No.36『連続ドラマW アキラとあきら』【超・時短ナビ:TSUTAYAプレミアムでドラマ沼】

連続ドラマW アキラとあきら

『TSUTAYAプレミアムでドラマ沼』は、定額サービス『TSUTAYAプレミアム』を活用し、どんな連続ドラマでも「第1話」「中盤話」「最終話」の3話分のみ鑑賞。そして3つの「決め手」「感想」「★付け評価」とともにざっくり紹介していく、“超・時短ナビ”である(※最終回を含むため、紹介上、ある程度のネタバレに触れざるを得ないためご注意を)。

今回選んだタイトル『連続ドラマW アキラとあきら』

今回は、昨日観た映画『AKIRA/アキラ』からの“名前”つながりで、こちらをチョイス。

『連続ドラマW アキラとあきら』を選んだ3つの決め手

決め手その1『池井戸潤原作』

今作は『半沢直樹』『下町ロケット』『ノーサイド・ゲーム』『空飛ぶタイヤ』など、数々の映像化作品を持つ池井戸潤の同名小説が原作。骨太な物語に、どこまでも嫌なヤツやとことん熱い者まで多彩なキャラも魅力だ。

決め手その2『境遇が相反する2人の男』

大企業の御曹司として生きてきたエリート・階堂彬(向井理)と、父の会社の倒産や夜逃げなど過酷な人生を歩んできた山崎瑛(斎藤工)。宿命にあらがう彬と自ら人生を切り開いてきた瑛の交錯を描く物語が楽しみ。

決め手その3『大河ドラマ的なノリ』

バブル期を背景に、大手銀行で出会った2人の男が、激動と混迷の時代を乗りきっていく姿を描くドラマは、まるで大河ドラマのような壮大さ。そこに池井戸作品ならではのスリリングさも加わり、大いに盛り上がりそう。

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『連続ドラマW アキラとあきら』3話分の感想

第1話「対照的な彬と瑛。伝えるべき情報量を演技と演出でスマートに描写」

冒頭から2人のあきらによる“対決シーン”が展開し、静けさの中にも“嵐”の予感をひしひしと漂わす上々の滑り出し。そこから時間軸を戻して、彬と瑛、それぞれの子供時代を描くことで、互いの立ち位置を明確にしていく流れは、観ていてわかりやすくスムーズに世界へと没入できる。

さらに実は彬と瑛の2人は子供時代に偶然だが出会っているというエピソードが心憎い。中心人物たちの行く末についての想像がかき立てられる演出はお見事だ。

また小泉孝太郎や石丸幹二、木下ほうか、堀部圭亮、松重豊ら渋めの本格派をそろえているのも、雰囲気とマッチ。バブル当時の銀行内部の状況も垣間見られるのも興味深い。

中盤話(第5話)「つかず離れずの中、認め合い連携する姿が熱い」

冒頭で互いに北村亜衣(田中麗奈)が知り合いであることに気づくのだが、亜衣を通しても2人の対比をうまく描くあたりも、良作のニオイが漂う。ご都合…的な感もなきしにもあらずだが、キャラクターの視点を通して描くという手法には好感が持てる。

今話は彬と瑛の“連携”とも呼ぶべき展開に爽快感が。瑛は繊維会社社長(小市慢太郎)からの追加融資の稟議が通らないことに悩むのだが、あることをきっかけに彬と協力…という展開は胸アツだ。

そんな彬だが晋(木下)と崇(堀部)という2人の叔父の行動に振り回される。叔父たちの強気なスタンスはバブルのなせる技だなと思いつつ、人の胸の内には何があるかはわからないことを改めて実感した。

最終回「人間ドラマとしても職業ドラマとしても重厚感ある秀逸なエンタメ作」

父の会社を継ぎ社長になっていた彬。叔父の晋らの事業失敗の影響を受けピンチに陥るなど、次から次へと事態が急変。鍵を握っていそうな大日ビール企画戦略担当・沢渡を演じる上川隆也の存在感が光る。

そして瑛が書く“最終稟議”と彬の決断。いずれにしても、銀行の多面的な業務にスポットを当てた物語は見応え抜群で、それを2人のあきらという人物を通して見せることで物語にもグッと入り込みやすかった。

“悪人”たちの描き方が少しストレート過ぎて、他の池井戸作品に比べるとキャラが薄めだが、その分、彬と瑛の魅力が存分に描かれている。時間軸含めた秀逸な構成と2人の人生を大河的に追った、実にドラマらしい作品だった。

『連続ドラマW アキラとあきら』の3項目★付け評価

★は最大5点

・2人の男の人生:★5/わかりやすい対比と見せかけて、その実、深みがかなりある人物描写は、エンタメとして完成度が高い。
・ボリューム:★4.5/ならではの物語とキャラクターという“池井戸イズム”がそこかしこに散りばめられ、全9話でじっくり味わえたのもいい。
・構成:★4/人物からの視点を軸として、過去と未来をタイミングよく切り替えて進行する物語は、感情移入しやすかった。

『連続ドラマW アキラとあきら』について

【製作年】2018年
【出演者】向井理、斎藤工、小泉孝太郎、田中麗奈、賀来賢人、木下ほうか、堀部圭亮、松重豊 ほか
【あらすじ・みどころ】ベストセラー作家・池井戸潤の小説を向井理×斎藤工のW主演で実写化、天才二人の“宿命”を描く、WOWOW放送のヒューマン・ドラマ。バブル経済とその崩壊、激動の時代を背景に、“アキラとあきら”の物語が展開していく。

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