TVドラマ『アカギ』赤木しげる役・本郷奏多インタビュー

アニメ化、OV化もされた福本伸行の麻雀コミックの金字塔『アカギ 闇に降り立った天才』を、BSスカパー!の連続ドラマとして実写化。早くもTSUTAYAのレンタルに登場する。著者の作品が大好きだったという主演の本郷奏多が、作品を語り尽くす!

本郷奏多

原作は麻雀を知るきっかけになった大好きなマンガ

福本伸行先生の作品はもともと大好きで、中学生の頃からほとんどの作品を読んでいます。僕は日頃から麻雀をよく打つのですが、麻雀を始めるきっかけになったのも福本さんのマンガ。ウソのような話ですが『アカギ 闇に降り立った天才』を味わい尽くしたくて、その前段階としてルールを覚えるためにTVゲームの麻雀で勉強を始めたんです。そんな経緯があっただけに、今回のオファーはとにかく驚きでした。

僕はコミック原作の作品に出演することが多く、日常的にマンガを読んでいても『この役は実写化したら僕に合いそうだな』なんて想像したりもするんですけど、アカギに関しては全然考えていませんでした。福本先生の描くキャラクターは独特ですし、自分でも似ているとは到底思えません(笑)。しかもアカギはめちゃくちゃカリスマ性のあるキャラクターなので、演じるにしてもなかなか僕のほうに歩み寄ってくれそうにない。役によっては自分から寄せにいくこともあるんですが、今回はそれも難しいので、僕とアカギの中間地点にバランスよく着地させようとしました。ただ、役に寄せる作業としては、やっぱりアカギといえばあのビジュアルはほしかったので、自分の髪を脱色したのは大きかったですね。ブリーチがあんなにヒリヒリするものだとは知りませんでしたが(笑)。また、僕の中にあるアカギの“牌さばき”のイメージは、スマートで無駄がないというもの。牌の扱い方でちょっとでもまごついたりしないよう、手もとを見ずに、なおかつ芝居でそれを表現するのはかなり苦労しました。

この作品は基本的にワンシチュエーションで麻雀対決が進んでいくドラマで、完成するまではどんな仕上がりになるのか想像できませんでした。でも、でき上がった作品を観ると、監督やスタッフがさまざまな工夫を凝らし、さらにCGも駆使してわかりやすく、飽きさせない作りになっていました。実際、僕の周りでも『麻雀のルールはわからないけど面白かった』と言ってくれる人がたくさんいます。個人的に役得だったのは、作品を通じて福本先生と知り合い、一緒に麻雀まで囲ませていただいたこと! そして何よりうれしかったのは、福本先生がこのドラマ化を非常に喜んでくださったことです。僕自身にとっても、自信を持ってオススメできる作品になりました。

◆PROFILE

本郷奏多/'90年宮城県生まれ。'02年に映画『リターナー』で俳優デビューし、その後、映画やTVドラマなど多数の作品に出演。近作はTVドラマ『ちゃんぽん食べたか』('15)や映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』2部作('15)、『シネマの天使』('15)など。

『アカギ Vol.1〜5』(全5巻)

『アカギ Vol.1~5』(全5巻)

2016.1.6 RENTAL(TSUTAYA先行レンタル) 3.2 ON SALE
'15年・日
監督/岩本仁志、久保田充
原作/福本伸行
出演/本郷奏多、津川雅彦、田中要次、神保悟志、郭智博
【セル】19,000円(税抜/BOX)

(C)福本伸行/竹書房 (C)2015スカパー!

(取材・文:佐々木優)

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