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「TSUTAYA冬のセレクション100」山田杏奈さん インタビュー

山田杏奈

【山田杏奈 プロフィール】
女優。2001年埼玉県生まれ。『小さな恋のうた』('19)、『名も無き世界のエンドロール』('21)、主演作『樹海村』('21)など。主演映画『ジオラマボーイ・パノラマガール』が公開中。

いまだからこそオススメしたい、様々な視点を楽しめる映画&ドラマ

TSUTAYAの商品ラインナップの中から、オススメ作品を選んでもらう「TSUTAYA冬のセレクション100」。今回は、女優・山田杏奈さんにイチオシの映画とドラマをピックアップしていただきました。

山田さんが推すのは、映画『わたしは、ダニエル・ブレイク』『ナイト・オン・ザ・プラネット』、ドラマ「THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから」の3作品。

それぞれの作品にまつわるエピソードや魅力、最新出演ドラマ『荒ぶる季節の乙女どもよ。』のお話まで、山田さんの感性が感じられる言葉の数々を、お楽しみください。

――今回挙げていただいた3作品、映画&ドラマ通ならではのセレクトですね。

いまこの時期だからオススメしたい作品って何だろうな……と考えていて、色々な方が観られて、かつ様々な見方ができるものがいいんじゃないかなと思ったんです。

そこで、それぞれの登場人物の視点が交錯する群像劇を選びました。

――その視点は、主演ドラマ「荒ぶる季節の乙女どもよ。」にも通じますね。では最初に、『わたしは、ダニエル・ブレイク』について教えてください。この作品のどんなところが好きですか?

わたしは、ダニエル・ブレイク

わたしは、ダニエル・ブレイク

生きていて融通の利かない部分や、どうしようもなさを描いているところですね。守るべきルールが数多くあって、難しさを感じながら生きていく――この作品を観ていて、「社会がそこにある」と感じられたんです。

――主人公に共感するというより、もう少し引いた目線でご覧になったのでしょうか。

両方かもしれません。『わたしは、ダニエル・ブレイク』って、主人公に共感することも、社会や制度側から観て「そううまくはいかないよ」と感じることもできると思うんです。そして、その二つが混ざり合った世界があるという感覚ですね。

――なるほど、鋭い視点ですね。では、『わたしは、ダニエル・ブレイク』をまだご覧になっていない人にオススメするなら、どんな言葉をかけますか?

こんな時代になって、みんな「自分が何を大事にしたいのか」考える時間が、少なからず増えたかと思うんです。「こうあるべき」と一方的に主張を押し付けず、様々な見方をさせてくれる本作は、自然とその問いに向き合わせてくれるはずです。

――ありがとうございます。では続いて、『ナイト・オン・ザ・プラネット』について。日本でも人気が高いジム・ジャームッシュ作品ですね。

ナイト・オン・ザ・プラネット

ナイト・オン・ザ・プラネット

映画を観よう! と思っていた時期があって、そのときに出会った作品ですね。小説にしろ、オムニバス的な作品が結構好きで、『ナイト・オン・ザ・プラネット』は様々な街の人間模様が観られるところが気に入っています。

それぞれの場所で時が動いていく、という見せ方や、淡々とした空気感も好きですね。何か大きなことが起こるわけじゃないけど、今この瞬間も世界では色々な人が生きているんだ、と感じられます。

――山田さんのお話を伺ってきて、役者目線というよりもう少し俯瞰した、演出的な部分から作品をご覧になっているのが面白いなと思いました。

日本の作品だったら、もう少し演技に寄って観ちゃうかもしれないですね。ただ、邦画・洋画に限らず、なるべく全体的に観るようにはしています。

監督はこういうのが撮りたくて、そこで役者はこういうお芝居を渡して……という“現場”のことを考えながら観ていますね。

――3本目は、ドラマ「THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから」です。本作は最初に本国のアメリカで火がついて、日本の海外ドラマ好きにも広まった、という流れかと思いますが、作品との出会いやオススメポイントを教えてください。

THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから

THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから

配信サービスやレンタル店などで「いまの自分に合う作品はないかな」と常に探しているのですが、その中で興味を惹かれて観てみたら、ハマったドラマです。

ドラマなので長い作品ではあるんですが、色々な人が子どもから大人になり、親になるという人生を丸ごと、かつ複数の視点で見せてくれる部分が好きですね。それぞれの生い立ちや、誰に何を言われたかといったことが、後々の展開にどんどん絡んでくる、というところも面白いです。

ちなみに、私は三兄弟の一人ランダル・ピアソンが、感情移入しやすいキャラクターで好きです。

――能動的に作品を探されている山田さんならではの、「自分にぴったりハマる作品の探し方」があれば、ぜひ教えてください。

そうですね……たとえば「この監督の作品が好き」だと思ったら、そこからたどっていくのが一番だとは思います。ただやっぱり、ちょっとでも興味を持ったら観ますね。その結果、最終的に「ハマらなかった……」ということはありますが(笑)、それもタイミングが合わなかっただけかなとは思いますし。

――いま、山田さんのオススメの映画監督はいらっしゃいますか?

最近だと、グザヴィエ・ドランが好きで、過去の作品をたどって観ていますね。若い方ならではの視点もすごく面白いです。

ちなみに、『わたしは、ダニエル・ブレイク』は、「ケン・ローチ監督がいいよ」と教えていただいて、観ました。そういったように、自分だけじゃなくて他の方に「面白い作品ある?」って聞くこともあります。

――では最後に、主演ドラマ「荒ぶる季節の乙女どもよ。」についても教えてください。ずばり、本作の魅力とは?

漫画版も面白いのですが、実写版には、生身の人間が演じるからこその“新しさ”があると思います。いままで届かなかった層にも届くんじゃないかなとは感じていますね。

文芸部を演じた5人は本当に仲が良くて、演じていて楽しかったですし、後から完成したものを観て「自分が出ていないシーンは、こうなったんだ! みんなこんなお芝居するんだ」と刺激を受けています。

――今回は常に新鮮なリアクションが求められる役どころだと思いますし、山田さんはこれまで出演されてきた作品でも、演技力が必要な役柄をこなしてきたように感じています。いま現在の役者としての目標は、どんなものですか?

私の中では、それぞれの役に特別な違いはないんです。「アクションをやらなくちゃいけない」とか、「こういう専門的なことを覚えないといけない」という大変さは今後もあるかと思いますが、いままでの役は「これは難しかった!」というよりも、全部必死に演じてきました(笑)。

これからも構えずに、自分と共感できるところを見つけて、一生懸命演じていきたいと思っています。

山田杏奈さんおすすめ作品

映画『わたしは、ダニエル・ブレイク』

映画『わたしは、ダニエル・ブレイク』

社会派の名匠ケン・ローチ監督が、実直に生きてきた大工職人を主人公に、格差と分断が進む世の中で切り捨てられようとしている社会的弱者の心の叫びを代弁した感動のヒューマン・ドラマ。カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作。主演は映画初出演の英国の人気コメディアン、デイヴ・ジョーンズ。

映画『ナイト・オン・ザ・プラネット』

映画『ナイト・オン・ザ・プラネット』

世界の5つの都市の、5人のタクシー・ドライバーが同じ夜に体験した物語を交差させ、連続させたジム・ジャームッシュならではのユニークな作品。国際的な豪華キャストが登場し、それぞれがコミカルな人間模様を織りなしている。

ドラマ『THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから』

ドラマ『THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから』

イケメン俳優に肥満女性、エリートビジネスマンという、状況も性格も異なるアラフォー男女3人が、大切なものを失い、問題に直面しながらも人生の素晴らしさを体現する。マイロ・ヴィンティミリア主演の感動ドラマ。

山田杏奈さん出演作

ドラマ『荒ぶる季節の乙女どもよ。』
全話イッキ見できるのはTSUTAYAブレミアムだけ!※2020年12月1日時点

TSUTAYA特集サイト

出演/山田杏奈、玉城ティナ、井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.)、古川雄輝
監督/酒井麻衣、井樫彩、水波圭太

2021年1月22日(金) DVD発売・TSUTAYA先行レンタル開始

TSUTAYA冬のセレクション100

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アーティスト情報

ケン・ローチ

生年月日1936年6月17日(84歳)
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