「変な人がいるんです」と声をかけることに。その人と一緒に近づいてみると…。
一度何かを見てしまうと頭の中にイメージの刷り込みが行われてしまって、その後何かの拍子にパッと思い出したりすることがあると思います。
その感覚を上手く映像にしているのがこのお話でした。

赤い女

最後はザ・タチ悪い系ホラーのお話。よく怖い話である「聞いたらこの後そいつが来る」やつです。洋画だと『イット・フォローズ』が近いですね、話して人にうつすことができてその人が次のターゲットになるというようなおばけです。
主人公の学校では「赤い女」という存在が噂されていて、学生たちはその女を見つけるとすぐに走って逃げていました。追いかけてくる時のヒールの足音が、このお話を見た後だと怖くなってしまいます。見終わった後に余韻が残る作品は良作です。

と、いうようにこうしたテーマも監督も様々なお話がこれ以外にもたくさん入った今作。
英語の癖が強い先生多かったり、トイレの花子さんルックの女の子がかわいかったり。はたまた本気の田舎奇譚が混ざっていたり。振れ幅がすごい100分となること間違いなしです!
ぜひ、ホラーが好きな方に観ていただきたいおすすめ作品です。
 


鬼談百景

(C)2015「鬼談百景」製作委員会

鬼談百景

製作年:2015年
監督:中村義洋、白石晃士、安里麻里、岩澤宏樹、大畑創、内藤瑛亮
出演者:岡山天音、藤本泉、MORISAKI WIN(森崎ウィン)、吉倉あおい ほか

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【Editor】septmersfilms

三度の飯よりホラー好き。ホラーがないと夏が始まらないと思っている。たまにおしゃれ映画・アニメーションも嗜むが、基本的にゾンビ映画をみることで心を癒している。Twitterでは映画以外にも本業のマーケティング関連記事もつぶやきます! ぜひチェックしてください!

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アーティスト情報

中村義洋

生年月日1970年8月25日(51歳)
星座おとめ座
出生地茨城県

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白石晃士

生年月日1973年6月1日(48歳)
星座ふたご座
出生地福岡県

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