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坂本龍一が弾く美しいピアノの世界『Ryuichi Sakamoto:Playing the Piano 12122020』

Ryuichi Sakamoto:Playing the Piano 12122020

『Ryuichi Sakamoto:Playing the Piano 12122020』待望のリリース

2020年はアーティストたちにとって、自分の表現をどう届けるか大きく考えざるを得ない一年になった。その限られた状況の中でも精力的に活動していたアーティストの一人に、“教授”の愛称でおなじみの坂本龍一は含まれるだろう。

そんな教授が2020年12月12日にその一年を締めくくるにふさわしい集大成の活動を行った。無観客のオンライン・ピアノソロ・コンサート『Ryuichi Sakamoto:Playing the Piano 12122020』である。世界同時配信されつつもアーカイヴ化はされず、その一夜が教授と美しい音楽の時間を共にできる貴重な機会となった。

そしてそのちょうど1年後の2021年12月12日にその音源がパッケージとしてリリースされる。初回生産限定盤には2篇の楽譜も付加された豪華仕様である。

選曲が実にたまらない。この瞬間の教授の良い音楽を詰め込んだ楽曲群で構成されたライヴアルバムになっている。最新オリジナルアルバム『async(2017)』からの「Andata」を皮切りに、「美貌の青空」「青猫のトルソ」「Energy Flow」などピアノ演奏ではおなじみの選曲で惹きつけつつ、「戦場のメリークリスマス」「ラスト・エンペラー」など映画音楽も網羅したベストアルバムの如きセットリストである。さらに無印良品のキャンペーン音楽として話題をさらった「MUJI2020」が演奏され大いに盛り上がった(ちなみに収録される2篇の楽譜はこの「MUJI2020」と「Aqua」、ピアノ弾きは絶対注目だ)。

聴いたことのあるメロディー、聴きなじんだ名曲、それが美しいピアノで紡がれる至高の逸品である。


Ryuichi Sakamoto:Playing the Piano 12122020

2021年12月12日(日)発売

Ryuichi Sakamoto:Playing the Piano 12122020

初回限定盤:6,600円(税込)/通常盤:3,300円(税込)


あわせて聴きたい「Playing the Piano」たち

「Playing the Piano」と銘打ってピアノ演奏ライヴを数多く行ってきた教授。
ピアノをメインに据えたアルバムも数多ありいずれも間違いない内容である。
演奏の違いを楽しむもよし、教授のピアノに溺れるもよし。
その中でもあわせて聴いてもらいたいアルバムを4枚ご紹介する。

playing the piano usa 2010 / korea 2011 - ustream viewers selection -

個人的には数ある「Playing the Piano」シリーズの中でも、もっとも聴きやすくまとまった作品だと感じている。2010年のアメリカ、2011年韓国ソウルでの演奏の中からファンが選んだベストテイク集。定番曲の楽曲はほぼ網羅されているが、YMOの「HAPPY END」やピアノとラップの二重奏となった「undercooled」も聴ける素晴らしい盤だ。

playing the piano usa 2010 / korea 2011 - ustream viewers selection -

2011年12月14日発売

playing the piano usa 2010 / korea 2011 - ustream viewers selection -

グレン・グールド・ギャザリング

教授が敬愛してやまないグレン・グールドの生誕85周年を記念して企画されたトリビュートコンサートを収めたライヴ・アルバム。このコンサートには教授と親交も深いAlva Notoやクリスチャン・フェネスに加え、マルチな活動で知られるピアニスト:フランチェスコ・トリスターノらも名を連ねた。「async」から「Andata」のほか、グールドが愛奏したバッハ作品を弾く教授が楽しめる。

グレン・グールド・ギャザリング

2018年9月26日発売

グレン・グールド・ギャザリング

BTTB

坂本龍一のピアノと言ったらこの一枚。初のピアノソロアルバムとしてリリースされ、翌年にリリースされた「ウラBTTB」と共に不朽の名盤に数えられる。2018年にリリースされた「20th Anniversary Edition」は、「ウラBTTB」収録の「Energy Flow」やインターナショナル盤収録の「reversing」なども収められた完全盤。

BTTB -20th Anniversary Edition-

2018年9月26日発売(再発売)

BTTB -20th Anniversary Edition-

Coda

元祖Playing the Pianoと言えばこれなのではと思うのが、このCoda。教授の人気・知名度を確固たるものにした「戦場のメリークリスマス」サウンドトラックをピアノで弾いたアルバム。アコースティック化するとこうも様相が一変するのかと驚かされるので、オリジナルの「戦メリ」アルバムとも比較して聴いてみたい。

“たにぱみゅ/板谷祐輝

たにぱみゅ/板谷祐輝

好きな音楽はクラシック、現代音楽、アンビエント、欅坂46/櫻坂46。趣味は作曲、ピアノ、クラリネット、ガンダム。大学で作曲・音響デザインを専攻し、仕事の傍らピアノ演奏・劇伴作曲を行なっています。ピアノソナタ至上主義で、さまざまな作曲家のピアノソナタを漁るのも趣味です。

執筆記事一覧 Twitter(@yuki_yiu)

アーティスト情報

坂本龍一

生年月日1952年1月17日(70歳)
星座やぎ座
出生地東京都中野区

坂本龍一の関連作品一覧

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