No.10『連続ドラマW 闇の伴走者』【超・時短ナビ:TSUTAYAプレミアムでドラマ沼】

連続ドラマW 闇の伴走者

『TSUTAYAプレミアムでドラマ沼』は、定額サービス『TSUTAYAプレミアム』を活用し、どんな連続ドラマでも「第1話」「中盤話」「最終話」の3話分のみ鑑賞。そして3つの「決め手」「感想」「★付け評価」とともにざっくり紹介していく、“超・時短ナビ”である(※最終回を含むため、紹介上、ある程度のネタバレに触れざるを得ないためご注意を)。

今回選んだタイトル『連続ドラマW 闇の伴走者』

先日発表された、近未来を舞台に人間とAIの結婚生活を描く原田まりるの小説「ぴぷる」がドラマ化され、声優の梶裕貴が連ドラ初主演を務めるという話題が気になり、同じWOWOWドラマつながりで今作をチョイス。

『連続ドラマW 闇の伴走者』を選んだ3つの決め手

決め手その1『WOWOWドラマ』

WOWOWドラマといえば、地上波では扱いにくい、放送しにくいようなテーマも扱えるという大きなメリットが。そのため社会派や重厚なテイストの作品も多く、ドラマ好きな大人の要望にも十二分の応えてくれる。

決め手その2『クライムサスペンス』

マンガ界の巨匠が遺した未発表原稿をネタに、迷宮入り事件の真犯人に迫る展開は、なかなかに奇想天外。謎に挑む“探偵”役も元警察官で出版業界メインの調査員と偏屈だが奇才のマンガ編集者と、ワクワク設定だ。

決め手その3『マンガネタ』

マンガを題材に物語が進行していくようなので、随所にさまざまなマンガネタが盛り込まれているよう。事件の本筋と謎の解明に、どうマンガが絡んでくるのだろうか。見たことないドラマに期待したい。

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『連続ドラマW 闇の伴走者』3話分の感想

第1話「バディ結成までの流れ&マンガを推理に絡めた展開に一気に没入」

基本設定として、あらゆるものが異なる2人が、ひょんなことからバディーを組んで事件解明に当たる。ここまでは、よくある話しなのだが、そもそもの発端は大物マンガ家が遺した未発表の作品(画稿)なので、きっかけからして興味がそそられる。

そして“マンガ音痴”な水野優希(松下奈緒)が、現在はフリーランスの敏腕編集者で・醍醐真司(古田新太)と出会い、マンガの謎に迫っていく。創作過程と事件推理を合わせ技で見せてくるのは、斬新で面白い。

さらにマンガネタは道具にまで及び、そんな豆知識から事態が進展していくのも他に類を見ない。普通の推理ものを見慣れている人でも、王道と変化球を融合させた作風は一見の価値あり。

中盤話(第3話)「至るところに張り巡らされた伏線の行方に興味津々」

第1話でも、過去・回想パートで登場していた少年。彼が事件の鍵を解くキーパーソンなのには間違いなのだが…。そして1話の最後に存在がほのめかされていた「漫画編集者」という存在も気になるところ。ここまで観る限り、伏線の張り方が実に巧妙だ。

第3話では、なぜ問題となっているマンガが描かれたのかに迫るエピソードが進行。そして、どうして資料庫の棚に置かれていたのかなど、物語の核心へと迫りつつ、外堀を埋めていく作業を、飽きさせることなく魅せてくれる。

そして、事件の何かを知っているだろう要潤扮する小澤に急展開が。過去からやってきたマンガと、現在の新たな事件のつながりがおぼろげに提示され、ますます先が気になる!

最終回「灯台下暗しながら衝撃の仕掛けと全編通しての斬新さに拍手」

事件は一定の解決をみたが、優希と醍醐は調査を続行。たしかにスッキリしないポイントがいくつかある。初回&中盤話だけでもそう感じさせる今作は、現在と過去をサンドイッチするような構成でありながら分かりにくさや複雑さがなく、素晴らしい。こうした仕掛けにもミスリードがあるのではと考えると、一瞬たりとも目が離せない。

そして、最後にして最大級のマンガ、いや出版ネタがぶっ込まれる。画稿の意味や見え方が変わるのだが、ちょっとずるい気も。ただ仕掛けへのヒントは第1話で提示されていた。登場人物と同じく、見逃していたのだ。うまい!

最後は好みの分かれる展開だったが、マンガを題材にした今作にはふさわしいラストだったのでは。

『連続ドラマW 闇の伴走者』の3項目★付け評価

★は最大5点

・斬新さ:★5/マンガを題材に、映像の見せ方や伏線、謎解き、あらゆるものが新しい。アイデアと吸引力が光っていた。
・掛け合い:★4/バディものには欠かせない掛け合いも◎。優等生感ある松下奈緒と、奇人が似合う古田新太。クセになる。
・小道具:4/劇中に登場する未発表作品は田中圭一が、さらに別作品は伊藤潤二が担当。小道具に全力なのも好印象だ。

『連続ドラマW 闇の伴走者』について

【製作年】2015年
【出演者】松下奈緒、古田新太、田中哲司、要潤、藤井美菜、温水洋一、野間口徹、前野朋哉 ほか
【あらすじ・みどころ】長崎尚志の小説をを松下奈緒と古田新太の顔合わせで映像化したWOWOWドラマ。巨匠漫画家が遺した未発表原稿から推測し、迷宮入り事件の真犯人をあぶり出していく奇想天外なクライム・ミステリー。

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