子どもの時に8歳上の兄から延々聴かされたのですが、最初は全然わからなかった。それがだんだん、ずっと聴かされてるうちにやっぱり「なんかこれすごいものなんではないか?」っていうふうに思いだして。非常に密室感のある、プリンスの個人の股の臭いがプンプンする音がポーンと出てくるんです。

作品詳細・レビューを見る

中学の時にヴェルヴェット･アンダーグラウンドに出会うんですが、その先に繋がるのがソニック･ユース。曲の構成がドラマティックなんですよ。エネルギッシュに展開してドコーンと一回暗闇の中に、もしくは水中に潜っていくような。そのドラマティックなところが好きですね。

作品詳細・レビューを見る

私が中学生の時にデビューしたエレファントカシマシ、強烈だったですね。バックの演奏も相当溜めてるんですが、それ以上に溜めまくってるのが宮本浩次さんのヴォーカル。レコードの回転数を間違えたかと思うくらいに。それなのに何か一体感があるというかですね、それがもうインパクトあったですね。

作品詳細・レビューを見る

聴いた印象はすごくポップな印象を受けるんだけども、どっかねじり曲がってるっていうか、ささくれ立ってるというか。佐賀の田園地帯の一軒家の二階でジドーッとしてる高校生の私にとっては非常にウマが合ったんですね。

作品詳細・レビューを見る

NUMBER GIRLを始めたとき、イギリスとかアメリカのバンドの真似的なところから始めて、なんとなくチャランチャランやってたんですね。でもeastern youthを聴いて、やはり声を荒げなきゃいけないって思ったんです。それは日本のラップの言葉の圧力の影響もあります。とにかく「腹から声出さないかんな」っつって。

作品詳細・レビューを見る