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ザラ・ラーソン、いよいよ日本デビュー!【インタビュー】

ザラ・ラーソン

テレビのオーディション番組でセリーヌ・ディオンの名曲「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」を完璧に歌いこなし、地元スウェーデンで“天才少女”と絶賛されたのは10歳の時。それから10年近くを経て舞台を世界に移し、新世代のポップスターとして脚光を浴びているのがこのザラ・ラーソンだ。2014年にアルバム『1』でまず国内でデビューした彼女は、シングル「ラッシュ・ライフ」から海外でも続々ヒットを飛ばして存在感をアップ。いよいよ完成した新作『ソー・グッド』で正式に世界デビューを果たす。その主張の強さとジャンルレスな志向はまさにイマドキのポップのスタンダード。R&Bにダンスホールに王道のバラードと、国内外から選りすぐったコラボレーターと色とりどりの曲を揃えたが、ザラの武器はやはり、どんなサウンドも自分のスタイルに染め上げる歌声だ。ディープでニュアンスに富んだその本物の歌声を世界に届けた彼女に、子ども時代の体験から『ソー・グッド』の制作過程まで、歩みを振り返ってもらった。

─あなたはそもそもいつ頃から、自分に歌の才能があることを自覚していたんですか?

「そこそこの声の持ち主なんだってことには、ずっと自覚があったの。もちろん両親も褒めてくれた。自分の子どもだからうまいと思ってくれたのかもしれないけど(笑)、その後学校の先生や友達なんかも“君は本当にうまいね”と言ってくれるようになったわ。とにかく幼い頃から歌うのが好きで、ステージに立つのが好きで、みんなを楽しませるのが好きだったのよ」

─どんな音楽を聴いて育ったんですか?

「大勢のディーバの歌を聴いたわ。ホイットニー・ヒューストンやアレサ・フランクリン、エタ・ジェイムズ、セリーヌ・ディオン…。ビッグな歌声の持ち主ってことね。ママが大好きだったの。そしてパパは大のロックファンで、たくさんの音楽を聴いてきたわ」

─では、その中でも目標とするアーティストは誰?

「私の最大のアイドルはビヨンセ。彼女がやること全てを、愛さずにいられないわ。とにかくパーフェクトだと思う。自分が引き連れているダンサーたちよりダンスはうまいし、歌も誰よりもうまいし、ステージに立っている時のカリスマ性と存在感は計り知れない。私が目指しているもの全てを、体現している人なのよ」

─あなたは10歳にしてオーディション番組で優勝したのに、すぐにはデビューできなかったそうですね。

「ええ。10歳の子どもをまともに受け止めてくれるレーベルが見つからなかったの。それで仕方なく学校に戻ったわ。でも、今では待って良かったと思ってる。私はリアルなアーティストとして捉えて欲しかったし、真剣に音楽に取り組みたかったから。10歳の時も真剣だったけど、大人たちに“この10歳の子はいいね”と言ってもらうのは難しいわよね。実際、5年後にデビューした時には、私の音楽はちゃんと評価されたわ」

─自分で曲作りにも関わっていますが、ソングライターとしてあなたが目指すところは?

「曲を書く時の私は“メロディガール”なの。メロディはすごく簡単に思い浮かぶ。そして自分の心にも意識を集中させるのよ。今何を感じているのか、どんなことを体験しているのか、恋をしているのか…。つまり人生そのものがインスピレーションを与えてくれるんだけど、ラブに関する曲が多いわね(笑)」

─そしていよいよ完成した『ソー・グッド』は、初めて全世界でリリースされるアルバムですよね。これまでと意識的に違う部分はありましたか?

「世界デビュー作であることが影響を与えたとは思わないわ。スウェーデンで『1』を発表してから2年が経って、人間としても音楽的にも成長したというだけのこと。だから全てにおいて少し向上しているの。ソングライティングもプロダクションも、歌詞やメロディも。自分の音楽はインターナショナルなものだというヴィジョンを持ち続けてきたし、インターナショナルなアーティストになりたいとずっと思ってきたから」

─どんな作品を目標に掲げていたんですか?

「とにかく、グッドミュージックを作ることに専念したつもりよ。上質の曲を集めることに全力を注いで。色んな要素がミックスされているから、誰でも最低1曲は、お気に入りの曲を見つけられるでしょうね」

─『ソー・グッド』と名付けた理由は?

「私はタイトルに関してはあまりクリエイディブなほうじゃなくて、アルバム制作のプロセスの中で一番難しいように感じるの。“全収録曲をどうしたら1語とか1文で言い表せるというの?”って思ってしまって。でも今回は『ソー・グッド』というタイトルの曲がすでにあって、これなら一目瞭然だと思った。本当にすごくいいアルバムだから『ソー・グッド』にしたのよ」

─特にオススメの曲はありますか?

「私のお気に入りは『オンリー・ユー』ね。この曲はとてもパワフルでエモーショナルで、自分をさらけ出していると思うから。他人に自分のことを打ち明けるのが苦手な人に関する曲だと、私は解釈しているの。それから『メイク・ザット・マネー・ガール』もすごく気に入ってる。これは女の子たちに宛てた曲ね」

─確かに『メイク・ザット・マネー・ガール』は女性を元気づける内容ですが、あなたは普段から女性にまつわる問題について積極的に発言していますよね。

「そうね。アーティストとしてそういうことをする必要はないと思うけど、個人としてやりたいのよ。アーティストの役目は人々をエンターテインすることであって、音楽だけをやればいい。でも音楽を通じて私を支持してくれている人が大勢いるし、だったら両方やってもいいんじゃないかと思ったの。せっかく私は、フェミニズムや女性差別について話すことができる、素晴らしいポジションを与えられているんだから」

─8月にはSUMMER SONIC 2017への出演が控えています。

「今から待ち切れない! 日本のオーディエンスがどんな感じなのかよく知らないの。気に入ったら熱く反応してくれるでしょうけど、とても礼儀正しいという話も聞いていて。でもきっと楽しいと思う。昨年初めて訪れた時はすごく楽しかったし、本当に大好きな国だから、日本に行けるというだけで光栄なことだわ!」(取材・文:新谷洋子)

ザラ・ラーソン リリース情報

ソー・グッド

DEBUT ALBUM
2017年5月3日発売

SICP-4987 1,800円(税抜)
TSUTAYA 予約/購入特典
B2サイズポスター TSUTAYA Ver.

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ザラ・ラーソン オフィシャルサイト

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